久米島の名所といえばココ!絶対に外せないおすすめな人気観光スポット10選!

沖縄県には大小約160もの島があり、そのうちの1つ那覇市の西約100kmに位置する久米島です。島全体が県の自然公園になっています。透明度の高い海に囲まれ、緑が多いこの島には見どころが溢れています。レンタカーでぐるっと島を1周したり、レンタサイクルで風を感じながらのんびり走るのも素敵。ここではこれだけは見ておきたいという島の観光名所をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 久米島ツアーの入り口!「はての浜」

1. 久米島ツアーの入り口!「はての浜」

久米島の東側の沖合約5kmにある砂州で、メーヌ浜・ナカノ浜・はての浜の3つの砂浜でできています。ここへは船で行くことになりますが、玄関口になるのがイーフビーチ。はての浜に行くツアーが数多く出ています。ホテルからの送迎やランチ付き・グラスボートやシュノーケルセット付きなど、ツアー内容も様々。

また半日・1日コースなどもあり、3,500~10,000円位が目安。はての浜では海水浴やシュノーケリングが楽しめますが、日差しが非常に強く日陰となるものもないため、お出かけの際には日焼け対策を万全に。ツアーの多くは子供連れや1人参加もできるので、ぜひ出かけてみましょう。感動の絶景が待っていますよ!

■基本情報
名称:はての浜
住所:沖縄県島尻郡久米島町謝名堂(はての浜観光サービス)
TEL:090−8292−8854(はての浜観光サービス)

HP:http://kumehatenohama.web.fc2.com/
地図:「はての浜」への地図

2. 自然が作り出した造形美。久米島で押さえたい観光スポット「畳石」

2. 自然が作り出した造形美。久米島で押さえたい観光スポット「畳石」

久米島とは1983年に出来た海中道路・新奥武橋で結ばれる周囲1.6kmほどの奥武島。今ではレンタカーでも簡単に行くことができますが、橋が開通する以前は船や竹馬を利用したとか。この島一番の見どころとなるのが、沖縄県の天然記念物に指定されている畳石。大昔に噴出した溶岩が冷え固まり、表面は波の浸食作用によって平坦になっています。

五角形や六角形の岩が1000個以上もあり、大きいものは直径2mもあります。大きな亀の甲羅のように見えることから、亀甲岩とも呼ばれます。干潮時にのみ姿を現し、畳石の上を歩くこともできます。

■基本情報
名称:畳石
住所:沖縄県島尻郡久米島町奥武島

地図:「畳石」への地図

3. 歴史感じる観光名所!「上江洲家」

3. 歴史感じる観光名所!「上江洲家」
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具志川城主の末裔で、代々地頭を務めていた上江洲家の住宅。1700年代に建てられたと言われ、周囲は立派な琉球石灰岩の石垣とフクギが取り囲んでいます。美しい赤瓦の屋根の建物が印象的で、土間の竈やトイレと豚小屋を兼ねたフールと呼ばれる建物などがきちんと保存されています。

建物は風水に基づいて作られていると言われ、当時の面影を残しています。重要文化財に指定されている貴重な存在で、入場すると上江洲家の末裔のおばぁが丁寧に案内してくれますよ!久米島へ行った際には足を運んでみてくださいね!

■基本情報
名称:上江洲家(うえずけ)
住所:沖縄県島尻郡久米島町西銘816
TEL:098−985−2418
営業時間:9:00~18:00

地図:「上江洲家」への地図

4. 久米島に伝わる伝統産業を体験できる観光スポット!「久米島紬の里ユイマール館」

4. 久米島に伝わる伝統産業を体験できる観光スポット!「久米島紬の里ユイマール館」
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久米島に古くから伝わる久米島紬を、島を訪れた機会にぜひ見学していきませんか?久米島紬は、県の無形文化財や、国の伝統工芸品・重要文化財にも指定されている久米島が誇る伝統産業です。大島紬や結城紬など各地に紬の名産地はありますが、日本の紬絣技法は久米島が起源になっていると言われています。

15世紀ごろには養蚕が行われていたと考えられ、染料のほとんどを島内産の天然のものを使用。古くからの技法を保ち、その伝統と技術を「ユイマール館」で見学することができます。

館内には、久米島ならではの柄を表すため糸をデザインに合わせて括る「絣括り作業場」や、様々な植物を使い草木染めを行う「染色作業場」などがあります。「体験交流施設」では、コースター織やバンダナ・ショールなどを染める作業を体験できます。

■基本情報
名称:久米島紬の里ユイマール館
住所:沖縄県島尻郡久米島町真謝1878−1
TEL:098−985−8333
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始
入館料:大人¥200、中学生以下¥100

HP:http://www.kume-tumugi.com/
地図:「久米島紬の里ユイマール館」への地図

5. 久米島産の泡盛を堪能!お酒好きなら外せない観光スポット「久米仙工場」

5. 久米島産の泡盛を堪能!お酒好きなら外せない観光スポット「久米仙工場」
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沖縄のお酒といったら泡盛ですよね。ここ久米島を代表する泡盛と言えば久米仙です!泡盛は原料の米麹を発酵させて蒸留・製造されます。添加物を含む蒸留酒を除き、この工程の関係では糖質が含まれないため泡盛は糖質ゼロ!制限をしている人も安心ですね。

泡盛はストレートやロック、水や炭酸水で割ったりと飲み方・楽しみ方もいろいろ。島内の飲食店でいただけます。本社・工場内にある試飲コーナーで試飲し、購入もできます。予約すれば工場の見学も可能。琉球びーどろを使ったガラスのボトルが美しい「びーどろガラス」をお土産にどうぞ!

■基本情報
名称:久米仙工場
住所:沖縄県島尻郡久米島町字宇江城2157
TEL:098−985−2276
営業時間:工場見学10:00~16:00(12:00~13:00を除く) ※要予約

HP:https://www.k-kumesen.co.jp/
地図:「久米仙工場」への地図

6. 久米島の絶景といったらここ!地元でも人気なスポット「比屋定バンタ」

6. 久米島の絶景といったらここ!地元でも人気なスポット「比屋定バンタ」

久米島一の景勝地・比屋定バンタ。「バンタ」とは沖縄の言葉で崖や壁を表すそうで、ここは海抜約200mにも及ぶ断崖絶壁が続いています。空港から20分ほどの位置なので、レンタカーを借りてすぐに出かけることができます。

駐車場からも近いので見学しやすく、売店やトイレなどの設備もバッチリ。展望台からは、天気に恵まれればはての浜をはじめ、粟国島や渡名喜島・慶良間諸島などを眺めることができます。

比屋定バンタに来たら、ぜひ展望台にある売店「ほっと比屋定バンタ」へも立ち寄っていきましょう。ここの名物が沖縄そばで、セルフサービスですが、¥100と激安。揚げ物や惣菜・ご飯ものなども販売していて、お昼時は地元の人も訪れます。ぜひ行ってみてくださいね!

■基本情報
名称:比屋定バンタ
住所:沖縄県島尻郡久米島町字比屋定

地図:「比屋定バンタ」への地図

7. 古代遺跡から久米島を一望。絶対に行きたい観光スポットの1つ「宇江城城跡」

7. 古代遺跡から久米島を一望。絶対に行きたい観光スポットの1つ「宇江城城跡」
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標高310mの宇江城岳山頂に築かれたグスク。グスクとは南西諸島の古代グスク時代の遺跡のこと。ここは久米島で最も高い位置にあり、沖縄県内でも最高所にある城跡でもあります。

駐車場から階段を上がって頂上へ向かうと、360度の展望が広がります。島のほぼ全景が望め、遠くには粟国島や渡名喜島も見ることができます。石積みの城壁が残り、城内からは青磁の碗・皿などの陶磁器片が出土されています。国の史跡にも指定され、グスクの歴史を伺える貴重な存在です。眼下には、緑に包まれた自然豊かな久米島の風景と青い海が広がり、心が晴れ晴れすること間違いなしのおすすめ観光スポットです!

■基本情報
名称:宇江城(うえぐすく)城跡
住所:沖縄県島尻郡久米島町

地図:「宇江城城跡」への地図

8. 美しいビーチで優雅に過ごす!久米島でも特におすすめ「イーフビーチ」

8. 美しいビーチで優雅に過ごす!久米島でも特におすすめ「イーフビーチ」

久米島でもトップクラスの透明度を誇る白砂のビーチ。夏には、海水浴やマリンスポーツを楽しむ人たちで賑わいます。長さ2kmにもなる美しいビーチは、日本の渚百選にも選ばれた景勝地でもあります。遠浅なので、小さな子供と一緒でも楽しめ、家族連れでのお出かけにピッタリ。しかし干潮時にはかなり沖まで潮が引く為、潮の干満をチェックしてから出かけましょう。

沖縄に限らず海水浴を楽しむためには、危険な海洋生物にも気を付けなければいけません。海水浴シーズンになると、ビーチの各所にクラゲ用の酢箱も設置されます。ビーチ直結の久米島イーフビーチホテルは、久米島滞在にオススメ!近くには飲食店も多いので、久米島観光の拠点にぜひどうぞ。

■基本情報
名称:久米島イーフビーチホテル
住所:沖縄県島尻郡久米島町謝名堂548
TEL:098−985−7111

HP:https://www.courthotels.co.jp/
地図:「久米島イーフビーチホテル」への地図

9. 久米島の神秘的な観光スポット!「ミーフガー」

9. 久米島の神秘的な観光スポット!「ミーフガー」

「ミーフガー」は久米島内で有数のパワースポット。ミーフガーとは女岩を意味し、古くから子宝のご利益があるとされてきました。岩にぽっかりと穴が開いているように見えますが、実は2つの岩で出来ているそうです。とはいえ、風や波・潮などの浸食作用によって自然が作り上げたもの。見れば圧巻の景色です。

この岩の近くまで歩いて行くこともできます。ただゴツゴツとした岩場が続く為、ビーチサンダルやヒールのある靴は大変危険です。すぐ近くまで波も来るので、滑りにくく歩きやすい靴でお出かけください。5月頃になると周辺にはテッポウユリが咲き、辺り一面真っ白な花に覆われます。これもぜひ見てみてくださいね!

■基本情報
名称:ミーフガー
地図:「ミーフガー」への地図

10. うみがめの生体を学ぶ!貴重な体験ができるかも?!「久米島ウミガメ館」

10. うみがめの生体を学ぶ!貴重な体験ができるかも?!「久米島ウミガメ館」
photo by takayoshi2   /   embedded from Instagram

久米島では、5月~8月頃にアオウミガメ・アカウミガメが産卵のために上陸します。1度に100個近くの卵を産み落とすそうです。ダイビングやシュノーケルでも、運が良ければウミガメに出会える久米島。しかし、実態は絶滅の危機に瀕しています。

そんなウミガメの生態を学べるのが「久米島ウミガメ館」。大水槽には、優雅に泳ぐウミガメが、パネルコーナーでは生態や伝説などを知ることができます。

また、島の周辺で見られる350種2000点もの貝の標本も展示しています。ゴールデンウィークや夏休みなどには、エサをあげたり触ることができるふれあい体験が開催されます。体験は予約制なので、必ず問い合わせを!

■基本情報
名称:久米島ウミガメ館
住所:沖縄県島尻郡久米島町字奥武170
TEL:098−985−7513
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜日
入館料:大人(高校生以上)¥300、小・中学生¥200

地図:「久米島ウミガメ館」への地図

久米島の観光スポットを楽しもう!

いかがでしたでしょうか?今回は、沖縄の久米島でおすすめの観光スポットを10選ご紹介しました。久米島ってどんなところ?どこにあるの?そんな疑問が頭をよぎったら、その時が行き時です!深い知識は無用で、行ってしまえば楽しさ120%。海の青さや自然の多さ、古い歴史に美味しいグルメ。何でもありの久米島へ、ぜひ1度出かけてみてくださいね!

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