大自然がつくりだす地球の神秘！日本の六大鍾乳洞に行ってみよう

鍾乳洞へ行ったことはありますか？鍾乳洞は、石灰岩が地下水などによって浸食されてできた洞窟のことで、中には美しい鐘乳石の世界が広がっています。その洞窟の性質にもよりますが、鐘乳石が1cmできるのには何十年、または何百年と長い年月がかかっています。また、想像もつかないくらいはるか昔の化石などが残されているところもあり、鍾乳洞は自然の博物館とも呼ばれているのです。日本にはたくさんの鍾乳洞がありますが、中でも規模が大きくて有名な六大鍾乳洞をご紹介します。まだ行ったことのない方は、ぜひ行ってみてください！地球がつくり出した新たな魅力に気づくことができますよ。

ドラゴンブルーに輝く地底湖「岩手県・龍泉洞」

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岩手県下閉伊郡岩泉町にある龍泉洞は、総延長が約4,000m。その中には地底湖が8つも見つかっており、現在も調査が続いています。今はこのうちの３つが公開されているのですが、透明度がとても高いため青く美しく輝いて見えるので、その色はドラゴンブルーと呼ばれています。その他にも洞内にはコウモリが住んでいたり、LEDで幻想的に照らし出された鐘乳石が楽しめます。

日本一の巨大鍾乳洞「山口県・秋芳洞」

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山口県美祢市にある秋芳洞は、日本一の規模を誇る巨大な鍾乳洞です。その総延長はなんと約10km。公開されているのは1kmほどですが、洞内も広々としていて見どころが満載。百枚皿や洞内富士、黄金柱などとにかく他では見ることのできない圧倒的なスケールに感動すること間違いなし。追加料金を払えば、懐中電灯を持ってはしごを登ったり穴をくぐり抜けたりする冒険コースも楽しむことができます。

リニューアルしたばかりの最新型鍾乳洞「高知県・龍河洞」

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高知県香美氏にある龍河洞は、総延長約4km。美しい鐘乳石の他に洞内には水が流れており、所々に滝もあります。そして今年の夏に新たに生まれ変わったばかりの、他の鍾乳洞では見られない音と光、そしてプロジェクションマッピングによる映像を使った最新の神秘的な世界を楽しむことができます。日本でここしかできない体験をすることができそうですね。

月の世界を体感できる鍾乳洞「福島県・あぶくま洞」

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福島県田村市にあるあぶくま洞では、8,000万年もの長い年月をかけてつくられた美しい鐘乳石を見ることができます。その鐘乳石の数と種類の多さは東洋一とも言われるほど。最大の見所は高さ29mのホール「滝根御殿」。そして出口付近の「月の世界」では、日本の鍾乳洞初の調光システムにより、本当に月に入ったかのような不思議な体験ができます。

3億年の歴史がつくりだす九州最大の鍾乳洞「熊本県・球泉洞」

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熊本県球磨村にある球泉洞は、総延長4,800mの九州最大の鍾乳洞です。3億年の歴史を持つ洞内には、約2万匹のコウモリが生息しています。現在も浸食を続けている鐘乳石の造形美や、天然橋と呼ばれる自然の力によって正確に水平にかけられた石には自然の神秘を感じさせられますよ。

珊瑚でできた沖縄屈指の鍾乳洞「沖縄県・玉泉洞」

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おきなわワールドの中にある玉泉洞は、総延長約5,000mと大きな鍾乳洞で、鐘乳石の数も100万本以上と国内最多と言われています。沖縄の鍾乳洞は、珊瑚を主成分とした琉球石灰岩でできているため他の鍾乳洞と比べて成長が3年で1mmと早いのです。トカゲモドキの仲間やオオウナギなど、他ではあまり見られない生物も生息しています。

まとめ

いかがでしたか？六大鍾乳洞はどこもしっかりと歩道が整備されているので、気軽に行くことができます。ですが足元は濡れていたり、滑りやすいこともあるのでスニーカーなど歩きやすい靴で行きましょう。洞窟探検をしたい方には冒険コースが用意されているところもありますよ！地上では見ることのできない迫力のある景色に感動することでしょう。鍾乳洞は一年を通して10度前後と涼しいので、特に暑い日のお出かけにぴったりです。