結婚式も行われる縁結ぶ島根県出雲大社のおすすめスポット3選！

日本で最も有名な神社といっても過言ではない、出雲大社。実は縁結びのご利益があることはご存じでしょうか？メインの拝殿以外にも、たくさんのお社や見逃せ名スポットがあるので、迷わないように、今回は出雲大社のおすすめスポットをピックアップしてご紹介します。

出雲大社とは

鳥取県出雲市の観光名所である出雲大社。正式には「いづもたいしゃ」ではなく「いづもおおやしろ」と読むことはご存じでしょうか。いつ創建されたか分かっておらず、「古事記」や「日本書紀」において、神話の舞台としてたびたび登場しています。出雲大社の御祭神は、大国主大神（おおくにぬしのかみ）。大国主大神は出雲王朝を繁栄させた立役者とされています。繁栄の象徴として複数の女神と結婚し、多くの子どもをもうけました。所説ありますが、大勢の女神との縁を深めたことから、縁結びの神様として知られるようになったとも言われています。

また、因幡の素兎（いなばのしろうさぎ）のお話も有名です。「古事記」にも記されているお話で、心優しい大国主大神が傷を負ったウサギを助けるお話です。大国主大神の優しい性格がうかがえますよね。出雲大社には「因幡の白兎」にちなんだスポットもあるので、ぜひ探してみてください。

拝殿/八足門

まず忘れちゃいけないのが拝殿。拝殿とは、神様がお祀りされている本殿に参拝するためも建物です。現在の拝殿は1959年5月に竣功し、総工費は1億円以上といわれています。通常神社でお参りする際は「二礼二拍手一礼」が一般的ですが、出雲大社では「二礼四拍手一礼」とされています。

拝殿の後方には八足門（やつあしもん）があります。八足門は2008年からの平成の大遷宮で新装されているので、まだ新しい出雲大社の様子がうかがえるかもしれません。

結婚式が行われる神楽殿

出雲大社で有名な大注連縄（しめなわ）は長さ約13メートルで、重さがなんと5.2キロを誇ります。その巨大さからは、縁を結ぶ巨大なパワーを感じます。大注連縄を懸けてあるのが、神楽殿です。実は、神楽殿は結婚式が行われている縁を結ぶスポットとして人気です。大広間は270畳もの大空間。正面破風の装飾にはステンドグラスが使用されているすてきな結婚式を思い浮かべる造りです。この場所で結婚式ができれば、幸せいっぱいになりますよね。

観光中に運が良いと白無垢の美しい花嫁さんの姿を見られます。幸せそうな花嫁さんを見ていると縁結びのご利益をいただけそうです。しかし、一生に一度の大切な結婚式なので、マナーを守って温かく見守りましょう。

縁結ぶパワー感じるムスビの御神像

ムスビの御神像という名は聞いたことはありますか。何やら、縁結びにご利益がありそうな名前です。実は、出雲大社ではムスビの御神像と呼ばれる像があります。ムスビの御神像は、縁結びの神様として知られる大国主大神の像です。神話で大国主大神が幸魂（さきみたま）と奇魂（くしみたま）と呼ばれる魂を得ている場面を像にしているのだとか。

幸魂と奇魂を得ることにより、大国主大神は神としての知識や教養を手にして、ムスビの大神になったといわれています。自然豊かな木々が立ち並ぶ参道の中に現れるりりしく手を広げているムスビの御神像。まるで、神話のように縁結びのパワーを得ている力強さを感じます。ぜひ、自分も同じポーズをして縁結びのパワーを得てみてはいかがでしょうか。

ハートを持つうさぎ発見

出雲大社で大量のうさぎを発見。出雲大社では大国主大神との関係が深いことから、多くのうさぎの像を見られます。大国主大神に助けられた因幡の素兎（シロウサギ）は大国主大神と八上比売（やかみひめ）の縁を取り持ったとされているのです。そのため、因幡の素兎は縁を結んでくれるうさぎとされています。

出雲大社にはうさぎの像が至る所にあり、中には手を合わせているうさぎや船に乗っているうさぎなどさまざまなかわいい姿をした像が見られます。その中で一番見たいのが、ハートを持つうさぎ！出雲大社御本殿の後ろ側付近にいるハートを持つうさぎは、まさに縁結びスポットの象徴といえるでしょう。

ぜひ、縁結びを祈りつつ写真に収めて、スマホの壁紙などにしてみてはいかがでしょうか。

■基本情報
名称：出雲大社
住所：島根県出雲市大社町杵築東195
HP：https://izumooyashiro.or.jp/
参拝時間：6時～20時
定休日：なし

まとめ

縁結ぶ出雲大社の魅力は知っていただけましたか。結婚式まで行われている出雲大社には、縁結びのご利益を感じずにはいられないでしょう。さらに縁結びの神様とうさぎの姿には、パワーを感じて写真に収める手が止まりません。ぜひ、縁を欲する方は出雲大社を訪れてみてください。もしかすると、良い縁を結んでいただけるかもしれませんよ。