これだけはハズせない!浅草寺の観光で人気のおすすめの見どころ8選!

昔から変わらず東京観光の定番となっている街・浅草。その中でも特に、東京都内最古の寺として知られる浅草寺は、年間3000万人が訪れる浅草観光に欠かせない名所です。東京の新ランドマーク・東京スカイツリーからのアクセスも抜群で、訪日外国人観光客にも高い人気を誇っています。今回は、そんな浅草寺の魅力や見どころをたっぷりとご紹介します。

浅草寺ってどんなところ?

浅草寺ってどんなところ?

雷門でお馴染みの東京の下町・浅草の人気観光スポットである浅草寺は、1400年の歴史を持つ東京都内最古の寺院です。西暦628年に宮戸川(現在の隅田川)で漁をしていたある兄弟の網に、仏像がかかりました。その後、漁師兄弟の主人である土師中知(はじのなかとも)がこの像を拝して出家し、自宅を寺に改めて供養したことが、現在の浅草寺の始まりとなったと伝えられています。

そんな浅草寺は今や東京観光では欠かすことができない人気の名所となり、連日多くの観光客でにぎわう場所となりました。それでは、そんな浅草寺の見どころを順番にご紹介していきます。こちらを参考にして、浅草寺の観光をより一層楽しみましょう!

1. 浅草のシンボル的存在といえば「雷門」

1. 浅草のシンボル的存在といえば「雷門」

浅草寺と言えば、なんといっても有名なのが「雷門」ですね。大きな提灯がぶら下がったとても印象的な雷門は、浅草のシンボルとして古くから親しまれており、観光客の方には定番のフォトスポットとして連日多くの人で賑わいを見せています。こちらの正式名称は「風神雷神門」といいます。門の両側には、風水害や火災からの除難のために風神様と雷神様が祀られています。その迫力に圧倒されること間違いなしです。

また、裏側にも、水をつかさどる龍神、天龍と金龍の像が建っており、こちらも必見の迫力があります。ぜひ雷門の大きな提灯だけに目を奪われることなく、それ以外も含めた全体をじっくりと観察して楽しんでみてくださいね。

2. 大きなわらじが目印の「宝蔵門」

2. 大きなわらじが目印の「宝蔵門」

雷門をくぐり、多くの観光客で賑わう仲見世を抜けると見えてくるのが、浅草寺の宝物を収容している「宝蔵門」です。正面側には仁王尊像、反対側には大きなわらじが祀られています。1648年に徳川家光の寄進により本堂、五重塔とともに建設された「宝蔵門」。1945年の空襲により焼失しましたが、その後再建され、現在の門は、鉄筋コンクリート造の建物となっています。

こちらも浅草寺観光では欠かせないスポットとなっておりますので、ぜひ見に行ってみてくださいね。また、宝蔵門の周辺では、大きなスカイツリーが鑑賞できるのもポイントです。宝蔵門とスカイツリーの貴重なコラボ写真が撮影してみてはいかがでしょうか?

3. ライトアップも素晴らしい「五重塔」

3. ライトアップも素晴らしい「五重塔」

本堂の西南に位置する「五重塔」は、945年に平公雅によって建立されたものです。塔の高さは53.3mもあり、浅草寺の中でも存在感抜群のこの塔は、有名な見どころの1つとして知られています。また、この「五重塔」は単なる塔ではありません。お釈迦様の遺骨を納める墓所であり、仏教寺院に多い仏教建築で仏舎利塔とも呼ばれているんですよ。

なお、仏教の本場・インドはドーム形ですが、大陸を渡り、中国でこのような形に変化したため、日本でも「五重塔」となっているんです。昼間でも十分な存在感と美しさを持つ建物ですが、時間に余裕がある方は、ぜひ日没後にもぜひ立ち寄ってみてください。ライトアップされた五重塔もとても美しく、デートスポットとしても大変おすすめですよ。

4. 健康祈願にもぜひ参拝したい「本堂」

4. 健康祈願にもぜひ参拝したい「本堂」

宝蔵門を通り過ぎると、正面に浅草寺の「本堂」が姿を現します。本堂の手前には、煙をもくもくと上げている香炉がありますので、まずは煙で心を清めるのが定番です。「悪いところに煙をかけると良くなる」とも言われていますので、足や腰など、身体の痛い部分・具合の悪い箇所に煙をあててみてください。きっとご利益があるはずです。

健康祈願の後は、チタン製の瓦屋根の形が独特で美しい本堂へ行ってみましょう!本堂外陣の天井には、龍と天女が描かれています。参拝時には、ぜひそちらにも注目して目をやってみてくださいね。なお、本堂外陣の右端から、ご本尊を祀る内陣に、靴を脱いで上がることができます。誰でも入れますので、せっかく浅草寺に来たのならぜひ上がってお参りしてみてくださいね。

5. 日本人なら誰でも知ってる名曲の「鳩ポッポの歌碑」

5. 日本人なら誰でも知ってる名曲の「鳩ポッポの歌碑」
photo by umekichijan   /   embedded from Instagram

浅草寺の境内の本堂手前の左手にあるのは、「鳩ポッポの歌碑」です。こちらも浅草寺の人気の見どころとして知られています。作詞家の東くめが、浅草寺の境内で鳩と戯れている子供たちをみてこの歌詞を書いたと言われており、日本人なら誰でも一度は聞いたことがある「ぽっぽっぽー鳩ぽっぽー」で有名な文部省唱歌「鳩」の原曲としても知られています。作曲は、「荒城の月」などで有名な作曲家・滝廉太郎。

歌碑に刻まれている歌詞を良く読むと子供が鳩と楽しそうに遊んでいる情景が浮かんでくるかのようですよ。たまに彫刻の上や、彫刻自体に本物の鳩が混じっているのもポイントです。鳩好きの方は、シャッターチャンスをお見逃しのないようにしましょう。きっといい記念の一枚が撮影できるはずですよ。

6. 浅草のグルメ・おみやげ物が集結!「仲見世通り」

6. 浅草のグルメ・おみやげ物が集結!「仲見世通り」

「仲見世通り」は、雷門から浅草寺へと続く長さ約250mの浅草名物の商店街です。通りには伝統工芸品、おみやげ物を取り扱う店が軒を連ねており、訪日外国人観光客にも非常に人気の高いスポットとなっています。道を歩いて気になるお店を覗いて回るだけで、とても楽しめる観光地です。

また、人形焼の元祖「木村家本店」や、江戸時代に実在したきびだんごを再現している「浅草きびだんご あづま」、全国で唯一のアイスもなか専門店「浅草ちょうちんもなか」など、浅草名物のグルメもここで味わうことができます。お値段もリーズナブルですので、色々な味を試してみましょう。なお、仲見世では食べ歩きが禁止されていますので要注意。購入したら、すぐに出来たてをお店の前でいただくようにしてくださいね。

7. なでると病気が治ると言われる「なでぼとけ」

7. なでると病気が治ると言われる「なでぼとけ」
photo by mariko_photos   /   embedded from Instagram

数ある浅草寺の見どころスポットの中でも、穴場スポットとして密かに高い人気を得ているのが、「なでぼとけ」です。なでぼとけは、宝蔵門の左手奥にひっそりと立っている浅草不動尊です。自分の身体で不調を感じている部分がある方は、なでぼとけのそれと同じ場所をなでることで、病気がよくなると言われています。

浅草寺は健康に効くスポットが非常に多いですね。いつ行っても観光客がたくさんいる浅草寺ですが、目立たない場所にあるので、それほど混み合ってもいないのでとてもおすすめですよ。最近健康が気になるという方は、ぜひなでぼとけに訪れてみましょう!これであなたの悩みも解消されるかも!

8. 浅草寺最古の建造物「六角堂」

8. 浅草寺最古の建造物「六角堂」

東京都の最古のお寺の浅草寺。そんな中でも、特に最古の建造物として有名な観光スポットとなっているのが「六角堂」です。なんとその歴史は室町時代にまで遡り、400年以上にも及ぶ歴史を持っています。六角形のとても不思議な形をした建造物で、日本古来から受け継がれてきた歴史や文化を感じることができます。

この六角堂の下には、十一段の石積みをした深さ1.5mほどの井戸状の穴が掘られているんだそうです。せっかく浅草寺に来たのであれば、その最古の建造物もぜひ写真に収めていってくださいね。六角堂は本殿の左手奥にありますので、ぜひ本殿を見学する際に合わせて訪れてみてください。

浅草寺の基本情報

名称:
あさくさかんのん浅草寺

住所:
東京都台東区浅草2-3-1

参拝時間:
[4月〜9月]6:00~17:00
[10月〜3月]6:00~18:30

電話番号:
03-3842-0181

アクセス:
・東武スカイツリーライン 浅草駅より徒歩5分
・東京メトロ銀座線 浅草駅より徒歩5分
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩5分
・都営地下鉄浅草線 浅草駅A4出口より徒歩5分

見どころ満載の浅草寺の観光を楽しみましょう!

いかがでしたでしょうか?東京都の数ある観光地の中でも特に人気の高いスポットだけあって、やはり見どころが満載ですね!雷門で写真撮影をして、仲見世を散策、そして浅草寺の本堂を鑑賞するという、王道ルート。それに加えて、ぜひご紹介したようなポイントを気にしながら回れば、より一層観光を楽しめるはずです。ぜひ見どころ満載の浅草寺の観光を楽しんでいってくださいね!

この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
SeeingJapanの最新情報をお届けします





同じカテゴリの人気記事