定番から穴場まで!春の北海道で桜のお花見におすすめな人気の名所10選!

3月の終わりから4月にかけて日本全国をピンク色に染める桜。昔から花といえば桜を指し、花見といえば桜の木の美しさを愛でる日本独特の風習は、いまだに健在です。4月にはほぼ終わってしまう桜ですが、北海道ではゴールデンウィークが見ごろ。この時期に北海道へ行けば、ふたたびピンクの世界を旅することができますよ。今回はそんな北海道のお花見スポットを調べてみました。

1. 自然とアートを堪能する桜の名所「モエレ沼公園」

1. 自然とアートを堪能する桜の名所「モエレ沼公園」
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世界的有名な彫刻家が設計したことで知られている、「モエレ沼公園」で自然とアートを堪能しながらお花見を楽しみませんか?こちらは札幌市の総合公園、モエレ沼公園です。世界的に有名な彫刻家であるイサム・ノグチによって設計されました。山、噴水、遊具などが、自然と融合され、まるでひとつの大きな彫刻作品の中にいるような気分に浸れます。

園内にはエゾヤマザクラを中心に2000本以上の桜が咲きます。春の訪れを楽しみながら、アートも堪能したいという貪欲なあなた、ぜひ訪れてみてください。きっと満足する光景がここにはありますよ!

■基本情報
名称: モエレ沼公園
花見シーズン:5月上旬~中旬
住所: 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
TEL:011-790-1231
営業時間:7:00-22:00(入園は21:00まで)
定休日:無休
アクセス:篠路駅より車で約45分

HP:http://moerenumapark.jp/
地図:「モエレ沼公園」への地図

2. 北海道函館の人気観光地でお花見を「五稜郭公園」

2. 北海道函館の人気観光地でお花見を「五稜郭公園」

城郭に咲き誇る見事な星形の春景を堪能できる、北海道函館の桜の名所が、皆さんご存知「五稜郭公園」です。ここではひと味ちがった桜の風景を楽しめます。北方防備の目的で作られた要塞で、その城郭に植えられた桜が星形に咲き誇ります。

夜はライトアップされ、明るい時間とはまた異なる妖艶な姿を堪能できます。桜が散るころには、花弁が堀の水面に覆いつくされ、開花時とはまたちがった風景が見られます。北海道の函館でお越しの際には、足を運ぶたびに感動が得られる、その美しい星形のピンク色をぜひ楽しんでください。

■基本情報
名称:五稜郭公園
花見シーズン:4月下旬~5月上旬
住所: 北海道函館市五稜郭町44
アクセス:五稜郭駅より徒歩約25分

HP:http://www.goryokaku-tower.co.jp/
地図:「五稜郭公園」への地図

3. 野鳥のさえずりと桜のコラボレーションを楽しむ「春採公園」

3. 野鳥のさえずりと桜のコラボレーションを楽しむ「春採公園」
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野鳥がさえずる湖畔でアウトドア気分で美しい桜のお花見なんていうのもいいのではないでしょうか?釧路市の中心から少し離れたところにある「春採公園」は、野鳥が訪れる地としても知られています。国の指定史跡である春採台地堅穴群、鶴ケ岱チャランケ砦(チャシ)跡のほか、国の天然記念物の春採湖ヒブナ生息地も含まれる春採湖の周囲に広がる自然公園です。

桜の見ごろは例年5月中旬から下旬で、湖畔を散歩しながら春の訪れを楽しめます。北海道で釧路へあるの時期にお出かけになられたら、ぜひここへ足を運んでみてくださいね!

■基本情報
名称:春採公園
花見シーズン:5月中旬~下旬
住所:北海道釧路市春湖台1
アクセス:JR釧路駅より徒歩で約30分

地図:「春採公園」への地図

4. 日本最東端の桜。春の終わりまでお花見が楽しめるスポット「清隆寺」

4. 日本最東端の桜。春の終わりまでお花見が楽しめるスポット「清隆寺」
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日本でも春の最後の最後まで楽しめるお花見スポットが、こちら根室の「清隆寺」です。ここ根室の清隆寺は、日本最東端の桜とも呼ばれています。ここでは、明治時代に国後島から持ち帰ったというチシマザクラが咲き誇り、訪れたあなたを迎えてくれますよ。樹齢130年以上も数える桜もあるのだとか。

桜前線最後にふさわしく、可憐ではかない淡いピンク色の姿、どことなく物悲しくも感じてしまいますね。緑萌ゆる若葉の季節の前に、もう一度、春の到来を喜びたい方はぜひ訪れたいですね。足を運ぶ価値のあるお花見スポットです。

■基本情報
名称:清隆寺
花見シーズン:5月中旬~下旬
住所:北海道根室市松本町2-2
TEL:0153-23-2942
アクセス:根室駅より徒歩約10分

HP:http://hokkaido33kannon.com/
地図:「清隆寺」への地図

5. 北海道の歴史感じる観光スポットで桜の花見を「有珠善光寺自然公園」

5. 北海道の歴史感じる観光スポットで桜の花見を「有珠善光寺自然公園」
photo by rose_linda_yama   /   embedded from Instagram

北海道の記念保護樹の石割桜をはじめ、多種の桜が咲き乱れる北海道のおすすめお花見スポットが、こちらの「有珠善光寺自然公園」です。ここ有珠善光寺は、1100年以上という長い歴史を持つお寺です。ここにある自然公園には、樹齢190年近くのエゾヤマザクラである石割桜があります。石の割れ目から養分を吸い上げてたくましく生きてきたその姿、ぜひご覧ください。

近くの山々の噴火などの災難を乗り越え、現地の人々の心の支えになった雄姿は一見の価値があります。また園内には、多種多様な桜がそれぞれ咲いていくため、長い期間に渡って桜を愛でることもできます。ぜひここへ立ち寄ってみてくださいね!

■基本情報
名称:有珠善光寺自然公園
花見シーズン:5上旬~6月中旬
住所:北海道伊達市有珠町
アクセス:JR有珠駅より徒歩約28分

地図:「有珠善光寺自然公園」への地図

6. 北海道の桜の名所!「松前公園」

6. 北海道の桜の名所!「松前公園」

歴史名所でもあり桜の名所でもある場所で、お花見を楽しみませんか?樹齢300年以上といわれる光善寺の血脈桜、龍雲院の蝦夷霞桜、天神坂門の夫婦桜の3大名木をはじめ、250種ほどの桜が1万本もあるという松前公園も北海道では有名な桜の花見の名所です。日本さくらの会によるさくら名所100にも選ばれるほど。

公園の北部に位置する桜見本園では、100種を超えるさまざまな桜が植えられ、次々と花を咲かせます。お花見シーズンにはイベントなども開かれるので、足を運んでみてはいかがでしょう?きっと思い出に残るお花見ができますよ!

■基本情報
名称:松前公園
花見シーズン:4月下旬から5月下旬
住所:北海道松前郡松前町字松城
アクセス:JR木古内駅より車で約1時間

地図:「松前公園」への地図

7. 一面のピンク!そんな美しい光景が広がるスポット「芝ざくら滝上公園」

7. 一面のピンク!そんな美しい光景が広がるスポット「芝ざくら滝上公園」
photo by bayashi84   /   embedded from Instagram

桜に覆われたピンクの斜面。そんな光景が目の前に広がる北海道のお花見スポットが、こちらの「芝ざくら滝上公園」です。この桜が咲き誇る山の傾斜は、夏の甲子園でもおなじみの甲子園球場の約7倍もあるとか言われています。地元紋別の学生たちが除草作業などを手伝い、あの美しい姿ができあがっています。

見た目のすばらしさはさることながら、花が放つ甘い香りが春の訪れをいっそう引き立ててくれます。これは行ってみなきゃわからない、ぜひとも体験してほしい場所です。次の春には迷わず足を運びたい、そんなおすすめのお花見スポットです。

■基本情報
名称:芝ざくら滝上公園
花見シーズン:5月上旬~6月上旬
住所:北海道紋別郡滝上町元町
アクセス:上川駅より車で約60分

HP:http://takinoue.com/?shiba
地図:「芝ざくら滝上公園」への地図

8. 馬とともに桜も楽しめる場所「優駿さくらロード」

8. 馬とともに桜も楽しめる場所「優駿さくらロード」
photo by por_porte   /   embedded from Instagram

桜を楽しみながら馬と触れ合う、そんな新しい花見形の花見が楽しめる北海道の桜の名所が、こちらの「優駿さくらロード」です。馬と自然に触れ合うことができるお花見スポットは珍しいですよね。ここでは春になると、道路の両側に立ち並ぶ桜が大きく首を傾け、桜のトンネルとなります。

しかも並木道が3キロにも渡って伸び、夜になるとライトアップもされ、妖艶な夜桜も堪能できます。見頃は5月に入ってから。本州の桜が終わって悲しんでいないで、北の大地、北海道へ来てください!求めている桜光景がここにはありますよ!

■基本情報
名称:優駿さくらロード
花見シーズン:5月上旬~中旬
住所:北海道浦河郡浦河町字西舎
アクセス:日高幌別駅より車で約8分

地図:「優駿さくらロード」への地図

9. 海辺に咲き誇る美しい桜の花見に行こう!「えりも町庶野さくら公園」

9. 海辺に咲き誇る美しい桜の花見に行こう!「えりも町庶野さくら公園」
photo by y_24da   /   embedded from Instagram

桜と港の風景がいっしょに味わえる北海道のお花見スポットへ足を運んでみませんか?北海道幌泉郡にあるこちらの「庶野さくら公園」は、その名のとおり、1500本ほどの桜が楽しめる桜の花見の名所です。

漁港を見渡す高台に数百本の桜があるため、港の風景を見ながら、桜も同時に愛でることができます。推定年齢300年というエゾヤマザクラは、もともと2本だった桜が1本の大樹になったことから、夫婦桜と呼ばれています。北海道幌泉郡へお越しに際には、その自然が作り出したアート、ぜひこの目で見てみてくださいね!

ロールケーキや生菓子には旬のフルーツがふんだんに使われていて、食べ比べるのも楽しいかも。売れ筋の焼き菓子を食べながら観光するもオススメ。ぜひ食べてみてください。

■基本情報
名称:えりも町庶野さくら公園
花見シーズン:5月上旬~中旬
住所: 北海道幌泉郡えりも町字庶野550
アクセス:JR様似駅より車で約50分

HP:http://www.hidaka.pref.hokkaido.lg.jp/
地図:「えりも町庶野さくら公園」への地図

10. 全長7キロにも及ぶ桜並木をドライブ「二十間道路桜並木」

10. 全長7キロにも及ぶ桜並木をドライブ「二十間道路桜並木」
photo by hi.yo.ongi   /   embedded from Instagram

日本一とも謳われる7キロにも及ぶ堂々たる桜並木が圧巻な北海道の桜の花見スポットが、こちらの「二十間道路桜並木」です。桜並木が7キロにも及ぶとは、さすがは北海道、広大な自然を感じますね。近隣の山々からエゾヤマザクラなどを移植した当時、左右の道幅がちょうど二十間だったことからこの名称がついたと言われています。

さくら名所100選などをはじめ、さまざまな名所として知られていて、花見シーズンになると日本一の姿を見ようと全国各地から人が訪れます。春に北海道を旅したら、どこまでも続く桜並木を体験してください!

■基本情報
名称:二十間道路桜並木
花見シーズン:5月上旬~中旬
住所:北海道日高郡新ひだか町静内田原
アクセス:静内駅より車約20分

地図:「二十間道路桜並木」への地図

北海道で桜の花見に必ず行きたい名所!

いかがでしたでしょうか?今回は日本の北の大地北海道で、美しい桜の花見を楽しむならぜひとも足を運んでほしいおすすめの花見スポット、名所ランキング10選をご紹介しました。さすがは北海道の桜の名所。どこもその広大な自然を感じる名所ばかりでしたね!今回ご紹介できたのは、広い北海道のほんのごく一部のスポットのみ。ぜひあなたのお気に入りの場所を見つけてみてください。

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