東京でも有数のパワースポット！増上寺の魅力を徹底解説！

日本の首都東京。ここは世界中から多くの観光客の方々が訪れています。そんな東京の風景というと、24時間365日眠らない町とのいわれもあるように、近代的な建物や空間が目立ちます。ですが、そんな都心にも日本古来からの歴史をもつ観光スポットもあります。今回はその中の1つである「増上寺」の魅力についてご紹介していきたいと思います！ぜひ興味をもっていただけたらと思います。

東京の都心のど真ん中にある！「増上寺」とは？

新橋や六本木の高層ビルから景色を見渡すと、東京タワーの足元に大きな寺があるのが見えます。これが、増上寺です。増上寺は600年以上の歴史をもつお寺です。江戸時代に日本を治めた徳川家の菩提寺（位牌を祀る寺）としての知名度が高く、今なお国内外を問わず多くの人々がこの地を訪問しています。

増上寺の入口にあたる三解脱門（三門）は江戸時代初期の技術や様式を残す貴重な建造物であると同時に、東日本最大級の大きさを誇る門となっています。国の重要文化財にも指定されており、その美しさや迫力は特に目を惹くと思います。

増上寺の境内に入ってみよう！

増上寺のメインにあたる「大殿」へ続く道は、現世から仏教の世界である「極楽浄土」への道のりを表現しています。三解脱門から大殿までの距離は48間（日本古来の長さの単位。1間約1.8m）とされ、これは阿弥陀仏が立てた誓願「48願」を表現しています。

また大殿に入るには25段の階段を上る必要があり、これは極楽浄土から迎えに来る菩薩の一団である「25菩薩」を表現しています。こうした仏教の世界観を味わえるほか、増上寺は、徳川将軍家墓所や道場などに使われる光摂殿（こうしょうでん）など見どころ満載です。境内をくまなく散策する場合、時間に余裕をもってお越しくださいね！

増上寺はパワースポットとしても有名！

長い歴史を培ってきた増上寺には数多くのパワースポットがあるといわれています。例えば三解脱門を通り抜け、大殿の右手に見える「安国殿」は、天下統一を果たした徳川家康公が信仰していた阿弥陀如来像が祀られていることから、勝利運が上がるといわれています。

さらに安国殿の横にある西向観音やズラッと並ぶお地蔵（千躰子育地蔵尊）には安産や子育てにまつわるご利益があるとされています。また、大殿」にも金色の阿弥陀如来像が祀られていることから、厄除けのご利益があるといわれています。

強いご利益が期待できることからお守りや祈願札も有名です。特に勝負運を上げたい人が購入するケースが多く、勝運のお守りや「勝運黒本尊祈願札」というお札が人気となっています。他にも厄除けや学業成就、健康祈願といった各種のお守りも扱っています。旅行好きな人には、旅行安全や交通安全のお守りもおすすめです。

増上寺ではイベントも楽しめる！

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増上寺では年間を通してさまざまなイベントが実施されます。まずは2月に行われる豆まきです。正式には「節分追儺式」といい、厄を払って福を呼び込むための儀式となっています。つづいて7月に行われる「地蔵尊盆踊り」です。盆踊りとは先祖供養のための日本の伝統的な踊りです。音頭や歌に合わせて輪になって踊る、夏の風物詩となっています。ぜひ一度体験していってほしいおすすめのイベントです。

増上寺のグルメを堪能！

増上寺には芝縁（しえん）と呼ばれる休憩所があり、美味しいランチが食べられることで知られています。芝縁のランチには、日替わり定食や日本蕎麦のメニューがあります。季節に応じた旬の食材を使い、体にやさしい味わいが特徴です。ぜひ、日本のスタンダードな和食を味わってみてはいかがでしょうか。

増上寺はアクセスも抜群！

増上寺はJR山手線や京浜東北線、東京モノレールが停車する浜松町駅からは15分ほどで
行くことができます。地下鉄を利用する場合は、地下鉄の御成門駅や芝公園から徒歩3分、浅草線の大門駅から徒歩5分で行くことが可能です。増上寺は都心にあるため、周辺の観光スポットも充実。浜離宮恩賜庭園や築地市場、スヌーピーミュージアムなどがあります。ぜひ合わせて東京観光を堪能してください！

東京の都心にある歴史的な観光スポット「増上寺」へ行ってみよう！

いかがでしたでしょうか？今回は東京都心にある歴史的な観光スポットの1つ「増上寺」を特集しました。都心ともなると、背の高いビルなど近代的な風景が広がっています。もちろんその景色も東京らしいのですが、実はまた違った一面も併せ持っています。せっかく東京に訪れたのでしたら、ぜひその両面を存分に楽しめる観光プランを作ってくださいね！