梅雨時のお楽しみ！千葉であじさいが見られるスポット10選

太平洋に面した千葉県は温暖な気候に恵まれ、一年を通して美しい花が咲き誇ります。梅雨時の紫陽花もまた格別！身近な花ではありますが、手入れされた広大な土地に咲く紫陽花は、ひとしおです。初夏のおでかけにぜひ千葉を訪れ、「紫陽花巡り」に出掛けてみませんか。晴れの日はもちろん、雨でもなお美しい、色とりどりのあじさいが楽しめるおすすめスポットをご紹介します。

一面を埋め尽くすように咲く！「服部農園あじさい屋敷」

もういったい、いくつあるのか分からないほどの紫陽花の花・花・花！総面積27,000㎡の広大な敷地と豊かな自然環境に恵まれた園に、300品種・10,000株以上の鮮やかに咲き誇る色とりどりの紫陽花を一望のもとに観賞できます。

美しい！五重塔と紫陽花の共演「本土寺」

６月下旬に向けて十種類以上の紫陽花が境内中に咲き渡り、その数は五万株以上に及びます。広い敷地のあちこちに紫陽花の花が咲き乱れ、ゆっくり眺めながら周ると、1時間くらいはかかると思います。ついつい長居してしまうかもしれませんね。

柏葉アジサイの名所！「宗吾霊堂」

在来アジサイをはじめ、ガクアジサイなど約7,000株の紫陽花が植えられています。中でも柏葉アジサイが有名。柏の葉に似た葉をもち、白い花弁が集まり、鈴なりに花をつけます。６月の毎週日曜日には「紫陽花まつり」が開催されます。

紫陽花で彩られた栗田川と田園風景も楽しめる！「多古あじさい館」

道の駅多古の近くの栗山川の両岸の遊歩道に植えられた10,000株の紫陽花が咲き誇ります。6月10日には、無料で多古米がふるまわれるなどのあじさい祭りが催されます。のどかな田園風景の中でゆっくり散歩しながら紫陽花が楽しむのはいかがですか？

山の上に色とりどりの紫陽花！「野見金公園」

標高約180メートルの丘陵地に位置する野見金公園。6月には約1,200株植えられている紫陽花が咲き誇ります。天候に恵まれると、園内から東京スカイツリーやサンライズ、房総半島の海などが四方に望めます。紫陽花をかきわけながら、通る道は、まるで物語の中に入ってしまったよう！

色の変化が楽しめる！「麻綿原高原」

ここ麻綿原高原は、南房総で温暖な地域ながら、標高があるので気温が海岸線より低く、開花時期が少し遅いです。7月の山腹には約2万株の紫陽花で埋め尽くされます。種類は「本あじさい」です。品種は晩生で白から淡い青へと変化します。色の変化が楽しめるといいですね。

紫陽花の種類が豊富！「清水公園」

公園内にはアナベルやカシワバアジサイ、墨田の花火など50種、約1,000株、様々な紫陽花が咲いています。多種多様な紫陽花が景色に溶け込んで咲き、梅雨の公園を彩ります。中からきっとお気に入りの１つが見つかりますよ！

隠れた名所！「日運寺」

紫陽花の隠れた名所として知る人ぞ知るという古寺です。山門から境内にかけて2万株の紫陽花が咲き誇ります。境内の朱塗りの仁王門は享保11年（1726）に建立されたもので、アジサイに囲まれて浮き立つような姿が素晴らしく写真スポットです。

ハイキング気分で紫陽花を！「袖ヶ浦公園」

駐車場から公園へ向かう道にも白い紫陽花、青紫の紫陽花、赤紫の紫陽花、ピンクの紫陽花や青の紫陽花などが咲き、展望台遊歩道でも両側に咲き誇ります。ちょっとしたハイキング気分で楽しめそうです。公園が大きいのでお子さん連れにおすすめです。

まるで紫陽花の海を歩くよう！「日本寺」

境内の森の中に「あじさい庭園」が開園し、約8,000株50種類以上の珍しい品種の紫陽花が散策路わきに植栽されています。参道を山門に向かう途中は杉木立の中に紫陽花が植えられていて、林の中は あじさいの海の中を歩くような気分になれますよ！

まとめ

関東地方では6～7月に開花する紫陽花。春が終わり、新緑の季節も過ぎて、梅雨を迎える頃に咲く花です。ジメジメとうっとうしい時期に、清涼感を与えてくれる色合いが素晴らしいですね。紫陽花の名所はたくさんありますが、千葉県は広い敷地一面に咲き誇っている場所が多いのが特徴です。 青やピンクに色づいたカラフルな花に心ときめかせながら散策してみてはいかがですか？