2019年07月26日更新
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2019最新版!九州の極上旅を味わう観光列車12選
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観光地の景色や特産品をまとめて楽しむことができるのは観光列車の特徴の一つ。バリエーション豊かな列車に乗って、九州で一味違う旅を味わうのはいかがでしょう。今回はJRが運営する列車を中心に紹介していきます。特長や地域、お値段で比較してあなたにぴったりの旅を見つけてみては?
この記事の目次
1特急 ゆふいんの森
福岡から大分の由布院を結ぶ列車。今年の三月で30周年を迎える列車で、木製のインテリアで装飾された上質な雰囲気の内装になっています。ハイデッカー式と言って床が高く作られており、自然の美しい景色が見えやすくなっています。4両編成のキハ71形、5両編成のキハ72形と2種類の車両があり、見た目や内装が少しずつ異なっています。71形のほうには、客室乗務員が観光案内をしてくれるサロンも。飲み物やデザートが買えるビュッフェのほかオリジナルグッズも販売しています。駅弁にはミシュラン1つ星の名店「寿司竹本」監修のお弁当も。また、現在カモシカ書店とコラボした「ゆふ森としょかん」が期間限定で設置されています。
運行区間 博多~由布院・別府
運行本数 1日3往復
運転日 毎日
価格 大人¥4,560 子供¥2,270(全席指定席)
HP: http://www.jrkyushu.co.jp/trains/yufuinnomori/
特急 あそぼーい!
大分別府から熊本阿蘇へ向かう列車。キャラクター犬である「くろちゃん」がデザインされた内装で、阿蘇の広大な自然を一望できる全面展望のパノラマシートや、子供が窓際に座れるデザインの親子席も設置されています。また木のプールや絵本の図書館など、子供たちが夢中になれるような設備もたくさん。赤と白が基調のおしゃれなカフェで飲食もできます。くろちゃんの様々なグッズも販売されています。大人も子供も楽しめる車両です。
運行区間 別府・大分~阿蘇
運行本数 1日1往復()
価格 大人¥3,880 子供¥1,930 ※別府・阿蘇間普通車指定席
HP: http://www.jrkyushu.co.jp/trains/asoboy/
特急 A列車で行こう
熊本から天草方面へ向かう列車。ステンドグラス調のバーカウンターがおしゃれな内装で、海のそばを走るので景色も大いに楽しめます。「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」をテーマに作られていて、社内にはマリア像も飾られています。有名なジャズナンバーを銘打った列車の落ち着いていながらも細部にこだわった内装は大人旅にぴったり。
運行区間 熊本~三角
運行本数 1日2~3往復
運転日 土日中心(詳しくはHP参照)
価格 大人¥1,880 子供¥940 全席指定席
HP: http://www.jrkyushu.co.jp/trains/atrain/
SL人吉
肥薩線を走る全国でも人気のSL列車。汽笛や煙突からの煙にはテンションが上がる人も多いはず。1号車、3号車の展望ラウンジはそれぞれ少し違った雰囲気で、重厚なサロン展望室と爽やかな白木の空間を味わうことができます。2号車にはビュッフェがあり、食事や飲み物、オリジナルグッズを販売しています。子供には記念撮影用の制服貸し出しもあるそうです。
運行区間 熊本~人吉
運行本数 1日1往復
運転日 金土日中心(詳しくはHP参照)
価格 大人¥2,640 子供¥1,320 全席指定席
HP: http://www.jrkyushu.co.jp/trains/slhitoyoshi/
特急 いさぶろう・しんぺい
熊本と鹿児島を結ぶJR肥薩線の山の中を走る特急列車。明治時代、九州の鉄道産業に尽力した偉人からつけられた名前で、吉松行きがいさぶろう、熊本・人吉行きがしんぺいとなっているそうです。木製のぬくもりある内装で、霧島連山や桜島を望む「日本三大車窓」の一つを堪能できます。また、山越えをする「山線区間」に入ると、前進後退を繰り返して登るスイッチバックや急勾配を旋回するループ線など、この列車ならではの貴重な体験も。人気のくりめし弁当もで車内販売で食べられます。
運行区間 熊本~人吉~吉松
運行本数 1日2往復
運転日 毎日
価格 大人¥3,930 子供¥1,960
HP: https://www.jrkyushu.co.jp/trains/isaburou_shinpei/
特急 海幸山幸
宮崎の海沿いを走る日南線の特急列車。「飫肥杉」という宮崎県の木が外装にも内装にも使われています。名前も、宮崎県に伝わる「海幸山幸伝説」が由来なんだそう。その名の通り、豊かな緑から地平線まで見える海など移り変わる景色を眺めることができます。車内販売にはマンゴーサイダーやビール、焼酎まで。また多機能トイレもトイレも設置してあるので車いすを利用する方も安全に楽しめます。
運行区間 宮崎~南郷
運行本数 1日1往復
運転日 土日中心(詳しくはHP参照)
価格 大人¥2,320 子供¥1,150 (片道)
HP: http://www.jrkyushu.co.jp/trains/umisachiyamasachi/
特急 はやとの風
鹿児島と温泉や神社で有名な霧島を結んだ特急。展望スペースでは足元まで窓が伸びており、座席の窓も大きく設計してあります。沿線にある嘉例川駅は明治36年にできたレトロな駅で、観光スポットになっています。錦江湾と桜島をダイナミックに楽しめる暖かな雰囲気の内装です。
運行区間 吉松~鹿児島中央
運行本数 1日2往復
運転日 土日中心(詳しくはHP参照)
価格 大人¥2,500 子供¥1,240 (片道)
HP: http://www.jrkyushu.co.jp/trains/hayatonokaze/
特急 かわせみやませみ
JR九州で一番新しい列車。前後の車両で紺青と深緑に分かれたボディが特徴です。熊本から温泉が有名な人吉まで走っています。列車名は球磨川に生息する鳥の名前から。ロゴにもそれがデザインされています。1号車「かわせみ」では青を基調とした内装でカウンター席や子供椅子が設置され、双眼鏡が置いてある展望スペースで景色を楽しむことができます。2号車の「やませみ」には、ソファのようなベンチシートのあるテーブル席のほか、沿線の特産品を展示したショーケースや、軽食などを販売するサービスコーナーがあります。
運行区間 熊本~人吉
運行本数 1日3往復
運転日 毎日
価格 大人¥3,270 子供¥1,630 全席指定席
HP: http://www.jrkyushu.co.jp/trains/kawasemiyamasemi/
特急 指宿のたまて箱
鹿児島中央と指宿間に走る指宿枕崎線の特急列車。真ん中から白と黒に分かれた特徴のあるボディで、黒いほうを山側、白いほうを海側に向けて走ります。子供椅子のほかに、海側に面した回転いすや本棚のあるソファコーナーも。乗車時に出る白い煙のミストも名前にちなんだたのしい仕様になっています。沿線の指宿にある砂蒸し温泉を一緒に楽しむのがおすすめです。
運行区間 鹿児島中央~指宿
運行本数 1日3往復
運転日 毎日
価格 大人¥2,140 子供¥1,070 全席指定席
HP: http://www.jrkyushu.co.jp/trains/ibusukinotamatebako/
SWEET TRAIN 或る列車
長崎と佐世保を走る、黒と金の唐草模様がリッチな雰囲気の列車。明治時代の豪華客車を復活させたもので、なんと旅にはシェフプロデュースのスイーツコースがセットになっています。車両によってまた違った雰囲気で、1号車天井には格天井のデザインも。上質な時間と空間を提供してくれるおもてなしの心あふれる列車です。
運行区間 佐世保~長崎
運行本数 1日1往復
運転日 金土日中心(詳しくはHP参照)
価格 大人¥25,000~37,000 子供¥23,000 (片道、スイーツコース含む)
HP: http://www.jrkyushu-aruressha.jp/
クルーズトレイン ななつ星in九州
いわずと知れた旅の豪華列車。高級感あふれるワインレッドにゴールドのエンブレムが特徴です。4日間のツアーの中で、福岡から大分、熊本、宮崎、鹿児島を通り九州をぐるっと一周することができます。車両内の部屋は1両を2分割、または3分割したゆったり仕様。木を基調にしたぜいたくで落ち着いた空間が用意されています。夜にはラウンジカーにバーカウンターが用意され、ソファでピアノの生演奏を聴きながらくつろぐことも。食事は毎回各地のシェフが趣向を凝らした料理を楽しむことができます。オリジナルグッズも充実しています。九州それぞれの地域の良さを存分に味わいながら、非日常のひとときがすごせる列車です。
運行区間 博多~阿蘇~由布院~八代~博多(詳細はHPをご覧ください)
運行本数、運転日、価格は時期やコースによって異なります。次回の申し込み開始は2019年4月となっております。
HP: https://www.cruisetrain-sevenstars.jp/course/
【番外編】北九州街の観光列車 潮風号
北九州銀行が運営するレトロライン。九州鉄道記念館と関門海峡めかりの間2.1㎞を結ぶ観光列車で、ディーゼル機関車がトロッコを挟んでいるという特徴的なボディです。観光スポットを快適に回るにはちょうどいい区間で、往復数も多く、観光に特化した期間限定の列車になっています。
運行区間 九州鉄道記念館~関門海峡めかり
運行本数 1日11往復
運転日 2019年3月9日(土)~11月30日(土)の土・日・祝日(ただし、3月23日~4月7日、4月27日~5月6日、7月20日~8月31日の間は毎日運行)
価格 大人¥600 子供¥300 (1日フリー乗車券)
HP: http://www.retro-line.net/
まとめ
九州は全国的にも観光列車の多い場所として有名です。
列車によって、景色や名産品はもちろん内装や受けられるサービスは様々。どの列車も移動時間をわくわくしたものに変えてくれることでしょう。非日常の空間で、ぜひ一期一会の旅を楽しんでみてくださいね。
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