福島に来たら食べておきたい!おすすめのご当地グルメ10選

北海道、岩手に次ぐ面積の広さを誇る、東北地方の福島県。磐梯山や猪苗代湖、五色沼といった雄大な自然に囲まれていて、大内宿や鶴ヶ城、あぶくま洞など歴史を感じられるスポットも多くあって旅先としての魅力あふれる場所となっています。さらには、観光スポットだけでなく美味しいご当地グルメもたくさん!ここでは福島でおすすめのご当地グルメとそれを食べられるお店を10選ご紹介します。せっかく福島へ旅行に来たなら、ぜひ福島の美味しいものをたっぷりと味わって帰ってくださいね!

行列必須の大人気店で食べる日本三大ラーメン!「食堂 はせ川」

行列必須の大人気店で食べる日本三大ラーメン!「食堂 はせ川」
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日本のソウルフード、ラーメン。日本全国にはさまざまな特徴のあるご当地ラーメンがありますが、福島県のご当地ラーメンといえば「喜多方ラーメン」です。札幌ラーメンと博多ラーメンに並んで日本三大ラーメンのうちの1つとしても有名ですよね。福島に来たのなら、本場の味を食べないわけには行きませんね!喜多方ラーメンでおすすめなのは、「食堂 はせ川」。喜多方市には歩いているとあちこちにラーメン店があり、その数なんと約120店!その中でもとても人気の高いお店なんです。井戸から汲み上げた地下水で作ったスープは煮干のダシが効いたすっきりとした味わいで、中太のちぢれ麺によく合い絶品です。土日は黒はせ川となり平日とは違ったメニューが食べられます。並んでも食べたい至極の一杯です。

■基本情報
施設名:食堂 はせ川
住所:福島県喜多方市大荒井6
TEL:0241-24-5180
営業時間:11:00~15:00(土日は<黒はせ川>)
定休日:木曜日、第1水曜日
アクセス:喜多方駅から車で5分

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想像以上にラーメンの味!大人気のご当地グルメバーガー「喜多方ラーメンバーガー」

想像以上にラーメンの味!大人気のご当地グルメバーガー「喜多方ラーメンバーガー」
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最初に福島県のご当地ラーメンである喜多方ラーメンをご紹介しましたが、次にご紹介するのは麺を焼き固めバンズにし、間にメンマやナルト、肉などなどの具を挟んだ「喜多方ラーメンバーガー」です。この喜多方ラーメンバーガーが食べられるのは、道の駅喜多の郷にあるレストラン「ふるさと亭」です。表面がカリッと焼かれた麺は、喜多方ラーメンならではのコシと中はもっちりとした食感が楽しめます。麺は喜多方ラーメンらしいあっさりとした味付けで、中の具にはしっかりと味がついているので麺と具を一緒に口に入れるのがベストです!想像以上にしっかりと喜多方ラーメンの味が再現されていて驚かされますよ。

■基本情報
施設名:ふるさと亭
住所:福島県喜多方市松山町鳥見山字三町歩5598-1
TEL:0241-21-1139
営業時間:(9月~5月)10:00~18:00、(6月~8月)10:00~19:00
定休日:年末年始
アクセス:喜多方駅から車で20分

HP:http://www.furusatosinkou.co.jp/restaurant/
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栄養たっぷり!あんこうの旨みがギュッと凝縮された漁師飯「どぶ汁」

栄養たっぷり!あんこうの旨みがギュッと凝縮された漁師飯「どぶ汁」
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「どぶ汁」は、福島県南部から茨城県沿岸部にかけて伝わる郷土料理で、あんこう鍋の元とも言われている料理です。名産のあんこうを船上で食べた猟師料理が始まりで、あん肝を炒った鍋にあんこうとたっぷりの野菜をいれて、身と野菜から水分が出たところに味噌で味を調えたものです。あんこうは冬が旬で、栄養たっぷりの鍋は体の芯からポカポカと温めてくれます。本来、どぶ汁は水を加えないで調理し、水を加えたものはあんこう鍋と呼ばれていますが、最近ではどちらもどぶ汁と呼ぶこともあるようです。そんなどぶ汁をいただくなら、いわき市内にお店を構える「割烹一平」へどうぞ。こちらのお店は新鮮な魚介類が楽しめる割烹料亭です。野菜とあんこうの旨みが凝縮した非常にコクのあるどぶ汁がいただけますよ。毎年だいたい11月〜3月頃に食べられます。冬に福島を訪れる際はぜひどぶ汁を味わってみてください。

■基本情報
施設名:割烹 一平
住所:福島県いわき市小名浜下町75
TEL:0246-54-3311
営業時間:火~土/11:00~20:00、日/11:00~15:00、祝日/11:00~19:00(祝日も15:00で終わる可能性あり)
定休日:毎週月曜日、9月の第1月曜日~3日間、12月30日~1月1日まで
アクセス:泉駅から車で10分

HP:http://www.ippey.com
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会津の伝統料理・正月やお祝い事に必須のお吸い物「こづゆ」

会津の伝統料理・正月やお祝い事に必須のお吸い物「こづゆ」
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「こづゆ」は、福島県の会津に伝わる郷土料理です。交通手段が限られていた時代に、海から遠い内陸部ではなかなか新鮮な海の幸を食べることができなかったため、海の幸を乾物にして内陸まで運んでいました。その乾物を使ったお吸い物がこづゆなのです。乾物のホタテの貝柱から出汁をとり、野菜や豆麩などを入れて煮たものになります。会津では、このこづゆはお正月やお祝い事などで欠かせない料理として受け継がれています。その長い歴史を持つこづゆを食すならば、「料理旅館 田事 」がおすすめです。こちらのお店は、さまざまな福島の郷土料理を食べることができる店で、ご飯もののセットにはこづゆがついてきます。会津伝統の味をぜひ味わってみてください。

■基本情報
施設名:料理旅館 田事
住所:福島県会津若松市城北町5-15
TEL:0242-24-7500
営業時間:11:30~14:00、17:30~21:00
定休日:不定休
アクセス:七日町駅から徒歩7分

HP:http://tagoto-aizu.com/index.php
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ボリュームたっぷり!会津のB級グルメ「ソースカツ丼」

ボリュームたっぷり!会津のB級グルメ「ソースカツ丼」
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福島でカツ丼といえばこれ!「ソースカツ丼」です。ご飯の上にキャベツ、そしてアツアツサクサクなカツに甘めのタレがかかっていて、とってもジューシーで美味しいんです。福島の洋食屋さんには必ずといってもいいほどあり、モリモリとご飯が進む人気メニューですよ。そんな会津の B級名物グルメをいただくなら、「桐」はいかがでしょうか。桐は会津の地で40年も愛されているソースカツ丼と手打ちそばが人気のお店です。お店自慢のオリジナルソースがかかった肉厚なカツが楽しめます。ソースカツ丼の味の決め手となるソースの味は、お店ごとに異なっているとのことなのでいろんなお店の味を試してみるのもいいかもしれません。

■基本情報
施設名:会津の味処 桐
住所:福島県会津若松市栄町2-22
TEL:0242-27-10
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜18:00
定休日:不定休
アクセス:七日町駅から徒歩15分

HP:http://kiri4649.web.fc2.com
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ネギがお箸代わり!信州から伝わった大内宿名物「高遠そば」

ネギがお箸代わり!信州から伝わった大内宿名物「高遠そば」
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「高遠そば」とは、信州高遠藩で育った会津の殿様が持ち帰ってきた辛みの強い大根おろしそばのことです。この高遠そばに曲がりネギを一本付けて出し始めたのが、人気観光スポットでもある大内宿にある「三澤屋」で、このおそばはねぎそばとも呼ばれています。会津の辛味大根・アザギ大根の大根おろしが乗ったおそばをネギを箸代わりにしていただきます。このネギは薬味としてそばと一緒に食べるのですが、余ったら持ち帰ることもできますよ。こちらのおそばは会津産の粉を使った十割蕎麦なのでおそば自体も香りがよくとっても美味しいんです。茅葺屋根に囲炉裏といった、伝統的日本家屋で名物のおそばを堪能してくださいね。大内宿の散策と兼ねて、一度は食べておきたい逸品です。

■基本情報
施設名:三澤屋
住所:福島県南会津郡下郷町大字大内字山本26-1
TEL:0241-68-2927
営業時間:10:00~16:00
定休日:1月4日~1月7日
アクセス:湯野上温泉駅から車で20分

HP:http://www.misawaya.jp
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薄めの皮がパリパリでやみつき食感!「円盤餃子」

薄めの皮がパリパリでやみつき食感!「円盤餃子」
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餃子といえば浜松や宇都宮を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、ここ福島県でも有名な餃子があるんです。それが福島県内でも人気の温泉地・飯坂温泉から生まれた「円盤餃子」です。フライパンの円盤形にびっしりと餃子を敷き詰めて、多めの油でパリパリに焼かれているのが特徴です。そんな円盤餃子で有名なのが「餃子の照井」。餡・皮・タレ・焼き方など、細部にまでこだわった照井の餃子はやみつきになる味で、何個でも食べられそうなほどです。初代から受け継いだ伝統の味で、地元の人からも観光客からもインキのお店です。一人で食べきれないという場合には、半分で注文することもできますよ。

■基本情報
施設名:餃子の照井 飯坂本店
住所:福島県福島市飯坂町錦町1-21
TEL: 024-542-4447
営業時間:17:00~23:00(餃子がなくなり次第終了)
定休日:水曜日
アクセス:飯坂温泉駅から徒歩5分

HP:https://www.gyouza-terui.com
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会津のお米にたくさんの具材が乗った郷土料理「わっぱめし」

会津のお米にたくさんの具材が乗った郷土料理「わっぱめし」
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会津地方の郷土料理「わっぱめし」は、500年の伝統を誇る工芸品・曲げわっぱを利用して作られることから名付けられた料理で、会津米と一緒に様々な具を入れて蒸し上げています。中身のバリエーションが豊富なのが魅力です。そんなわっぱめしを食べるなら、わっぱめしの元祖「田季野」へ行ってみてください。昭和45年に初代店主が檜枝岐村で曲げわっぱに出会い、わっぱめしを作りました。城下町にある趣のある建物でいただくわっぱめしは、鮭やイクラ、カニ、きのこなど地元の旬の素材がふんだんに使われていています。地元会津のお米とのバランスが良く、上品でとっても美味しいですよ。

■基本情報
施設名:田季野
住所:福島県会津若松市栄町5−31
TEL:0242-25-0808
営業時間:11:00〜20:00
定休日:年中無休
アクセス:七日町駅から15分

HP:http://www.takino.jp
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サバのみそ煮が入った国見町のご当地バーガー「国見バーガー」

サバのみそ煮が入った国見町のご当地バーガー「国見バーガー」
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東日本大震災の後、復興を目指す商工会の青年たちが町のグルメを作っちゃおう!といって生まれたのがこちらのご当地バーガー「国見バーガー」です。地元のパン屋のバンズに挟まっているのは、骨まで食べられるサバのみそ煮とトマト、レタス、タマネギ。ご飯にぴったりのサバのみそ煮がパンに合うの!?と思いきやこれが結構いい感じにマッチしているんです。そんな国見バーガーを食べるなら、道の駅 国見 あつかしの郷にある「国見バーガー&ジェラトリア」へ。サバのみそ煮が入ったクラシックのほかにもチーズ入りソースカツやコロッケ、サルサソースが入ったものなどもあります。

■基本情報
施設名:国見バーガー&ジェラテリア
住所:福島県伊達郡国見町大字藤田字日渡二18-1 道の駅 国見 あつかしの郷
TEL:024-585-2132
営業時間:9:00~17:30
定休日:不定休
アクセス:藤田駅から12分

HP:http://www.michinoeki923.com
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喜多方ラーメンにも引けを取らない美味しさ!「白河ラーメン」

喜多方ラーメンにも引けを取らない美味しさ!「白河ラーメン」
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福島でラーメンといえば最初にご紹介した喜多方ラーメンが有名ですが、白河市で食べられる白河ラーメンも負けず劣らずの美味しさです。喜多方ラーメンより縮れの強い麺と醤油の旨みが凝縮されたスープが特徴です。人気店はいくつもありますが、中でもおすすめは白河ラーメン発祥の「とら食堂」。あまりの美味しさに弟子入りする人が多く、とら食堂で修行をした人が出したお店は市内に100店舗以上あるとも言われています。回転が早いラーメンとはいえ、行列が絶えないほどの人気ぶり。シンプルながらも豚ガラと鶏ガラの旨味がよく出たあっさり目のスープと麺がしっかりと絡んで絶品ですよ。炭で燻したチャーシューや喉ごしの良いワンタンが乗ったものもおすすめです。

■基本情報
施設名:とら食堂
住所:福島県白河市双石滝ノ尻1
TEL:0248-22-3426
営業時間:11:00~14:30(土日は14:00まで)、16:00~18:00 ※材料がなくなり次第終了
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
アクセス:白河駅から車で5分

HP:https://www.facebook.com/torashokudo
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まとめ

いかがでしたか?福島にはいろいろな郷土料理やご当地グルメがありましたね。どれもぜひ食べて帰ってほしいものばかりです。旅には欠かせない美味しいグルメ。観光と合わせてぜひここでしか味わえない福島の味を堪能していってくださいね!

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