2019年07月02日更新
これぞ秋の絶景!和歌山で美しい紅葉を見るなら絶対におすすめな人気の名所10選!
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和歌山県は世界遺産やマリンリゾート、温泉など、さまざまな見所があり、大阪からも電車で1時間弱、関空からのアクセスも良いので、身近な観光スポットとしてとても人気があります。もちろん、自然が豊かな和歌山県は紅葉狩りのスポットも多くあります。今回は和歌山の絶景紅葉スポットランキング10選をご紹介していこうと思います。ぜひ足を運んでみてください。
この記事の目次
- 1 1. 和歌山県の観光名所!紅葉も必見!「高野山」
- 2 2. 真っ赤に紅葉した景色の中ドライブを楽しむ「高野龍神スカイライン」
- 3 3. 渓谷全体が鮮やかに染まる。和歌山の定番紅葉スポット「奇絶峡」
- 4 4. その姿は圧巻。そびえ立つ大樹「熊野古道 福定(ふくさだ)の大銀杏」
- 5 5. 大阪からの日帰り紅葉スポット!和歌山にある「根来寺(ねごろじ)」
- 6 6. 一面に広がる黄金の紅葉景色。和歌山の名所「生石高原」
- 7 7. 和歌山県の中心にあるランドマーク。紅葉も絶景「和歌山城 紅葉渓庭園」
- 8 8. 和歌山県にある秘境。迫力満点のその光景は必見「瀞峡(どろきょう)」
- 9 9. 広大な土地に広がる趣きある紅葉スポット「救馬渓観音 (すくまだにかんのん)」
- 10 10. 美しく染まった紅葉と滝景色。「那智滝(なちのたき)」
- 11 和歌山県で鮮やかな紅葉を楽しもう!
1. 和歌山県の観光名所!紅葉も必見!「高野山」
平安時代、弘法大師が修行の地として開いたとされる高野山。現在では真言宗の総本山金剛峯寺を始め、117もの塔頭寺院がある日本でも有数の仏教宗教都市です。周囲を1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの高野山は、温暖な和歌山県の中では平均気温も低い為、少し早めの紅葉を楽しむことができます。
2004年には世界遺産に指定されたことから、高野山全体が美しく整備されており、山に点在している塔頭寺院の庭園や奥の院など見所が沢山。特に紅葉の季節になると金剛峯寺から壇上伽藍に通じる蛇腹道(じゃばらみち)は、紅葉のトンネルのようで大変美しく、夜間は紅葉のライトアップも行われます。
高野山へのアクセスは南海電車がオススメですが橋本駅からは展望テッキ付きの列車・こうや花鉄道「天空」に乗れば紅葉を車窓からも楽しむことができますよ。大阪からでも充分日帰りで行くことができるので、神聖な非日常を体験してみてくださいね。
名称:高野山(真言宗 総本山金剛峯寺)
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山132
TEL:0736-56-2011
HP:https://www.koyasan.or.jp
地図:「高野山(真言宗 総本山金剛峯寺)」への地図
2. 真っ赤に紅葉した景色の中ドライブを楽しむ「高野龍神スカイライン」
高野龍神スカイラインは、田辺市龍神村と高野山の奥の院交差点の間にある、延長42.7kmの道です。このドライブウェイが通る場所は和歌山でも最高標高付近。高野山と同じく、温暖な和歌山県の中では少しはやく紅葉が楽しめる場所です。途中にある護摩壇山の南斜面にはブナ・ミズナラを中心とした原生林が広がり山全体をパッチワークのようにさまざまな色で色づいています。
また雲海の名所としても知られており、運が良ければ雲海と紅葉、2つのコラボレーションが見られることも。アクセスは車やバイクのみとなってしまいますが、高野山から熊野まで行く「聖地巡礼バス」もバスもありますので、是非ご検討してみてくださいね。
3. 渓谷全体が鮮やかに染まる。和歌山の定番紅葉スポット「奇絶峡」
和歌山県の紅葉スポットでここを忘れてはいけません!田辺市の会津川の上流にある「奇絶峡」は、不動明王を祭る「不動の滝」と、一枚岩に刻まれた「磨崖三尊大石仏」(堂本印象作)で知られる峡谷です。秋にになると渓谷全体が赤く染まり、橋や滝などと共に美しい光景をつくりだします。
渓谷には巨大な奇石がゴロゴロとしていて自然の迫力を感じます。駐車場からもすぐ行けるお手軽な景勝地としてもオススメです。他ではなかなか出会えない、和歌山県ならではの光景を、観光に訪れた際にはぜひ味わってみてください。
4. その姿は圧巻。そびえ立つ大樹「熊野古道 福定(ふくさだ)の大銀杏」
古代から中世にかけ和歌山県にある熊野三山の信仰が高まり、京都に住む貴族や皇族、庶民までもが巡礼する熊野詣の習慣が長く行われていました。現在ではその習慣はなくなってしまいましたが、2004年、熊野古道は世界遺産として指定され、今では多くのトレッキングやハイカーが自然を楽しめる山道となっています。
この熊野古道、紅葉の季節で有名なのは中辺路にある福定の宝泉寺境内にある大銀杏です。推定400年の大銀杏は樹径5.3m、高さは22mの大木。秋になると真っ黄色とこんもり色づくので、遠くからもよくわかります。別名千本イチョウとも呼ばれ、多くの枝が放射状にのび生命の力強さを感じることができます。ぜひ熊野詣での途中に訪れてみてくださいね。
5. 大阪からの日帰り紅葉スポット!和歌山にある「根来寺(ねごろじ)」
岩出市にある根来寺は、戦国時代には大名に匹敵する僧兵集団を形成したことから、権力を持ち、周辺は宗教都市として大変栄えた歴史があります。今ではその面影は知るよしもありませんが、広大な境内の国宝の大塔や、美しい庭園など多くの見所がある静かな寺院となっています。
こちらの紅葉のスポットは、根来寺境内を流れる大谷川の「紅葉谷」。周囲は「もみじ谷公園」として整備されており、11月ともなるとカエデを中心に色づいて行きますよ。大阪南部からも近いので、日帰り紅葉スポットとしてもオススメできます。和歌山県で見逃せない紅葉スポットです。
名称:根来寺(ねごろじ)
住所:和歌山県岩出市根来2286
TEL:0736-62-1144
拝観時間:9:10~16:30 ※冬期(11月~3月)16:00まで
アクセス:下井阪駅より車で15分
HP:http://www.negoroji.org/
地図:「根来寺(ねごろじ)」への地図
6. 一面に広がる黄金の紅葉景色。和歌山の名所「生石高原」
秋になると色づくのは木々だけではありません。和歌山市内から関西百名山生石ヶ峰にある、こちらの紅葉スポット「生石高原」では、360度、どこを見ても一面の黄金に色づいたススキを鑑賞できるんです。なだらかにつづく高原からは天気が良ければ遠く淡路島や四国を望むこともできるんです。
車でも高原に行くことができますが、ハイキングコースが整備されているので、トレッキングや登山(3時間弱)に挑戦するのもおすすめですよ。和歌山県の標高870メートルの地に広がる美しい紅葉景色、ぜひその目に焼き付けてくださいね!
7. 和歌山県の中心にあるランドマーク。紅葉も絶景「和歌山城 紅葉渓庭園」
和歌山市に行くと中心部にそびえ立つ、立派な和歌山城があるのが目につくと思います。江戸時代の和歌山は紀州として徳川御三家が治めており、大変繁栄した藩でした。今の和歌山城は昭和時代の再建ですが、その堂々たる姿は当時の面影を偲ぶことができます。
この和歌山城、春には桜祭が有名な桜の名所ですが、もちろん紅葉の名所としても知られているんです。8217平方メートルの広さを持つ江戸時代初期に造られた大名庭園である通称「紅葉渓庭園」は、一面に赤い紅葉が燃えるような赤さに色づきます。水面に映るモミジもまた美しく趣がある風景なんです。
また、新緑の季節の青モミジも大変素晴らしいものなので、季節折々に訪れてみるのもおすすめです。和歌山観光の際には、ぜひお立ち寄りください。
名称:紅葉渓庭園
住所:和歌山県和歌山市一番丁3
TEL:073-435-1044
開園時間:9:00〜17:00
アクセス:和歌山市駅から徒歩14分
HP:http://www.wakayamakanko.com/
地図:「紅葉渓庭園」への地図
8. 和歌山県にある秘境。迫力満点のその光景は必見「瀞峡(どろきょう)」
和歌山、三重、奈良の3県にまたがる渓谷の「瀞峡」。どこの県からもアクセスが悪い為、原生林がそのまま残り、太古の自然が残っている、まさに秘境と呼ばれるにふさわしい景勝地です。川の浸食でできた渓谷は巨石がいたるところにあり、迫力満点です。渓谷は川の上流から奥瀞、上瀞、下瀞と呼ばれ、特に見応えがある下瀞は特にオススメ。
紅葉の時期になると、渓谷の原生林が彩りを添え、透明度の高い水面に写る紅葉と協奏曲を奏でます。瀞峡の鑑賞は、やはり船からが一番。下流のウォータージェット船乗り場からは往復2時間弱での瀞峡巡りコースなどさまざまなプランがありますので、ご予定にあわせてお選びくださいね。
9. 広大な土地に広がる趣きある紅葉スポット「救馬渓観音 (すくまだにかんのん)」
今から1300年ほど前に、役の行者によって開山された「救馬渓観音」は、和歌山県最南端の厄除霊場は、レジャースポットや温泉の多い、南紀白浜の郊外にあります。こちらの救馬渓観音は山1つ、東京ドームの建物21個分の広大な敷地にあり、巨大な一枚岩の下に建てられた寺院はとても見応えがあります。
秋になると山門から本堂までの約1キロの参道には、桜やもみじなどが色づきとても良い雰囲気です。また、こちらは桜やアジサイの名所としても知られていますので、紅葉の季節以外にも訪れてみてはいかがでしょうか?
名称:救馬渓観音
住所:和歌山県西牟婁郡上富田町生馬313
TEL:0739−47-1140
アクセス:朝来駅より車で6分
HP:http://www.sukuma.or.jp
地図:「救馬渓観音」への地図
10. 美しく染まった紅葉と滝景色。「那智滝(なちのたき)」
高さ・水量ともに日本一の滝と言われる那智の滝。太古から修行の地として巡礼されていた那智滝は、2004年、世界遺産として登録されました。133メートルの高さから垂直の断崖に沿って落下する大滝は、一度は見てみたいダイナミックな迫力。また、滝の前には青岸渡寺の三重の塔があり、神聖な巡礼の地であることを感じさせてくれます。
紅葉の季節になると滝の周りの原生林や麓に植えられたモミジが美しく色づき、とても華やかな光景になります。例年11月に行われる近くの熊野那智大社の紅葉(もみじ)祭は、平安時代に那智の滝近くで「千日行」をした花山法皇が、紅葉の美しさを和歌にしたためたのをした故事にちなんだものです。この日は、那智の滝周辺は華麗な平安絵巻が雅やかに繰り広げられますので、ぜひ合わせてご鑑賞ください。
和歌山県で鮮やかな紅葉を楽しもう!
今回は和歌山県で紅葉を楽しむならぜひとも行ってほしいおすすめスポット10選をご紹介しました。自然豊かな和歌山県の魅力を少しでもお伝えできたでしょうか。温暖な和歌山県ですが標高差がありますので、シーズン中はさまざまな場所で紅葉を楽しむことができますよ。紅葉にグルメに温泉に、秋を楽しむのにはぴったりな和歌山県に、ぜひ足をお運びください。
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