雨の日でも楽しめる!大阪で必ず行きたいおすすめの博物館・美術館10選!

古いものと新しいものが混在する街、大阪。大阪は古くから日本の政治や文化、商業の中心として栄えてきました。そのため、文化遺産や貴重な史跡などが数多く点在しており、貴重な文化財や美術品なども多く保有しています。今回はそんな大阪の博物館、美術館を10つご紹介していこうと思います。あなたも大阪へお越しの際にはぜひ足を運んでみてくださいね!

1. 世界的にも珍しい地下型美術館!「国立国際美術館」

1. 世界的にも珍しい地下型美術館!「国立国際美術館」
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1977年、国内外の現代美術を収集展示することを目的に開館した「国立国際美術館」は、大阪のミュージアムエリア中之島に移転し世界でも珍しい完全地下型の美術館として生まれ変わりました。

吹き抜けのスペースにはジョアン・ミロやアレクサンダー・コールダーが常設展示してあり、国内外からの現代美術作品約7500点を収蔵。アートを身近に感じることをテーマにしている美術館です。レストラン&カフェ「中之島ミューズ」はアートにちなんだ食事メニューも用意されていますので、大阪へお越しの際にはぜひ遊びに行ってみてくださいね。

■基本情報
名称:国立国際美術館
住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55
TEL:06-6447-4680
開館時間:10:00~17:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで
休館日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合翌火曜日に休館
アクセス:渡辺橋駅より徒歩約5分

HP:http://www.nmao.go.jp
地図:「国立国際美術館」への地図

2. 宇宙を知りたい。そんな時はここへ行こう!「大阪市立科学館」

2. 宇宙を知りたい。そんな時はここへ行こう!「大阪市立科学館」
photo by mamaru14   /   embedded from Instagram

「国立国際美術館」に隣接している「大阪市立科学館」。こちらのテーマは「宇宙とエネルギー」。毎日行われるサイエンスショーや資料、参加体験型の展示は約200点以上。大人気の実験装置は、子どもから大人まで楽しむことができます。

隣接するプラネタリウムは世界最大級のもの。天の川を35万個の星として表現し物に近い星空を再現しています。プラネタリウムのテーマは季節毎に変わるので、何度訪れても新鮮な宇宙の旅が楽しめますよ。子供でも大人でも、未だに知らないことが多い宇宙にロマンを感じるのではないでしょうか?

■基本情報
名称:大阪市立科学館
住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-1
TEL:06-6444-5656
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合翌火曜日に休館
アクセス:渡辺橋駅より徒歩約4分

HP:http://www.sci-museum.jp
地図:「大阪市立科学館」への地図

3. 江戸から昭和までの大阪を体験!「大阪くらしの今昔館」

3. 江戸から昭和までの大阪を体験!「大阪くらしの今昔館」
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日本一長い商店街として有名な天神橋筋商店にあるのが「大阪くらしの今昔館」です。こちらは住宅や暮らしに関するミュージアムになっており、江戸時代から昭和時代の昔の暮らしが映像や模型で展示されています。特に江戸時代後期の街並みを完全に再現したフロアは圧巻。

時間によって照明も変わり、天下の台所「大坂」と言われた頃の活気を体感できます。音声イヤホンガイド(英韓中)は100円で用意されているので、聞きながら街を探検してみるも楽しいですよ。江戸時代の街並みのフロアでは随時落語や紙芝居のイベントも行っているので、ぜひ予定をチェックしてみてくださいね。

■基本情報
名称:大阪くらしの今昔館
住所:大阪府大阪市北区天神橋6丁目4番20号
TEL:06-6242-1170
開館時間:10:00~17:00
休館日:火曜日 / 年末年始
アクセス:天神橋筋六丁目駅より直結

HP:http://konjyakukan.com
地図:「大阪くらしの今昔館」への地図

4. 日本の偉人の生涯を知る「千利休茶の湯館」

4. 日本の偉人の生涯を知る「千利休茶の湯館」
photo by dsrmfanr   /   embedded from Instagram

茶道の礎をつくった千利休は、大阪府堺市の出身の商人だったのをご存じでしたか?千利休茶が生まれた頃の堺は大変賑わった国際的な港街で文化の発信地でした。その利休が生きた当時の堺の繁栄、利休の生涯、茶の湯の文化が、このミュージアムのテーマになっています。堺で生まれた利休が、どのようにわび茶の世界を創りあげていったか、展示を見ていくと理解できるでしょう。

茶の湯体験は立礼茶席(椅子席)の場合は予約無しでお抹茶と季節のお菓子を頂けますので茶道を体験してみたい方にはおすすめ。ぜひご一緒に見学してみてください。

■基本情報
名称:さかい利晶の杜 千利休茶の湯館
住所:大阪府堺市堺区宿院町西2丁1-1
TEL:072-260-4386
開館時間:9:00~18:00
休館日:第3火曜日 / 年末年始
アクセス:宿院駅より徒歩1分

HP:http://www.sakai-rishonomori.com/
地図:「さかい利晶の杜 千利休茶の湯館」への地図

5. 世界的に有名なあの食を体験!「インスタントラーメン発明記念館」

5. 世界的に有名なあの食を体験!「インスタントラーメン発明記念館」
photo by lee315bb   /   embedded from Instagram

1958年に世界で初めてのインスタントラーメンは大阪で生まれたのはご存じでしたか?日清の創業者、安藤百福が大阪池田で発明したチキンラーメンやカップラーメンは、今では世界中で親しまれている大ヒット商品になりました。

こちらの記念館では、創業者が開発した当時の研究小屋や開発エピソード映像、製造工程の展示等、インスタントラーメンの歴史や技術が学べる他、自分でオリジナルのカップヌードルをつくれるコーナーや麺の生地からつくるチキンラーメンの手作り工房など体験できます。食育することに重きを置いているため、お子様から大人まで幅広い年代で楽しめる記念館となっています。

■基本情報
名称:インスタントラーメン発明記念館
住所:大阪府池田市満寿美町8-25
TEL:072-752-3484
開館時間:9:30~16:00
休館日:火曜日 ※祝日の場合は翌日が休館日 / 年末年始
アクセス:池田駅より徒歩約5分

HP:http://www.instantramen-museum.jp/
地図:「インスタントラーメン発明記念館」への地図

6. 様々文化に触れることができる大阪の博物館「国立民族学博物館」

6. 様々文化に触れることができる大阪の博物館「国立民族学博物館」
photo by maaana_05   /   embedded from Instagram

1970年に行われた大阪万博の跡地につくれた万博記念公園の中にある「国立民族学博物館」は、世界中から集められた有形無形の民俗資料が約28万点以上収蔵されています。オセアニアから始まり世界を東回りで一周する展示で、様々な民族の民具や風習などを知ることができます。

開館して40年間にわたって、多くの人々がここを訪れて、その文化に触れています。音声ガイドは無料。じっくり解説を聞きながら展示を楽しむことができますので、借りてみることをおすすめします。大阪へお出かけの際には、ぜひ足を運んでみてくださいね!

■基本情報
名称:国立民族学博物館
住所:大阪府吹田市千里万博公園10-1
TEL:06-6876-2151
開館時間:10:00~17:00
休館日:水曜日 ※水曜日が祝日の場合は翌日が休館日 / 年末年始
アクセス:万博記念公園駅より徒歩15分

HP:http://www.minpaku.ac.jp
地図:「国立民族学博物館」への地図

7. 動物たちに触れ合う。お子様に特に人気な「生きてるミュージアム ニフレル」

7. 動物たちに触れ合う。お子様に特に人気な「生きてるミュージアム ニフレル」
photo by miffy_baby1130   /   embedded from Instagram

万博公園に2015年誕生した複合商業施設「EXPOCITY」。その「EXPOCITY」の中にあるのが「生きてるミュージアム ニフレル」です。このニフレル、実は大阪が誇る水族館の海遊館がプロデュースしており、オマキザルやペンギン、カピバラの放し飼いゾーンや海洋生物を直接触る展示など、水族館、動物観、美術館の枠を越えたユニークな展示が特徴になっています。

「EXPOCITY」は他にも地球体験型ミュージアム、Orbi(オービィ)や英語体験型施設オオサカイングリッシュビレッジなど、さまざまなアクティビティ、及びショッピングゾーンがあり、丸1日楽しめる施設になっています。ぜひ遊びにいらしてください。

■基本情報
名称:生きてるミュージアム ニフレル
住所:大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内
TEL:06-6876-2216
開館時間:10:00〜20:00
休館日:年中無休
アクセス:万博記念公園駅より徒歩2分

HP:https://www.nifrel.jp
地図:「生きてるミュージアム ニフレル」への地図

8. 遥か昔の大阪を感じる。人気博物館「大阪歴史博物館」

8. 遥か昔の大阪を感じる。人気博物館「大阪歴史博物館」
photo by sallycsk   /   embedded from Instagram

今から1350年ほど前の飛鳥時代、大阪歴史博物館が建っている敷地には難波長柄豊碕宮という宮殿が置かれていました。それが後の難波宮、今の大阪の始まりでした。最初に10階までエレベーターで向かうと、原寸大で復元された難波宮は迫力満点で、一気にタイムスリップ。階を下ることに現代に近づいていく仕掛けで、大阪の都市の成り立ちとしての歴史が学べる展示になっています。

着物の着付けや明治時代の双六体験など体験型の展示も人気になっていますので、行く前に日程をチェックしてみてくださいね。また大阪城を眺めるスポットとしても有名なので、見逃さないでください。

■基本情報
名称:大阪歴史博物館
住所:大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-32
TEL:06-6946-5728
開館時間:9:30〜17:00
休館日:火曜日 ※祝日の場合は翌日が定休 / 年末年始
アクセス:谷町四丁目駅より徒歩すぐ

HP:http://www.mus-his.city.osaka.jp
地図:「大阪歴史博物館」への地図

9. 日本の伝統工芸品の魅力を存分に味わえる「日本工芸館」

9. 日本の伝統工芸品の魅力を存分に味わえる「日本工芸館」
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日本の伝統的工芸品(民芸品)の保存育成と普及を目的とし展示収集している「日本工芸館」。庶民の生活に深く関わる民芸品は、無名の職人によるものですが、非常に美しい名品も多く生み出されてきました。こちらでは、各地の織物、陶器、漆器、玩具など、日本の美しい手仕事の数々を見学することができます。

そして民芸普及部、所謂ミュージアムショップでは各地の民芸品をその場で手に入れることができる販売も行っているので、美しい品の数々を手にとって吟味することもできますよ。普段の生活で見過ごしていた日本の美を再認識してみませんか?

■基本情報
名称:日本工芸館
住所:大阪府大阪市浪速区難波中3-7-6
TEL:06-6641-6309
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日 / 第2火曜日/ 年末年始
アクセス:各線難波駅より徒歩10分

HP:http://www.nihon-kogeikan.or.jp
地図:「日本工芸館」への地図

10. 非常に貴重な品を観賞できる博物館「造幣博物館」

10. 非常に貴重な品を観賞できる博物館「造幣博物館」
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桜ノ宮駅より徒歩15分の場所にあるこちらの「造幣博物館」。「桜の通り抜け」として知られる大阪造幣局にあります。桜の期間は造幣局の中に植えられた133品種、350本近くの桜を眺めるために大勢の人が訪れることで有名ですが、造幣博物館という貨幣を展示する博物館があるのはあまり知られていません。

造幣博物館内では、国内外の貴重な金貨や貨幣など約4000点を収蔵。製造工程や体験コーナーなど、貨幣の知識や歴史を学べる展示になっています。事前予約で貨幣の工場も見ることができるのでぜひ合わせて見学してみてくださいね。

■基本情報
名称:造幣博物館
住所:大阪府大阪市北区天満1-1-79
TEL:06-6351-8509
開館時間:9:00~16:45
休館日:年末年始
アクセス:桜ノ宮駅より徒歩15分

HP:http://www.mint.go.jp/
地図:「造幣博物館」への地図

大阪で博物館や美術館へ遊びに行こう!

いかがでしたでしょうか?今回は、大阪にある博物館や美術館のなかでも特におでかけにおすすめの施設をご紹介しました。昔も今も大阪は、文化発信都市としての活気が溢れ魅力いっぱいです。「大阪周遊パス」や、「ミュージアム ぐるっとパス・関西」など美術館、博物館巡りにお得なチケットもありますので、うまく活用して、大阪の魅力を発見していただけると幸いです。

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