鬼太郎の町・鳥取県境港市で必見の妖怪スポット4選！

「妖怪発見」そんなウソのような出来事が起こる場所が鳥取県境港です。実は境港は妖怪で有名な観光地なんです！妖怪関連の神社や列車などを町中で見つけることができます。そこで今回は、鳥取県境港市に行ったらぜひ訪れたい必見スポットをご紹介します。

境港市と妖怪はどういう関係？

境港市が妖怪のまちとして有名な理由は、「ゲゲゲの鬼太郎」にあります。なんと境港市は国民的マンガとして有名な「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげるさんの出身地。街を挙げて水木しげるさんの世界観を感じることができる、一大妖怪スポットとなりました。

街に一歩踏み入れるとすぐに鬼太郎や仲間たちを発見でき、どこを見ても妖怪があふれている妖怪の街として人気を博しているのが、ここ境港なのです。

境港必見の観光スポットは？

水木しげるロード

境港市に訪れたら見逃すことのできないのが「水木しげるロード」です。JR境港駅から続く約800メートルの通りに、177体の妖怪ブロンズ像の姿が！日没後には約8分間の「動く妖怪影絵」が道路に投影され、昼間だけでなく夜も妖怪たちの姿を楽しむことができます。

昭和レトロな街並みに合わせた妖怪の像が立ち並ぶ光景は、街ブラをしながら愛でたくなる魅力を放っています。

177体もあるため、全部発見し制覇するなら境港市観光案内所にある妖怪ガイドブックを入手するのがおすすめ。177体を全て網羅しスタンプラリーも伴っており、妖怪スタンプ35個を集めると完走証までもらえますよ。

■動く妖怪影絵ライトアップ
期間：一年中、毎日
時間：日没～22:00

水木しげる記念館

もう一か所見逃せないのが、水木しげる記念館。「水木しげるロード」の端にあり、漫画家で妖怪研究家の水木しげる先生の世界観が詰め込まれています。

館内には水木しげるの漫画作品を紹介しているコーナーや、直筆壁画や原画（複製）が展示されているコーナー、水木しげるの等身大パネルがある仕事部屋など水木しげるファンにはたまらない展示が！それ以外にも、たくさんの妖怪が潜んでいる「妖怪洞窟」や日本全国に伝わる妖怪を紹介した「全国妖怪大地図」など、妖怪について知ることができるコーナーも用意されています。

一通り記念館を楽しんだら、忘れちゃいけないのがお土産。記念館のミュージアムショップでは、他では売っていないお土産も販売されているため、レアグッズがゲットできるかも？

■ 基本情報
〒684-0025 鳥取県境港市本町5番地
電話 0859-42-2171　FAX 0859-42-2172
年中無休／9:30〜17:00（受付は閉館30分前まで）

妖怪神社

妖怪の神社があるのは知っていますか？実は境港には「妖怪神社」まであるんです。この神社は、妖怪たちが住みやすい自然環境を守るための「妖怪の郷」としての意味をこめ2000年に完成しました。

ご神体の黒御影石と欅には水木しげる先生が入魂。家内安全、交通安全、厄除開運、心願成就、心身健全、合格祈願、病気平癒などのご利益を妖怪たちが授けてくれると言います。

境内では沢山の妖怪たちが出迎えてくれます。参拝の前に手を清める手水所には目玉おやじが。おみくじは「妖怪からくり人形」が運んできてくれますが、どの妖怪が来るかは運任せなのだとか。絵馬には一反もめん、ぬりかべ、目玉のおやじがあしらわれており、願掛けの内容によって異なります。

鬼太郎や仲間たちが付いた可愛いお守りなどはお土産にちょうどいいため、記念に手に入れてみてはいかがでしょうか。神社自体は少しコンパクトとなっており、見落とさないようにご注意ください。

■基本情報
名称：妖怪神社
住所：鳥取県境港市大正町62-1
HP：http://yo-kai.net/

鬼太郎列車

境港へアクセスするのに列車を使用する方もいらっしゃるでしょう。そこでぜひ乗りたいのが妖怪列車。境港駅へアクセスするJR境線では、ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターをプリントした列車が走っています。鬼太郎やねずみ男、ねこ娘、目玉おやじ、こなき爺、砂かけ婆といった6種類が運行しています。

全面に妖怪がプリントされた姿は一見の価値あり！きっと、写真を撮る手が止まらなくなりますよ。しかし、どのイラストの列車がいつ走るのかは日によって違うため、出会えるかは運次第。見たかった列車が見られればラッキーという気持ちで行くと楽しい観光ができるでしょう。

まとめ

さて、妖怪を発見できる鳥取県境港はいかがでしたでしょうか。さまざまな妖怪が、みなさんを歓迎し楽しいひとときをつくってくれます。ぜひ、時間が許す限り街を見て、歩いてはいかがでしょうか。きっと、妖怪たちがいつもと違う不思議な時間へ誘ってくれるはずですよ。