大阪で鰻料理を食べるならここがおすすめ！鰻の名店10選

大阪グルメと言ったら何を思い浮かべますか？たこ焼きやお好み焼きといった定番の粉モンに、串カツやうどんなどたくさんありますよね！今回ご紹介するのは、大阪で人気の鰻料理店。鰻は関東と関西では調理の仕方が違うのをご存知でしょうか。関東風は背開きにして蒸してから焼くのに対して、関西風では腹開きにして蒸さずにそのまま焼いていきます。そのため、関西の鰻は関東に比べて表面がこんがりパリッとしているのが特徴です。もちろんお店によっても違いますが、大阪に来たらぜひ関西の鰻の味を食べてみてください。

慶応三年創業！パリッとふっくらこだわりの炭火焼き鰻「魚伊」

1867年創業の老舗鰻料理店「魚伊」では、創業当初から大阪ならではの蒸さずに焼く地焼き・備長炭での炭火焼きにこだわった蒲焼きを提供し続けています。外はパリっと中はふんわりと焼き上げるためには高い技術が必要で、長年受け継がれてきた職人の技により鰻の濃厚な味わいが引き出されています。全国各地からその時に一番美味しい鰻を仕入れているので、味は間違いありません。蒲焼の他にも白焼き、きも焼き、きも吸い、うまきなども楽しめます。また、今では珍しくなった鯨料理もこちらのお店で頂くことができますよ。

予約必須！関西では珍しい関東風の鰻の名店「鰻 にしはら」

日本の鰻の産地として有名な静岡県の浜松にある名店で17年修行を積んだご主人が地元で開いたという「鰻 にしはら」。かなりの人気店で席数も少ないため、訪れる際には必ず予約をしてから行ったほうがいいでしょう。注文を受けてから背開き、串打ち、白焼き、蒸し、色付けという工程を行うため、約30分ほど待つそうです。この30分があるからこそ絶品の鰻が食べられるんですね。上品な味付けでふわとろの鰻はあっという間に完食してしまうほどの美味しさです。

安くてうまいと人気の鰻専門店「いづもや」

鰻といえば、美味しいけれどお値段が高いのが気になるところ。そんな鰻が気軽に食べられるのがこちらの「いづもや」。安いのに美味しい鰻が食べられると評判のお店なんです。鰻は小ぶりながらも関西風でこんがりと焼き上げられています。ご飯にもしっかりとタレがかかっているところがまた嬉しいですよね。定食ではうまきや肝吸いなども付いているので、安くてもちゃんと鰻が楽しめて大満足できますよ。

名古屋名物のひつまぶしが大阪で食べられる！「ひつまぶし名古屋備長」

鰻といえばうな重が定番ですが、名古屋名物としても有名なひつまぶしも大阪で食べることができます。こちらの「ひつまぶし名古屋備長」では、愛知県産のたまり醤油を使用した本格的なひつまぶしが楽しめますよ。ひつまぶしのいいところは、一度に3つの味を楽しむことができること。はじめはそのまま、次にワサビとネギを加え、最後はお出汁をかけてうな茶漬けにしていただきます。鰻を贅沢に味わい尽くすことができますよ。

蒲焼きだけじゃない！進化し続ける豊富なメニューが魅力「炭火焼寝床」

国産鰻を使って、串焼きをはじめとした斬新なメニューを提供している「炭火焼寝床」。初めて訪れる人は燻製に、薄造り、炙り、湯引きなど、鰻の食べ方にこんなにも種類があったのかと驚くことでしょう。関西で初だという串焼き鰻は、はらみ、つら(首)、つくねなどそれぞれ食感や味わいが違ってどれも絶品。お酒との相性も抜群ですよ。普通の鰻に飽きてきた方は、創作料理の数々で新たな鰻の魅力に気付かされるかもしれません。

パリパリふかふか！王道の関西風鰻が食べられるお店「うな次郎」

表面が香ばしくパリパリと焼かれた、これぞ関西風といったうな重を食べるならこちらの「うな次郎」がおすすめ。テーブルにあるミルに入った粒山椒をかければ、挽きたてのいい香りが鰻とベストマッチ！うまきや肝吸いなどもセットになっていて、比較的リーズナブルなお値段で食べられます。その他、10月から4月までの冬季限定でうなしゃぶ鍋も提供しています。生の鰻をしゃぶしゃぶしてポン酢でいただくので、焼いた鰻とはまた違ったさっぱりした美味しさが味わえますよ。

高級割烹でいただく名物鰻ランチ「ふくのや」

日本料理のかが万グループが経営している「ふくのや」は、ふぐやはもといった旬の味覚が楽しめる高級割烹です。こちらのお店ではランチにせいろ蒸しや蒲焼きの鰻がいただけて、なかでも人気なのが名物のうな玉丼。職人さんの美しい手さばきによって作られるふわっふわのたまご焼きが、ふっくらと焼かれた上品な鰻と一緒にご飯に乗っていて絶品なんです。高級店でもランチならリーズナブルに食べられるのが嬉しいですね。

300年も続く鰻の老舗で食べる大阪まむし「本家柴藤」

創業約300年という長い歴史を持つ鰻の老舗店「本家柴藤」。現在は15代目がその伝統の味を引き継いでいます。こちらのお店で多くの方が注文するのが、大阪まむし(間蒸し)。ご飯とご飯の間に鰻を挟んで蒸したことからこの名前が付けられたそうです。ご飯の上だけでなく、間にも鰻が入っている大阪ならではの伝統の味を堪能することができますよ。また、上方焼きならではの味わいが楽しめる白焼きもおすすめです。

驚きの安さで美味しい鰻が食べられる！「宇奈とと」

東京都内や大阪、そして海外にも出店している「宇奈とと」は、驚くほどの安さで鰻が食べられると人気のお店です。鰻といえばたくさんお金を出さなければ食べられないイメージですが、ここではなんと550円からうな丼を食べることができます。ほぼワンコインで鰻が食べられるなんて、びっくりですよね！備長炭の炭火でふっくらと焼き上げられた鰻は、安くてもしっかり美味しいんです。気軽に鰻を食べたい！という方におすすめです。

幻の鰻が食べられる江戸流鰻専門店「志津可」

こちらの「志津可」では、白焼きにした後一度蒸して余分な脂を落としてから甘めのタレで焼き上げる、江戸流の調理法にこだわっています。特選鰻重には、幻の鰻とも呼ばれている静岡県産の共水という最高級ブランド鰻を使用。生産量が少なく、全国でも食べられるお店が限られているので、鰻好きであれば一度は食べておきたいですね。5月から10月にかけては、地元大阪の淀川で獲れる天然鰻も食べることができますよ。

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まとめ

いかがでしたか？どのお店も個性があって、口コミでも評価の高い名店ばかりです。鰻料理には「串打ち3年、裂き8年、 焼き一生」という言葉がある通り、串打ち・裂き・焼きの一つ一つの工程がとても重要で、少しの違いでも味や食感がかなり変わってしまいます。そんな職人の技が光る鰻料理をぜひ、大阪でもご賞味ください！