2017年09月23日更新
東北で定番の紅葉の名所ならココ!秋の絶景が広がるおすすめな人気の紅葉スポット10選!
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9月の下旬ごろから色づき始める東北の紅葉。すぐに訪れる冬の気配を感じるからこそ、見頃にはすぐに出かけたいスポットが多くあります。大自然に抱かれて眺める紅葉。その一瞬を満喫できるオススメスポットをご紹介します。題して”東北地方でおすすめの紅葉スポットランキング10選!”日本の秋の風物詩紅葉、ここ東北で心行くまで楽しんでくださいね!
この記事の目次
- 1 1. 色づいた樹木がおおう東北の渓流美「奥入瀬渓流」
- 2 2. ロープウェーから眺める!パノラマの紅葉を東北で「八甲田連峰」
- 3 3. 江戸時代の風情と紅葉を堪能「角館 武家屋敷通り」
- 4 4. 渓流を囲む紅葉と空飛ぶおだんご「厳美渓」
- 5 5. 東北地方でも有名観光スポットで紅葉も満喫「中尊寺」
- 6 6. 雪が積もる前の紅葉も美しい「立石寺(山寺)」
- 7 7. 東北を覆う手つかずの大自然と紅葉の絨毯を「栗駒山」
- 8 8. 温泉郷からほど近い絶景紅葉「鳴子峡」
- 9 9. 山の中腹で紅葉に囲まれる体感を「浄土平」
- 10 10. 紅葉ドライブなら間違いなし!「磐梯吾妻スカイライン 不動沢橋」
- 11 東北で美しい紅葉を楽しもう!
1. 色づいた樹木がおおう東北の渓流美「奥入瀬渓流」
東北の青森県十和田八幡平国立公園にある「奥入瀬渓流」は、十和田湖畔子ノ口から焼山までの約14kmの奥入瀬川の渓流です。国指定の特別名勝及び天然記念物にも指定されている名所。その表情は様々で、早瀬や淵、瀞(とろ)となって流れ、両岸に大小14もの滝があります。
自然を満喫できる散策しやすい遊歩道が整備されており、秋にはブナ、カツラ、トチノキ、カエデ、ヤマモミジ、ミズナラなどが色付き、遊歩道を包みこむようにおおいます。見頃は10月下旬~11月上旬で、身体全部が包み込まれるような秋を体感できます。ぜひ堪能してください。
2. ロープウェーから眺める!パノラマの紅葉を東北で「八甲田連峰」
青森県にある八甲田山は、360度のパノラマで紅葉が楽しめるスポット。陸奥湾や梯高原を結ぶ磐梯吾妻スカイラインの中間津軽平野、遠くは北海道までも見渡せます。山頂付近は9月下旬頃から、山腹付近は10月上旬から、山麓付近は10月中旬からと山全体は徐々に色づいていきます。
八甲田ロープウェー車中は、真下に広がる紅葉を大パノラマで眺めることができる絶景ポイント。ブナやナラ、カエデなどが赤や黄色に色づくピークは、10月上旬から10月下旬頃です。ロープウェーを起点に手軽なハイキングや登山も楽しめ、10月下旬~11月には初雪が降り、運がよければ紅葉と雪のコントラストまで楽しめます。東北観光の際にぜひ!
名称:八甲田連峰
住所:青森県青森市八甲田山
TEL:017-738-0343(八甲田ロープウェー 業務課)
アクセス:東青森駅より車で45分
HP:http://www.hakkoda-ropeway.jp/
地図:「八甲田連峰」への地図
3. 江戸時代の風情と紅葉を堪能「角館 武家屋敷通り」
秋田県仙北市にある有名な観光名所、「角館 武家屋敷通り」は人気の紅葉スポットでもあります。秋田藩の城下町だった角館は、みちのくの小京都とも言われ、武家屋敷が立ち並ぶ通りは、「内町(うちまち)」と呼ばれています。現在も江戸時代末期の屋敷割や、萱葺きの屋根、風格漂う門構えなど武家町の特性が色濃く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区でもあります。
春には枝垂桜が多くの人を魅了しますが、秋には情緒ある黒光りするような武家屋敷と、ヤマモミジやイチョウなどの紅葉との鮮やかなコントラストが、絵画のような美しい景観をもたらします。塀越しにおおいかぶさってくるようなカエデやイチョウの見頃は、10月中旬から11月中旬頃です。
名称:角館 武家屋敷通り(かくのだて ぶけやしきどおり)
住所:秋田県仙北市角館町東勝楽丁
TEL:0187-54-2700(一般社団法人 角館町観光協会)
アクセス:角館駅より徒歩で17分
HP:http://kakunodate-kanko.jp/
地図:「角館 武家屋敷通り」への地図
4. 渓流を囲む紅葉と空飛ぶおだんご「厳美渓」
岩手県の栗駒山から流れる磐井川が巨岩をけずり、おう穴、滝、深淵と表情を変えながら2kmにわたって自然美を見せる「厳美渓」。整備された遊歩道を行くと、上流の荒々しさと下流のゆったりとした流れが対照的な景色を堪能できます。10月中旬から11月上旬には、その渓流の周囲で色づく紅葉が楽しめます。
厳美渓の名物「かっこうだんご」は、「空飛ぶだんご」とも呼ばれ、渓流を挟んだ対岸にお店があり、川の上に張られたロープに下がる籠に注文と代金を入れて木槌を鳴らすと、籠は引き上げられておだんごとお茶が入って降りてくるという、ちょっと変わった名物です。東北にお越しの際には、真っ赤に色づく紅葉を眺めながら、おいしいおだんごをぜひ味わってみてください。
名称:厳美渓(げんびけい)
住所:岩手県一関市厳美町字南滝の上
TEL:0191-23-2350(一関観光協会)
アクセス:一ノ関駅より車で19分
HP:http://www.ichitabi.jp/
地図:「厳美渓」への地図
5. 東北地方でも有名観光スポットで紅葉も満喫「中尊寺」
岩手県の有名な観光スポット「中尊寺」は、平安時代、東北に華麗な平泉文化を築いた藤原氏の廟所があるお寺です。平安朝の美術・工芸の粋を集めた「金色堂」をはじめ、国宝や重要文化財に指定される寺宝は約3000点もになります。境内は老杉におおわれていますが、秋には「大日堂」から「金色堂」への参道沿いに、イロハモミジやヤマモミジが鮮やかに紅葉します。
見頃は10月下旬から11月上旬。神聖さを感じられる空気の中で、歴史ある建築物と色づいた紅葉をゆっくりと満喫できます。東北にお出かけならぜひここの紅葉、一度はみてみてくださいね!
名称:中尊寺
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
TEL:0191-46-2211
アクセス:JR平泉駅より徒歩25分
HP:http://www.chusonji.or.jp
地図:「中尊寺」への地図
6. 雪が積もる前の紅葉も美しい「立石寺(山寺)」
山形県山形市にある「立石寺」は、正しくは宝珠山立石寺といい、貞観2年(860年)、慈覚大師創建と伝わる天台宗の山寺の麓にあるお寺です。元禄2年(1689年)、松尾芭蕉も立ち寄り、あの有名な「閑さや岩にしみいる蝉の声」の句を残しています。宝珠山全域が境内で、岩の急斜面に諸堂が散在している山寺で、雪景色も人気ですが、秋の紅葉もおすすめです。
1015段の石段を上った奥の院や五大堂からは、日本の秋にふさわしい景観で、全ての山にモミジやイチョウ、ブナなどの紅葉が眺められます。山に点在するお堂と紅葉のもたらす眺めは、異世界のような感覚ももたらしてくれます。10月下旬から11月上旬が見頃なので、東北へ訪れた際には見逃さないように!
名称:立石寺[山寺](りっしゃくじ やまでら)
住所:山形県山形市山寺
TEL:023-695-2843
アクセス:JR山寺駅より徒歩5分
HP:http://www.rissyakuji.jp/
地図:「立石寺[山寺]」への地図
7. 東北を覆う手つかずの大自然と紅葉の絨毯を「栗駒山」
岩手、秋田、宮城の3県にまたがる標高1626mの「栗駒山」。岩手県側では須川岳と呼ばれ、中腹の須川高原では湯けむりが上がっています。毎年、秋には大勢の須川ファンが足を運ぶ人気のスポット。カエデ、ナナカマド、ヤマウルシなど鮮やかな色彩と、大自然の空気を求めて渋滞ができるほどの賑わいです。
ナナカマドの赤とカエデの黄、火山岩の黒のコントラストが美しい高原。紅葉は山頂が9月中旬、登山口の「いわかがみ平」周辺は10月上旬が見頃。活火山の指定がありますので、気象庁のホームページで事前の確認をしてから出かけてくださいね。
8. 温泉郷からほど近い絶景紅葉「鳴子峡」
宮城県大崎市の大谷川が刻むV字型の峡「鳴子峡」。国道47号に平行して走るこの峡谷は、大谷川に削られてできた峡谷で、高さ100m程度の断崖絶壁が2.5kmに広がっています。見晴台からの景色が圧巻で、灰褐色の岩肌とブナ・ナラなどの黄色、鮮やかなカエデの赤、マツの緑がそれぞれ引き立てあい、宮城県の名所の中でも第一級といわれているほどです。
紅葉と大深沢橋の白のコントラストも美しく、泉質多彩な鳴子温泉郷からアクセスしやすいのも人気の秘密。見頃は10月下旬から11月上旬ですが、初雪とのコントラストや、霧がかかった幻想的な紅葉が楽しめるのは11月が多いようです。
9. 山の中腹で紅葉に囲まれる体感を「浄土平」
福島県福島市と磐梯高原を結ぶ、磐梯吾妻スカイライン、その中間にあるのが標高1600mの「浄土平」。土湯温泉や高湯温泉から山肌を感じながら上って行くと、ホッと息をつける平坦な場所です。ここから東には「吾妻小富士」、北には噴気をあげる「一切経山(いっさいきょうざん)」を眺めることができ、秋には色とりどりの紅葉が山肌を彩ります。9月下旬から10月中旬にかけてミネザクラ、ナナカマドやミネカエデ、ダケカンバなどが見頃に。
また、「浄土平ビジターセンター」からさまざまな散策コースがあり、手軽な一周約20分ほどの「浄土平湿原散策」や、吾妻小富士の紅葉を楽しめる片道約20分の「桶沼コース」などもあります。ぜひ楽しんでくださいね!
10. 紅葉ドライブなら間違いなし!「磐梯吾妻スカイライン 不動沢橋」
福島県福島市の「磐梯吾妻スカイライン」は、吾妻連峰の東側、高湯温泉から土湯峠を結ぶ、全長28.7kmの有名な山岳観光道路です。その展望ポイント「吾妻八景」の一つが「不動沢橋」。「不動沢橋」は「つばくろ谷」にかかった長さ170m、高さ84mの橋で、紅葉の名所でもあり、橋上からの下をぞき込んだ光景は圧巻。遠くには福島市街地を遠望できる大パノラマも広がっています。
9月下旬から10月中旬にかけて、カエデやナナカマド、ダケカンバが見頃になります。「磐梯吾妻スカイライン」は秋の紅葉ドライブには最適の場所で、「不動沢橋」の他にも雄大でダイナミックな景観が随所に見られます。大自然に圧倒されながら、癒されることもできますよ。
東北で美しい紅葉を楽しもう!
いかがでしたでしょうか?今回は東北地方へ秋の季節にお出かけの際、ぜひとも一度見てほしいおすすめの紅葉スポットを10選集めてご紹介しました。どこも美しく色づく紅葉が綺麗でしたね!日本には春夏秋冬という四季があり、その季節によって自然が我々に見せる姿が変化していきます。日本へ観光に訪れた際には、ぜひこの四季の移り変わりを感じてくださいね。
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