味わい色々！和歌山・奈良・滋賀のおすすめクラフトビール10選

関西は他の地域に比べ狭いものの、瀬戸内や日本海、山々など、さまざまなロケーションがぎゅっとつまった地域です。近年はそんなさまざまな地の利を生かした、地ビールやクラフトビールが盛んに作られています。そこで今回は関西の和歌山、奈良、滋賀の3県でつくられる地ビール・クラフトビールについてご紹介いたします。

ナギサビール（和歌山）

ナギサビールは、和歌山県南紀白浜で製造されているクラフトビールです。地元が誇る名水「南紀白浜富田の水」を使用。原料は麦芽のみを使用、厳選した5種類のモルトと5種類のホップを配合、無濾過非加熱という製法を採用しており、素材から製造方法まで一貫したこだわりで作られています。地ビールなのに低価格なのも魅力のひとつ！

平和クラフト（和歌山）

日本酒「紀土」の酒蔵として知られる和歌山県海南市の老舗酒蔵「平和酒造」が作るクラフトビールが「平和クラフト」です。平和酒造の平和から鳩のモチーフをつかったかわいらしいロゴデザイン。紀土と同じく貴志川の伏流水を使用して、丁寧位に醸造した透明感とやわらかさが特徴の麦酒が楽しめます。

ボイジャーブルーイング（和歌山）

ボイジャーブルーイングは、和歌山県田辺市にある新しい地ビールブルワリー。NASAの惑星探査機「ボイジャー」から名前をもらっているとのこと。チャレンジ精神やロマンを感じるネーミングですね。ブルワリーは見学も可能。2階からはブルワリーを一望することができ、1階にはタップカウンターを用意。できたての新鮮なビールを味わうことができます。

曽爾高原ビール（奈良）

曽爾高原ビールは奈良県曽爾村のファームパークで製造されるクラフトビールです。素材にこだわっており、地元のおいしい湧き水を使って作られて仕込みます。この水は日本名水百選にも選出されているんだとか。本場ドイツのビール職人による直伝の技術を使った無濾過非加熱の地ビールが楽しめます。曽爾高原はキャンプ場や温泉もある複合施設です。アウトドアを楽しんだ後お風呂に入ってさっぱりして、ビールを飲む。そんな至福のひと時を味わいに、曽爾高原へ行ってみませんか？

ゴールデンラビットビール（奈良）

ゴールデンラビットは奈良県奈良市のクラフトビールです。名前のうさぎは、お酒の神様を祀る三輪明神に鎮座する「撫で兎」からきているんだとか。アメリカ産のホップを使い、副原料を一切使わないでつくられたアロマとコクが魅力の赤ビール「あおによし」をはじめ、さまざまなこだわりのビールが楽しめます。

奈良醸造（奈良）

奈良醸造は2017年に創業した新しいクラフトビールブルワリーです。ベルギースタイルのトリペルに奈良の焙煎所K COFFEEの浅煎りコーヒー豆を漬け込んだ「K TRIPEL」をはじめ、定番から期間限定までさまざまな個性的なビールが楽しめます。

長浜浪漫ビール（滋賀）

長浜浪漫ビールは、滋賀県長浜市で製造されるクラフトビールです。江戸時代に作られた米蔵をリノベーションした醸造所で作られています。併設されるレストランではタンクからサーバーに直結。フレッシュなビールがその場で楽しめます。

近江ブルーメンビアー（滋賀）

近江ブルーメンビアーは、滋賀県 にある滋賀農業公園「ブルーメの丘」で作られています。ビールの本場ドイツから輸入した原料を使うこだわり！ブルーメの丘はドイツをモチーフにしたテーマパークで、地ビールとともにソーセージなどのドイツの味を滋賀にいながら楽しめる場所。本場のソーセージと本場のビールを心行くまで楽しんじゃいましょう！

びわこいいみちビール（滋賀）

びわこいいみちビールは、酒蔵の街として知られる滋賀県水口町の酒造で作られているクラフトビールです。地元滋賀県産の麦を使用、生産者の顔が見える安心のビールづくりを目指しています。仕込み水も飯道山の伏流水を使っているそう。また無濾過非加熱にこだわり、素材本来の味わいが楽しめます。

TWO RABBITS BREWING（滋賀）

TWO RABBITS BREWINGは、近江商人の街として知られる滋賀県近江八幡にあるクラフトビールのブルワリーです。素材から製法、環境負荷まで考慮するこだわりのクラフトビール作り。ブルワリー併設のタップルームでできたての樽生ビールとフィッシュアンドチップスなどのおつまみが楽しめます。

まとめ

ここまで和歌山・奈良・滋賀の関西3県でつくられている地ビールやクラフトビールについてご紹介してきました。小規模ならではの素材や製造方法へのこだわり、期間限定のビールなどさまざまなビールがありました。みなさんもそれぞれのお気に入りの地ビールやクラフトビールを見つけてみてください。