2019年06月11日更新
東北地方の観光ならココは外せない!絶対におすすめな人気観光スポット10選!
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本州の東北部にある東北地方は、北海道に一番近い青森県を筆頭に、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県の6県からなるエリアです。港町として栄えたところも多い東北地方には、文化財なども多く、見どころがたっぷりあります。そんな東北地方から、世界遺産や文化財である城・神社仏閣のほか、見逃せない景勝地を含くむ厳選の10スポットをご紹介します。
この記事の目次
- 1 1. 【青森県】桜の名所として知られる東北の観光スポット「弘前城&弘前公園」
- 2 2. 【青森県】鳥居千本の幻想美!東北観光の定番「高山稲荷神社」
- 3 3. 【岩手県】仏国浄土を今に伝える東北地方有数の世界遺産「中尊寺」
- 4 4. 【岩手県】船頭の舟歌をききながら東北で景勝めぐりを楽しめる観光地「猊鼻渓」
- 5 5. 【宮城県】東北の歴史的な観光スポット!伊達政宗に関係した「青葉神社」
- 6 6. 【秋田県】アミューズメント・パーク感覚で楽しむ湯巡り「乳頭温泉郷」
- 7 7. 【秋田県】その景色圧巻。東北で望む滝景色「安の滝」
- 8 8. 【山形県】東北でも外せない歴史的なスポット!「宝珠山立石寺」
- 9 9. 【山形県】日本百名城に認定されている東北の名所「山形城跡(霞城公園)」
- 10 10. 【福島県】難攻不落の城といわれた東北の名城「鶴ヶ城」
- 11 ゆっくり東北地方を観光しよう!
1. 【青森県】桜の名所として知られる東北の観光スポット「弘前城&弘前公園」
青森県弘前市にある弘前城は、日本100名城に選定されている歴史的文化財です。明治以降に桜が植樹され、桜の名所として有名な弘前公園内にあるため、春の桜の時期には多くの観光客で賑わう城です。1611年、江戸時代に築城された弘前城は、2017年現在、崩落するおそれがある本丸の石垣修理をしていて、その様子を外観からみることができます。
公園と城は、桜まつりが行われる時が、訪れるには、最もオススメですが、桜の季節以外も見どころがいっぱいです。園内には、8つの橋が現存していて、それらを見て回ったり、桜以外の動植物を観測するのもおすすめです。東北観光ではぜひ!
2. 【青森県】鳥居千本の幻想美!東北観光の定番「高山稲荷神社」
青森県つがる市にある高山稲荷神社は、私たちが神社などでよくみかける朱色の鳥居が幾重にも連なった千本鳥居で有名なところです。その光景は一度みたら忘れられないほど幻想的なだけでなく、県内で類をみないほど霊験あらたかなパワースポットしても知れ渡っています。
海のそばにある高山稲荷神社は、海上安全はもちろん、五穀豊穣、商売繁盛など、地元の人の生活に密着した祈願をしてきた神社です。さらに旅の人の道中守護や、憑き物おとしまでと、多種多様に利用されてきました。神社の創建は、鎌倉時代から室町にかけてといわれています。
高山稲荷の鳥居は、200本ほどで、日本庭園の中に連なって建てられています。その鳥居でできたトンネルは風光明媚でそのものです。四季折々の植物も咲き、春には桜、秋には紅葉を楽しむことができます。東北を訪れるなら、一度は訪れてほしいおすすめのスポットです。
3. 【岩手県】仏国浄土を今に伝える東北地方有数の世界遺産「中尊寺」
岩手県平泉は、1124年に創建された黄金色に輝く金色堂をはじめ、四つの浄土庭園からなる遺跡が有名で、世界遺産にも登録されています。奥州藤原氏の権力をまさに示している金色堂は、極楽浄土を表現していて、その当時の技術が集約された建築物です。
中尊寺では、音声ガイドを有料で貸し出しており、日本語のほかに、英語、中国語、韓国語などがあるので、海外から来た友人などと一緒に訪れても楽しむことができるスポットとなっています。
広い境内には、平泉の地元食材を使ったそば、うどんなどを食べることができる「かんざん亭」があり、散策で疲れた足をしばし休ませることができます。そんな東北の観光地、ぜひ行ってみてください。
名称:中尊寺
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
電話番号:0191-46-2211
拝観時間(3月1日〜11月3日):8:30~17:00
拝観時間(11月4日〜2月末日):8:30~16:30
定休日:なし
アクセス:平泉駅より徒歩25分
HP:http://www.chusonji.or.jp/
地図:「中尊寺」への地図
4. 【岩手県】船頭の舟歌をききながら東北で景勝めぐりを楽しめる観光地「猊鼻渓」
平泉を訪れたあとは、そばにある日本百選にも選ばれた風景を、船下りをしながら楽しむことができる猊鼻渓に行かれてみませんか?新緑の季節、紅葉の時期、と季節によって雰囲気がかわる北上川支流の渓谷は、まるで水墨画のような世界を堪能できるおすすめの観光スポットの一つです。大正時代にはすでに国の史跡名勝天然記念物に指定されていた場所だけに、その景色はお墨付き。
舟下りのメインのひとつは、船からおりて、親子の獅子がいるように見える獅子ヶ鼻。そこには、対岸の洞に運玉と呼ばれる石をなげて、洞に入ったら、願いが叶うという運試しも楽しめます。
また、この名前にちなんだお饅頭が販売されています。ここにはもうひとつ有名なものがあります。それが、空飛ぶ団子と呼ばれる「郭公だんご」。空飛ぶ団子って?と興味を持った方は、ぜひ実際に猊鼻渓を訪ねて探してみましょう。平家の落人伝説が残る幻想的な景勝地は、一見の価値がある名勝地ですよ。
名称:げいび観光センター
住所:岩手県一関市東山町長坂字町467
電話番号:0191-47-2341
アクセス:猊鼻渓駅より徒歩6分
HP:http://www.geibikei.co.jp/
地図:「げいび観光センター」への地図
5. 【宮城県】東北の歴史的な観光スポット!伊達政宗に関係した「青葉神社」
かつて仙台藩があった宮城県。藩祖の伊達政宗は、幼少時に患った疱瘡のため、右目を失ったことで独眼竜正宗なる異名がついた人物です。
その伊達政宗を祭神として祭っているのがこの青葉神社です。地下鉄北仙台駅より徒歩5分という場所にあり、毎年伊達政宗の命日である5月には、春の大例祭が行われます。現在でも、仙台・青葉祭りが五月に開催されているのは、もともと、この神社で行われていた春の大例祭と関連があったからです。
春の祭り時期に、仙台を訪れることができたら、すずめ踊りや武者行列に参加し、お祭りを存分に楽しみましょう。
この神社に訪れたら、ぜひとも確認してほしいのが、御朱印と御朱印帳です。祭神となっている伊達政宗がついた御朱印帳は、歴史ファンならずとも、お土産にほしくなるほど、騎馬姿の凛とした伊達政宗がかっこいい一品です。このほかにも宮城県には、伊達政宗にゆかりの神社や土地がたくさんありますので、それらを訪ねて歩くのも観光としておすすめです。
6. 【秋田県】アミューズメント・パーク感覚で楽しむ湯巡り「乳頭温泉郷」
観光の醍醐味の一つである温泉。その温泉巡りをたっぷりと楽しむことができる、まるでアミューズメントパークのような温泉郷が東北にはあります。それが、秋田県の乳頭温泉郷です。日本の秘境100選にも選ばれているこの温泉郷は、十和田八幡平国立公園内乳頭山ふもとに点在する7つの宿から構成されています。
江戸時代から続く秘湯のひとつ、鶴の湯を筆頭に、7宿、10種類以上の違う源泉のお湯を楽しむことができます。湯めぐりがしやすいようにと、乳頭温泉郷を巡回するバス湯めぐり号と7湯すべて制覇したらとってもお得な湯めぐり帖が販売されているので、気軽に湯あみを楽しむことができます。
温泉郷を取り囲む環境は、ブナの原生林。その景観の美しさと、大自然のフレッシュな空気、そして自然の恵みである温泉からたっぷりと生命力を感じることができます。宿では、地域の旬のものを料理として提供しているので、ぜひそちらの地元グルメも堪能したいところ。東北観光の際にぜひお越しください。
7. 【秋田県】その景色圧巻。東北で望む滝景色「安の滝」
東北でも特に美しいと評判の滝景色が、秋田県の「安の滝」です。この安の滝は90メートルの落差を誇る2段構造の滝となります。断崖絶壁を流れ落ちるその姿はまさに自然の勇ましさを体現していて、見るものを魅了しています。
こちらの安の滝、特に秋がおすすめ。周辺の木々が鮮やかな赤に色づき、流れる安の滝との絶妙なコントラストを映し出しています。また、春や夏には新緑の中美しい滝をみることができるのでそれはそれでまた一興です。
地元秋田県民はもちろん、多くの観光客をも魅了し続ける東北随一の滝景色をぜひともあなたの目で確かめにいってください。
8. 【山形県】東北でも外せない歴史的なスポット!「宝珠山立石寺」
山形の観光名所といえば、外せないのが山寺。800段をこえる石段を登ってたどり着くことができる五大堂は、展望スポットになっていて、絶景を見ることができます。33万坪の敷地があるだけに、五大堂へたどり着くまでには、せみ塚、仁王門、金乗院など見どころが満載。なかでも、金乗院には、ぴんころ車と呼ばれる、大きな数珠玉のようなものがおいてあり、説明を読むと、語呂合わせのうまさと、祀られているのが延命地蔵ということに納得がいくお寺です。
山寺の周囲には、売店や、茶屋なども充実していて、お土産選びや、一息つくのに困ることはありません。東北観光の際は、ぜひお立ち寄りください。
9. 【山形県】日本百名城に認定されている東北の名所「山形城跡(霞城公園)」
近隣に山形市郷土館、県立博物館など観光名所が点在する場所にあるのが、霞城公園です。35.9ヘクタールという広大な敷地には、本丸、二の丸、三の丸の三重の堀と土塁がある輪郭式のお城です。公園は山形市の桜の名所としても知られ、樹齢百年を超えるソメイヨシノがおよそ1200本ほど園内にあります。桜の開花時期には、ライトアップもあるので夜桜も鑑賞にも行くことができます。
そんな園内に建てられた山形城は、1357年に築城されたもので、現存するのは、二の丸の堀、土塁のみとなっています。日本百名城にも認定されている史跡は一般公開されており、観光名所となっているだけではなく、一般市民の憩いの場所としても利用されています。
園内には、築城主である最上義光の歴史館もあり、公園の自然のほかにも、山形の文化や歴史に触れることができる観光スポットとなっています。
名称:山形城跡(霞城公園)
住所:山形市霞城町1−7
電場番号:023-641-1212(山形市役所)
開園時間(4月1日~11月30日):5:00〜22:00
開園時間(12月1日~3月31日):5:30〜22:00
定休日:なし
アクセス:山形駅より徒歩15分
HP:http://www.rissyakuji.jp/
地図:「山形城跡(霞城公園)」への地図
10. 【福島県】難攻不落の城といわれた東北の名城「鶴ヶ城」
鶴ヶ城という名前で知られる、会津若松城は、東北の福島県会津地方を訪れた際には、外すことができない観光スポットの一つ。城氏公園として整備された中には、多くの見所があります。1384年に築城された城でしたが、明治7年には廃城となり、若松城は、すべて解体されてしまいました。唯一本丸のやぐらは、会津若松市内にある阿弥陀寺に移築され、現在もその姿を見ることができます。
現在、見学することができる会津若松城は、1960年代に復旧されたもので、天守閣は、1965年に復興し、若松城天守閣郷土博物館として利用されています。広大な城址公園内には、テニスコート、市営プールなど市民の憩いの場も併設しています。そのほか、千利休の子どもによって建てられた茶室があります。そこでは、お抹茶やお菓子を頂きながら、一息つくことがでできる茶席も設けてあります。ぜひ訪れてみてください。
ゆっくり東北地方を観光しよう!
東北六県には、今回ご紹介できなかったおすすめの観光スポットがたくさんあります。6県という広範囲に渡るだけに、それぞれの県で形成された独特の文化や特徴ある方言の違いを、観光を通して楽しむこともできます。文化に触れる旅景勝地を巡る旅などと自分なりにテーマを作り、東北地方の観光を楽しんでくださいね。東北を満喫しましょう!
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