2019年07月30日更新
梅雨時のお楽しみ!神奈川であじさいが楽しめる名所10選
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紫陽花は6月上旬から7月上旬の1カ月ほどの間に咲く花です。学名を「hydrangea(ヒドランゲア)」といい、ラテン語で「水の器」という意味です。ちょうどその頃は日本の梅雨という雨が多い時期。よく水を吸収することからこの名前が付けられたそうです。雨が降る中でこそ光り輝く紫陽花の花。植えられている土壌により花弁の色が変化する紫陽花。その美しさとはかなさに心を打たれること間違いなしです。
この記事の目次
紫陽花(あじさい)ってどんな花?
紫陽花は日本が原産国。日本の気温や風土に馴染みやすく、半日陰にも強い花です。そのため、うっそうとした樹木に覆われた寺院の境内でもきれいに花を咲かせてくれます。各地に「あじさい寺」の愛称で呼ばれる寺院が多いのもこのため。今回は神奈川の紫陽花スポット10か所を紹介します。日本人にずっと愛されてきた紫陽花、ぜひあなた自身の目で心で感じてください。
1.明月院ブルーが美しい!「明月院」
青い紫陽花が多いことから、明月院ブルーという愛称で親しまれているほど人気が高い明月院。撮影の目玉は参道の階段です。 約40種類のあじさいは色鮮やか、高台からは湘南の海をバックにその美しい花々を見ることができます。閉門の10分前(16時50分頃)が撮影チャンス。それ以外は比較的混雑します。
2. “あじさい路”に咲く全面の紫陽花!「長谷寺」
眺望散策路(あじさい路)には、2500株を超える色とりどりの紫陽花が植えられています。あじさい路の頂上は一面が紫陽花です。あじさい路上段からは、由比ヶ浜の海を眺めることもでき、まさに絶景!例年、5月中旬から下旬頃にかけて咲き始めますが、本格的な見頃は6月中旬から。
施設名:長谷寺
住所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
TEL:0467-22-6300
アクセス:江ノ島電鉄 長谷駅から徒歩5分
HP:https://www.hasedera.jp
地図:「長谷寺」への地図
3.由比ヶ浜と紫陽花の景色がたまらない!「成就院」
山門前付近から眺めるあじさいと背後の由比ヶ浜の景色が絶景と評判のお寺です。成就院参道は「あじさい参道」と呼ばれています。山日本の名作映画「男はつらいよ」の第29作「 寅次郎あじさいの恋」のロケ地にもなりました。映画の雰囲気そのままで、寅さんファンにはたまりません。
施設名:成就院
住所:神奈川県鎌倉市極楽寺1-1-5
TEL:0467-22-3401
アクセス:江ノ島電鉄 極楽寺駅より徒歩5分
HP:http://www.jojuin.com/
地図:「成就院」への地図
4.江ノ電とあじさいの絶好の撮影スポット!「御霊神社」
御霊神社前では江ノ電の極楽寺トンネル(極楽洞)を出てくる電車と紫陽花をコラボした光景が見る事ができます。すれすれに行き交うベストスポットです。紫陽花の時期になると江ノ電待ちのカメラマンで境内がひときわ賑わいます。御霊神社の紫陽花は、6月上旬よりも6月中旬に訪れた方が綺麗な花を見ることができます。
5.ゆったりと散策できます!「建長寺」
広い境内のあちらこちらで紫陽花を楽しむことができます。本堂前のビャクシンの巨木の下に咲く紫陽花、境内奥の半蔵坊に向かう参道に咲く紫陽花、そして、深い谷戸の奥にある回春院の池の辺りに咲く紫陽花。北鎌倉の紫陽花シーズンは混雑しがちですが、こちらの境内はゆったりと散策して花が楽しめそうです。
施設名:建長寺
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
TEL:0467-22-0981
アクセス:JR横須賀線 北鎌倉駅からバス5分(江ノ電バス「鎌倉駅」行き建長寺下車)または徒歩約15分
HP:https://www.kenchoji.com/
地図:「建長寺」への地図
6.風情たっぷりのフォトスポット!「極楽寺」
極楽寺には十二単という珍しい種類の紫陽花があります。ただ、境内は撮影禁止なので注意。しかし境内ではなくても綺麗な写真が撮れるスポットはありますのでご安心ください。一番人気のフォトスポットは山門前です。茅葺き屋根の山門と「極楽寺」の文字が刻まれた石碑が風情たっぷり!
7.梅並木に紫陽花が映える!「東慶寺」
5月下旬頃から「ヤマアジサイ」が色づきはじめ、6月に入ると様々な紫陽花が見頃を迎えます。東慶寺の紫陽花は定番の青系に加えて、白色を基調とした花にうっすらと水色やピンクがかったものもあり、本当に色とりどりです。梅並木の中で紫陽花の色がひときわ映えます。シーズンの終盤には真っ白な紫陽花のアナベルが見事です!
施設名:東慶寺
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1367
TEL:0467-33-5100
アクセス:JR北鎌倉駅から徒歩4分
HP:https://tokeiji.com/
地図:「東慶寺」への地図
8.箱根の車窓から楽しむ!「あじさい電車」
箱根湯本駅~強羅駅までの沿線には、6月中旬から、次々と咲く紫陽花。箱根登山電車は急勾配で箱根の山を登るので、各駅の標高が違い、線路に沿って例年7月中旬まで、長い期間あじさいを楽しめるスポットなのです!夜にはライトアップされ、幻想的に映し出された紫陽花を見ることができます。
施設名:あじさい電車
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町湯本
TEL:0465-32-6823
アクセス:箱根登山鉄道 箱根湯本駅~強羅駅
HP:https://www.hakone-tozan.co.jp/sightseeing/
地図:「あじさい電車」への地図
9.紫陽花の中で琵琶の音色も美しい!「阿弥陀寺」
阿弥陀寺は箱根あじさい寺としても親しまれています。境内に約3,000株の紫陽花があなたを魅了するでしょう。予約で住職による琵琶の演奏を聞くことができます。紫陽花に囲まれた風情ある山寺での琵琶の音色はまるで別世界に入りこんだようです。
施設名:阿弥陀寺
住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤24
TEL:0460-85-5193
アクセス:箱根登山鉄道 塔之沢駅から徒歩15分~20分
HP:http://amidagi.com/
地図:「阿弥陀寺」への地図
10.鎌倉の花の名所!「瑞泉寺」
鎌倉二階堂の奥の谷戸に瑞泉寺はあります。四季を通じて花の名所として名高い瑞泉寺。紫陽花の見ごろは6月の中旬ですが、山紫陽花は6月1週と少し早めに咲きます。ひっそりした境内で静かに見る山紫陽花の花はとても可憐でいいものです。しっとりとロマンチックな楽しみ方ができそうです。
施設名:瑞泉寺
住所:神奈川県鎌倉市二階堂710
TEL:0467-22-1191
アクセス:JR鎌倉駅東口からバス「大塔宮」下車徒歩10分
HP:http://www.kamakura-zuisenji.or.jp/
地図:「瑞泉寺」への地図
まとめ
雨の中でこそ、ハッときれいな紫陽花は、私たちの心をそっと暖かくしてくれるでしょう。今回は、神奈川県の紫陽花スポットの名所から穴場まで紹介しました。見頃の時期に合わせてお祭りをしているところもあります。梅雨の時期だからこそ楽しめる景色をぜひお楽しみください!
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