インスタ映えも抜群！和歌山で楽しめるあじさいスポット10選

「あじさい」は毎年、6月から7月にかけて開花し、初夏の花として人々の目を楽しませます。また、「令和」の語源として再注目された和歌集・『万葉集』にも「味狭藍」や「安治佐為として描かれる、由緒ある花。色とりどりの花とかわいらしい形は、インスタ栄えも抜群。今回は、和歌山で見られるあじさいのスポットを10選、ご紹介します。

仁平寺

和歌山県の有田市にある「仁平寺」（にんぺいじ）はあじさいが咲き誇る名刹。別名「アジサイ寺」ともいわれ、境内に生育する約1，000株のあじさいが満開になる景色は、まさに圧巻。5月下旬～6月下旬が見ごろです。

熊野那智大社

和歌山県田辺市にある「熊野那智大社」も、あじさいの名所。熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社とともに熊野三山の一社として知られ、那智の滝は日本三名瀑に数えられます。こちらで毎年行われる「紫陽花祭」は無病息災と自然の恵みへの感謝をあじさいに込め、神前に奉献されています。

あじさい曼荼羅園

「あじさい曼荼羅園」は和歌山県の上富田町にあるあじさいスポット。救馬溪観音に設けられ、聖なる空間が心のデトックスに効くと評判です。季節にはおよそ120種・1万株のあじさいが咲き誇る、紀南屈指のあじさい園。開園期間中は音楽イベントも多数開催しています。

花園あじさい園

和歌山県のかつらぎ町ある「花園あじさい園」。あじさいが3,500株も生育し、シーズンには観光客で賑わいます。また、「花園あじさい園」はグルメも豊富。あまご、猪肉等を使った肉料理、よもぎ餅はおすすめです。高野山に多く分布している針葉樹、高野槙の格安販売も行われています。

平草原公園

和歌山県の白浜町にある「平草原公園」には「あじさい谷」があり、あじさいが見られます。こちらは春には桜など四季折々の花を楽しむことができ、あじさいのシーズンには睡蓮も見ごろを迎えます。公園の目の前が白浜民族温泉資料館があり、のんびりした一日が過ごせます。

和歌山県植物公園 緑花センター

「和歌山県植物公園 緑花センター」は和歌山の岩出市にある植物公園。3000㎡ある園内に約50品種・1000株のあじさいが生育しています。大型の遊具がたくさん置かれ、週末ともなれば家族連れで大賑わいの公園です。SNS映えする撮影スポットも多数あります。

恋し野の里 あじさい園

和歌山県橋本市にある「恋し野の里 あじさい園」。シーズンには約30種類・6000株のあじさいが幻想的な雰囲気を作ります。庭園は広く、大きな池や展望台があり、眺めも最高です。公園の近くには「中将姫伝説」にまつわるハイキングコースも。

長保寺

和歌山県海南市のお寺「長保寺」は紀州徳川家の菩提寺として知られ、平成29年、日本遺産に認定された名刹です。境内にはあじさいのほか、桜や牡丹が美しく咲きます。見ごろは6月中旬から7月中旬。歴史と花の散策が楽しめます。

願成寺

「願成寺」は和歌山県海南市のお寺。建立は久安元年（1145年）と長い歴史があります。梅雨になれば約500本のあじさいが咲き誇り、「アジサイ寺」とも呼ばれる紫陽花の名所です。本尊の木造千手観音坐像は国の重要文化財に指定されています。

和歌山市森林公園

「和歌山市森林公園」は和歌山県の加太にある公園。「日本一のあじさい園」を目指し、町民があじさいの生育を見守っています。園内にはハイキングコースや展望広場があり、一日で回れないほど。動物や恐竜の巨大オブジェも有名です。

まとめ

和歌山県のあじさいスポット、いかがでしたか？名刹や植物園、公園などバラエティ豊かでしたね。じめじめした梅雨の時期も満開のあじさいを眺め、日本古来の情緒に触れると、気分が変わるかもしれませんね。