電車で料亭の味を楽しもう!新潟県、山形県を走る観光列車「海里」のおすすめポイントを紹介!

新潟県と山形県の庄内エリアを走る観光列車、海里(かいり)。日本海の絶景を車窓から眺めながらゆったりとした時間を過ごせる「海里」は、人気の観光列車です。海里では完全予約制のお弁当があり、料亭の味を楽しめます。

そこで今回は、気になる庄内エリアを走る観光列車海里のおすすめポイントをご紹介します。

観光列車「海里」とは

「海里」の名前の由来は、走行エリアに広がる日本の里山と日本海からきています。車両デザインは日本海の夕日カラーと新雪をイメージするホワイトカラーを取り入れた風景と溶け込む姿をしています。

「海里」は新潟駅と酒田駅を約3時間かけて走行。美しい日本海や越後・庄内平野、さらには出羽三山の景色をゆったりと楽しむことができます。さらに、新潟県の食と庄内の食を堪能できるのも嬉しいポイントですね!なかでも、予約限定弁当は外せません。

「海里」の予約限定弁当って?

限定といわれると、きになりますよね?海里では予約しないと食べられないお弁当があります。「海里特製加島屋御膳」と「海里特製庄内弁」です。

新潟加島屋は、1855年創業の海産物を中心にした加工食品を製造・販売する老舗。新潟加島屋の加島屋御膳は、キングサーモンの味噌漬やいくらの醤油漬け、海老しんじょうなど絶品が詰め込まれた人気弁当です。絶品のおかずと新潟県魚沼産コシヒカリが合わさることで、新潟県の食のレベルの高さを感じられます。

食の都庄内親善大使の土岐正富が監修する庄内弁も人気。つや姫を使用しただだちゃ豆ごはんを、山形県の遊佐町の高級鮭であるめじか鮭のあみえび魚醤漬で巻いためっこい巻きは、食べるべき逸品です。両弁当とも予約限定で、料金は加島屋御膳が1,900円、庄内弁が2,100円。プチぜいたく気分を楽しみたい方にはお勧めです。

ダイニング車両も気になる…!

海里にはダイニング車両があります。ダイニング車両はツアー商品でのみ利用可能です。ダイニングは24席あり、2人掛けと4人掛けのゆったりとした空間。女性同士でゆっくりとした時間を過ごせます。

ダイニング車両で人気なのが、新潟県の料亭「鍋茶屋」と、同じく新潟県の料亭「一〆(いちしめ)」のメニュー。両方ともメニューは季節によって異なり、新潟県と庄内エリアで厳選された四季折々の旬の味を堪能できます。鍋茶屋も一〆も、重厚なお重で提供され、豪華で目で見ても楽しめます。気になる方は、ダイニング車両使用を含んだツアー商品に申し込んでみてください。

「海里」の料金とツアー情報

料金

観光列車海里は指定席券が販売されています。指定席券は840円で、プラス乗車券が必要になります。販売場所は、駅の指定券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、旅行会社などです。詳しくはHPをご覧ください。

ツアー情報

観光列車海里は、ツアー商品がいくつもあります。なかでもびゅうトラベルサービスの「日本の旅、鉄道の旅」のツアーは筆者おすすめ。「『食』『景観』を楽しむ人気観光列車『海里』で行く北前船でにぎわった湊町『酒田』」のツアーは、こちらの記事で紹介したダイニング車両を利用できます。

2021年5月出発では鍋茶屋を楽しめ、2021年6月出発は一〆の味を堪能できますよ。1泊2日の旅行で、103あまりの島々が田園地帯に浮かんでいるような絶景を臨める九十九島(くじゅうくしま)も観光!ツアー料金は75,800円~84,800円です。少々お高く感じますが、海里のダイニング車両も利用できるため、それだけの価値があると言っても過言ではありません。他にも海里を楽しめるツアー商品があるので、ホームページをのぞいてみてください。

まとめ

観光列車海里の魅力を知っていただけましたか。新潟県と庄内の素材を生かしたグルメは、一度は食べたい気持ちにさせてくれます。とくに弁当はプチぜいたくしたい女子旅にはおすすめです。それでは、観光列車海里の大きな魅力になっている食を思う存分楽しんでみてください。

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