【定番から穴場まで】北九州を楽しむ人気のおすすめ観光スポット10選!

福岡県第2の都市・北九州。工場地帯としても有名ですが、山あり海ありの自然豊かな場所でもあります。見どころ・おいしいグルメも豊富で、ゆっくり散策したくなる街。福岡県に来たら、北九州にも寄らなきゃ損です!見ておきたいスポットを10ヶ所ご紹介しますので、ぜひ次のお休みの日に、ふらっと出かけてみませんか?

1. モダンな雰囲気漂う散策スポット「門司港レトロ」

1. モダンな雰囲気漂う散策スポット「門司港レトロ」

大正から昭和にかけてのモダンな建物が残るエリア。その中でも代表的な門司港駅はその美しさと趣のある姿が印象的で、国の重要文化財にも指定されています。明治から大正の頃には中国大陸との貿易が盛んに行われ、ヨーロッパの船も多く寄港していたため様々な文化の影響を色濃く受けた門司。新旧が入り混じり、独特な景観を楽しめる街歩きがオススメです。

八角形の塔屋と鮮やかなオレンジ色の外壁が特徴の「旧大阪商船」、美しい赤レンガ造りの「旧門司税関」、三井物産の宿泊施設としても利用され、過去にはアインシュタイン夫妻も宿泊した「旧門司三井倶楽部」など、見ごたえのあるものばかり。散策途中には、複合商業施設の海峡プラザでお土産を買ったり、門司名物の焼きカレーを味わってみるのもいいですね!古き良き街並みを散策したい人にオススメのスポットです。

■基本情報
名称:門司港レトロ
電話:093-332-0106(門司港レトロ倶楽部)

HP:http://www.mojiko.info/
地図:「門司港レトロ」への地図

2. 美しい景色とともにみる日本の城「小倉城」

2. 美しい景色とともにみる日本の城「小倉城」

1602年に細川忠興公が築城し、現在の城は1959年に再建されたもの。築城当時は4層よりも5層の方が大きい「唐造り」と呼ばれる天守閣が全国でもここだけで、とても珍しいものだったそうです。内部は江戸時代の小倉城や城下町、当時の藩主に関する資料を展示し紹介しています。5Fの天守閣の部分は展望ゾーンになっていて、小倉の街並みが360度の眺望で楽しめます。周囲には桜が約500本、ケヤキやイチョウなども多く春の桜・秋の紅葉も美しい。

併せて見学したいのが「北九州市立小倉城庭園」。大名の庭園と武家の書院を再現したもので、小倉城主であった小笠原氏の下屋敷跡に復元したものです。茶室や展示棟・池泉回遊式の日本庭園があり、全国でも珍しい「作法・礼法」を学ぶ施設でもあります。また北九州市出身の作家・松本清張の作家生活を知る、貴重な資料や自宅の一部を再現した空間などがある「松本清張記念館」も見ておきたい。3館共通券もあるので、ぜひ時間をかけてゆっくり見学したい場所です。歴史が好きな人には特にオススメですよ。

■基本情報
名称:小倉城
住所:福岡県北九州市小倉北区城内2-1
電話:093-561-1210
営業時間(4月~10月):9:00~18:00 ※入館は閉館30分前まで
営業時間(11月~3月):9:00~17:00
休館日:年中無休

HP:http://www.kokura-castle.jp/
地図:「小倉城」への地図

3. 季節の花々を楽しめる公園「北九州市立白野江植物公園」

3. 季節の花々を楽しめる公園「北九州市立白野江植物公園」
photo by rainfish7900   /   embedded from Instagram

当初は1952年に個人で運営していた植物公園として開園し、市民に親しまれてきました。1996年に「北九州市立白野江植物公園」としてオープンして以来、北九州では唯一の花木公園として四季の花々を楽しめ、地元の人も多く訪れます。一年を通じて様々な植物を見ることができ、春の桜やシャクナゲ、夏のアジサイやハス、秋は紅葉が美しく、冬にはボタン・スイセンなどが次々と咲きそろいます。起伏に富んだ自然の丘陵地を活かした園内は、散策するだけでも楽しい。

標高111mにある山頂の広場からは、周防灘も望むことができます。60種800本もの桜が植えられているので、春が特におオススメ。県内でも有数のコレクションを誇り、花時はお花見を楽しむ方で賑わいます。園内の「御花茶屋」ではくずきりやぜんざいなどの甘味をいただけるので、散策途中の休憩にぜひ立ち寄りましょう。どの季節に出かけても、その時一番美しい植物に出会えますよ。

→九州で桜のお花見ならココ!定番から穴場まで花見におすすめの人気スポット10選!

■基本情報
名称:北九州市立白野江植物公園
住所:福岡県北九州市門司区白野江2
電話:093-341-8111
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜日(祝日の場合は開園し、翌日休園)、年末年始 ※2~6月・9月~11月は無休

HP:http://www.shiranoe.com/
地図:「北九州市立白野江植物公園」への地図

4. 自分オリジナルの丼を作れる場所「旦過市場(たんがいちば)」

4. 自分オリジナルの丼を作れる場所「旦過市場(たんがいちば)」
photo by hanhyeri0731   /   embedded from Instagram

北九州市民の台所・旦過市場は、鮮魚や肉類・野菜などが集まり、食べ歩きができるお店があるので観光客にも人気です。地域密着の商店街のレトロな雰囲気も堪らない。大正時代の初め頃、近くの神獄川で荷物を運ぶ船が、この場所で荷揚げをしたことから店が建ち始めたと言われます。川の上にせり出すように作られた独特の造りや、狭い通路にびっしりと店が並ぶ様子はここならではの風景。飲食店も多いので、ランチにぜひ立ち寄ってみましょう。

オススメは「大學堂」。ここで丼に入ったご飯を購入。そして丼片手に市場内をブラブラ。お店で魚や惣菜などを購入して、丼に乗せてもらいましょう。出来上がったら「大學堂」へ戻り自分オリジナルの丼を、いざ実食。自分の好きなネタだけを入れるので、美味しいのは当たり前ですね。他ではちょっとできない面白体験ができる旦過市場です。ぜひ行ってみてくださいね!

■基本情報
名称:旦過市場
住所:福岡県北九州市小倉北区魚町4-2-18
電話:093-521-4140
営業時間:店舗により異なる
定休日:店舗により異なる

HP:http://www.tangaichiba.jp/
地図:「旦過市場」への地図

5. 山頂からの眺めは絶景!「皿倉山ケーブルカー」

5. 山頂からの眺めは絶景!「皿倉山ケーブルカー」
photo by mmasato8010   /   embedded from Instagram

九州で最長規模を誇るケーブルカーに乗って、市街地を一望する展望台へ行ってみませんか?皿倉山は、福岡県内でも有数の夜景スポットでもあります。その景色は素晴らしく、山頂にある展望台からは視界200度の大パノラマが楽しめます。山麓駅から山上駅まで全長1100m、標高差440mをケーブルカーに乗って約5分で上がっていきます。ケーブルカーからスロープカーに乗り換え、さらに山頂まで約3分。そこは標高622mの皿倉山山頂。

ケーブルカーやスロープカーからも眺望が楽しめますが、やはりオススメは山頂の展望台からの景色。絶景です!山頂にはレストランや、オリジナルグッズを扱うショップもあります。愛の鍵と呼ばれるハート型の南京錠が販売されているので、カップルで出かけたら願いを込めてぜひ鍵をかけていきましょう!

■基本情報
名称:皿倉山ケーブルカー
住所:福岡県北九州市八幡東区大字尾倉1481-1
電話:093-671-4761
営業時間(平日):10:00~18:00
営業時間(土日祝):10:00~22:00
定休日:年中無休

HP:http://www.sarakurayama-cablecar.co.jp/
地図:「皿倉山ケーブルカー」への地図

 
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6. 子供と一日中楽しめるスポット「北九州市立いのちのたび博物館」

6. 子供と一日中楽しめるスポット「北九州市立いのちのたび博物館」
photo by cherippe   /   embedded from Instagram

西日本最大級の規模を誇る博物館で、一日楽しく学べて遊べる施設として人気。館内は「自然史ゾーン」「歴史ゾーン」「共通ゾーン」の3つから構成されています。特に「自然史ゾーン」のアースモールは古生代・中生代・新生代に分かれ、化石や全長35mに及ぶ世界最大級のセイスモサウルスやティラノサウルス・マンモスやマッコウクジラなどの骨格標本など、太古の歴史を感じる展示物がいっぱい!「歴史ゾーン」は地元で古くからおこなわれている祭りや、弥生時代・明治時代の農家の母屋・昭和30年代の社宅など再現し、その当時の暮らしなどを紹介しています。

「共通ゾーン」には『こどもミュージアム』があり、楽しく遊びながら自然史や歴史に触れることができます。地球の誕生から現代までの自然・歴史・歩みを、様々な資料を通して学ぶことができるので、子供にもオススメです。展示数は4500点を超え、一日居ても飽きることがありません。ぜひ家族で出かけましょう!

■基本情報
名称:北九州市立いのちのたび博物館
住所:福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
電話:093-681-1011
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始

HP:http://www.kmnh.jp/
地図:「北九州市立いのちのたび博物館」への地図

7. 鉄道マニアにはたまらないスポット!「九州鉄道記念館」

7. 鉄道マニアにはたまらないスポット!「九州鉄道記念館」
photo by qpt.w   /   embedded from Instagram

門司港レトロ周辺の散策の際に訪れる機会の多い場所ですが、ここだけを見学しても十分楽しめる施設。九州における鉄道の歴史を、様々な資料や鉄道用具・模型などを使って紹介する記念館です。2003年オープン以来鉄道好きはもちろん、門司を訪れる多くの観光客も見学しています。蒸気機関車や明治時代の客車・駅員の歴代制服などのほか、駅弁ラベルやヘッドマークなどのマニアックなものまで揃っています。運転シミュレーターやミニ鉄道公園でミニ列車の運転を体験できるので、子供と出かけるのもオススメ。

ココに立ち寄ったらぜひ乗ってほしいのが「門司港レトロ観光列車」。九州鉄道記念館駅から関門海峡めかり駅まで4駅・約2kmの区間を走るトロッコ鉄道。潮風号と名付けられた可愛らしいトロッコ列車を運行していて、門司の美しい景色を見ながら小さな鉄道旅が楽しめますよ。子供も喜ぶこと間違いなしです!

■基本情報
名称:九州鉄道記念館
住所:福岡県北九州市門司区清滝2丁目3
電話:093-322-1006
営業時間:9:00~17:00 
定休日:第2水曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)

HP:http://www.k-rhm.jp/
地図:「九州鉄道記念館」への地図

8. 漫画好きなら必見のスポット!「北九州市漫画ミュージアム」

8. 漫画好きなら必見のスポット!「北九州市漫画ミュージアム」
photo by tako.82.michi   /   embedded from Instagram

今や世界中で人気の漫画。松本零士氏・わたせせいぞう氏・北条司氏など、実は北九州市にゆかりのある有名な漫画家が多いんです!ここでは地元ゆかりの漫画家を中心に、ただ読むだけではなくその背景や漫画の持つ様々な魅力を、漫画作品や資料を使い詳しく紹介しています。館内は主に「見る」「読む」「描く」3つのテーマで構成されています。所蔵する数万冊の漫画を閲覧出来たり、小・中学生向けの漫画の描き方体験など、おもしろい要素が盛りだくさん。

6Fにあるエントランスには、松本零士氏の代表作「銀河鉄道999」のメーテルが出迎えてくれ、等身大のハーロックのフィギュアと記念写真が取れるなど、入り口からワクワクが止まりません!!実際に漫画ができるまでの過程や、作品についての解説などを様々な資料や映像を通じて学ぶことができます。いつもは読まないジャンルの漫画を読んでみることで、新しい漫画の魅力を発見できるかもしれませんよ。漫画好きなら要チェックですよ。

■基本情報
名称:北九州市漫画ミュージアム
住所:福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5
電話:093-512-5077
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日

HP:http://www.ktqmm.jp/
地図:「北九州市漫画ミュージアム」への地図

9. 地図の歴史が学べる場所!「ゼンリン地図の資料館」

9. 地図の歴史が学べる場所!「ゼンリン地図の資料館」
photo by hori1217   /   embedded from Instagram

ゼンリンと言えば地図!ですよね。最近ではスマホやタブレット・パソコンで簡単にチェックする人が多いかもしれませんが、意外と地図マニアも多いとか。そんな方にぜひオススメしたいのが、ココ!江戸時代後期に測量家として活躍した伊能忠敬が編纂した「大日本沿岸海輿地全図」や、江戸時代の古地図、明治以降の北九州の地形図など興味深いものばかり。普段何気なく使っている地図が、どのように作られどんな歴史があるのかを知ることができる施設です。

また地図に関連した雑誌や子供向けの絵本などがある「体験コーナー」では、遊びながら地図や地理について学ぶことができます。子供連れでも充分楽しめますよ。この資料館があるのはリバーウォーク北九州という商業ビルの14F。最上階にあることから眼下には小倉駅・市街地をはじめ、遠くに関門海峡まで望めます。北九州での観光の際に、地図を見ることがあるかもしれません。その時は、ぜひここもチェックしましょう!

■基本情報
名称:ゼンリン地図の資料館
住所:福岡県北九州市小倉区室町1-1-1リバーウォーク北九州14F
電話:093-592-9082
営業時間:10:00~17:00
定休日:土・日・祝日、年末年始、夏期休業日

HP:http://www.zenrin.co.jp/mapgallery/
地図:「ゼンリン地図の資料館」への地図

10. 探検気分を味わえる!「千仏鍾乳洞」

10. 探検気分を味わえる!「千仏鍾乳洞」
photo by piyonosuke   /   embedded from Instagram

平尾台にある200以上の鍾乳洞のうち3つの鍾乳洞の一部が見学できるようになっていて、中でも千仏鍾乳洞は有名。長さ数千mに及び、そのうち約1200mが公開されています。日本三大カルスト台地の1つ平尾台に雨水が侵食し、数千万年という長い年月をかけて形成された鍾乳洞。1935年には国の天然記念物にも指定されました。照明設備があるのは入り口から900mまでで、その先も見学したい時は懐中電灯の用意が必要です。

入り口から480mまではスニーカーなどでも問題ありませんが、そこから先は川の中。ビーチサンダルや濡れてもいい靴を利用して、ジャブジャブ歩いて進んでいきましょう。内部は一年を通して気温16度・水温14度とほぼ一定していて、夏は涼しく冬でも寒さを感じません。大人も思わず童心に帰る、ちょっとした探検気分を味わえますよ!

■基本情報
名称:千仏鍾乳洞
住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台3-2-1
電話:093-451-0368
営業時間(平日):9:00~17:00 ※秋・冬季は日没まで
営業時間(土日祝):9:00~18:00
定休日:年中無休

HP:http://www.senbutsu-cave.com/
地図:「千仏鍾乳洞」への地図

北九州で観光を楽しもう!

北九州には空港もあり、高速道路・鉄道などアクセスの面でもとても恵まれていますが、アクセスだけでなく観光スポットも、今回紹介した場所も含め、多くの人気、おすすめスポットあります。福岡県ではいつもは博多周辺しか見ていない方も多いかもしれませんが、せっかくのこの機会に、北九州へ出かけてみませんか?北九州で最高の思い出を作ってくださいね!

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