厳選グレードアップかき氷！並んででも食べたい東京のかき氷店10選

夏の定番といえばかき氷ですよね。東京でも昔からかき氷は庶民の味として親しまれてきましたが、ここ数年のブームにより氷そのものの品質や削りかた、変わった味や見た目の美しいものなど、今や東京のかき氷はおしゃれなデザートに進化しています。それにより行列のできる人気店も増えています。今年もますますグレードアップされた東京のかき氷のお店を厳選してご紹介します。

上質な大人の空間で贅沢にいただくかき氷「廚otonaくろぎ」

上野parco_ya内にできたお店は、「大人が嗜む甘味」をコンセプトに、お酒を使った甘味を味わえたり、夜はバーとしても利用できる大人のための空間。店内もシックな造りになっています。そこでいただくかき氷は割烹店が営む和菓子屋系なので上質な味わいが楽しめます。また出てきたときの大きさに驚くかも知れませんが、ふわっとした舌触りの良い氷に濃厚なソースがかかっているため、案外スムーズに食べられそうですよ。食べていくと複雑な味のハーモニーに驚きつつも楽しめるかき氷を贅沢に楽しんでみませんか？

ひと味違うふわふわ感！巣鴨の名店「かき氷工房雪華」

巣鴨の「かき氷工房雪菓」は日光の天然水を使った、ふわふわな削り感がこれまでのかき氷と違うと評判の常に行列のできる名店です。日々新作を開発しているという手作りシロップと果実の自然な甘みが絶品なラインナップで、写真の安納芋もまろやかな風味と黒蜜の甘味が絶妙な風合いを出しています。限定メニューもあるので事前チェックを忘れずに。メディアでも何度も紹介されている人気店なので並ぶこと必至ですが、今年の夏はぜひ！雪華さんのかき氷にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

パンケーキの人気店がかき氷を始めました！「ParlorVinefru銀座」

2019年1月にオープンした、個性的なパンケーキとフルーツビネガーで有名なお店ですが、夏に向けてかき氷も始めています。最初は4種でしたが、種類が増えているそうですよ。ボリュームはあるけどすいすい食べられちゃう氷とソースのバランスを考えたメニューになっています。チョコミントやたまご氷などパンケーキに負けない個性派揃いのかき氷たちですよね。店内はこじんまりとして、おひとり様でも入りやすい造りになっているので、思い立ったらぜひ行ってみたいお店ですね！

目でも楽しめる、アーティスティックなかき氷「いちょうの木」

品川の個性派人気店「いちょうの木」。常に行列のできる人気店です。落ち着いた年季のあるカフェという雰囲気の店内ですが、かき氷は常に超個性派！どれもフォトジェニックでオリジナリティがあふれるかき氷です。メニューは通年ですが、その季節ごとに限定ものがあり、旬なフルーツや食材を使って仕上げています。味だけでなく、アートなかき氷を楽しみたいなら、ぜひ行ってみてください！

四代目徳次郎の天然氷が今年も限定で登場！「アコメヤトウキョウ」

日光にある蔵元「四代目 徳次郎」の天然氷を使用したかき氷が今年も限定で登場！そのふんわりとした食感と滑らかな口どけは、豊かな自然が育んだ天然水と昔ながらの製法で造られた天然氷ならではの特別感があります。メニューは2種。まず「選べるシロップ カキ氷」は、抹茶、金時、いちご、柚子、梅のシロップの中から2つ選ぶと氷とは別に添えられてくるので、自分で少しずつかけて味を楽しみます。また写真の「白玉黒蜜きなこカキ氷」は、もちもちの白玉と濃厚な黒蜜、京都のきな粉を使用した、これもまた氷を引き立てる上質な味となっています。仕入れた氷が無くなり次第終了なので、お早目にどうぞ！

インスタ映えまちがいなし！かわいくて美味しい「ぱくぱくくもくま堂」

くまの形がとっても可愛いと評判の「ぱくぱくくもくま堂」のかき氷は色々なフレーバーがあり迷うほどです。耳の部分はカラメル風味なビスケット、目や口は小豆でかたどっています。写真は「黒糖味噌くりぃむくまさん」まったりしたお味が人気の品です。店内はいつ行っても心地よくかき氷を食べられるように、室温が調節されていますので夜涼しい時間でも美味しく食べられるのが嬉しいですね。また満席の場合は予約をとり、指定の時間に再び行けばいいようにもなっています。近隣のお店を巡って時間を潰すのもいいでしょう。定休日が変わったり、氷のラインナップも日によって違ったりするので事前にSNSでチェックしてから訪れるのがよさそうです。

トップクラスの人気店「和kitchenかんな」濃厚紫いも牛乳

テレビで紹介されたこともあり、都内でもトップクラスの人気を誇るお店です。ここは夏だけじゃなく通年かき氷を出していて、日光の天然氷使用でいろんなお味が楽しめる、かき氷ファンじゃなくてもぜひ訪れてみたい店ですが、並ぶのがどうも･･･という方にも、夏場は予約台帳に記入すれば列から離れてもOKのようです。写真は人気のメニュー「濃厚紫いも牛乳」。名前のとおり紫いもの色合いと濃厚な味わいが美味しい一品です。他にもオリジナルソースがたくさんあり、食べ進めるといろんな味わいが楽しめる、芸術的なかき氷をぜひ今年の夏はチャレンジしてください！

かき氷を炎が包む？カフェルミエールの「焼き氷」

吉祥寺にあるお洒落な隠れ家風カフェ。ここで提供される氷は、柔らかめに削った氷をメレンゲで包み、ラム酒で目の前でフランベしてくれるエンターティメントなかき氷です。青白い炎がかき氷を包むというなんとも幻想的な光景を目の当たりにしていただくかき氷はまた格別。ラム酒の芳醇な香りとともに溶ける氷をお楽しみください。

居酒屋が提供するかき氷！南アルプスの天然氷を使用「塩キャラメルバナナ氷」

おでんの美味しい地元の居酒屋「めがね庵」では、夏期午後にかき氷を提供しています。お値段をプラスすれば南アルプスの天然氷蔵元「八義の氷」を使ったふわシャリかき氷に変えられます。写真は、最近人気の「塩キャラメルバナナ氷」で、甘じょっぱさがクセになりますよ。また、京都宇治の抹茶や宮古島の黒糖を使っているなど味にもこだわりを感じさせます。旬の果物をふんだんに使用したメニューも出ていますので、町田へ行かれたらぜひ食べてみてくださいね。

鯛焼き屋さんならでは、餡が美味しい！「よもぎほわいと」

さすが鯛焼き屋さんだけあって、餡の美味しさは別格と評判のお店です。氷はじゃりじゃりせず、ふんわりと丸みを感じるように削ってあり、餡や豆乳などまろやかななお味としっくり合うようになっています。「よもぎほわいと」は豆乳とヨモギのかき氷にきな粉がかけてあり、別でつぶ餡と黒蜜が添えてあります。鯛焼きで有名なお店ですが、かき氷もファンの多いお店です。夏の浅草観光に一息つきたいときにどうぞ。

まとめ

ここでご紹介したお店はいずれも行列ができるような名店ばかりですが、10選では紹介しきれないほど、東京にはまだまだたくさんの個性的なかき氷の店があります。すでにブームではなく新しい定番となった感がありますが、東京のかき氷は、さらに進化し続け、新しい味を追求していくことでしょう。今年のフレーバーは何が来るんだろう？･･と期待しながらぜひ東京のかき氷を食べ歩いてみてくださいね！