甘くないお土産もいいかも?!和歌山県の甘くないお土産7選!

和歌山県は、紀伊半島の南西部に位置し、太平洋から瀬戸内海へと続く海に面しています。和歌山県には、徳川御三家の紀州徳川家の居城であった和歌山城や、高野山、熊野三山など歴史のある観光地が点在しています。海の幸、山の幸の恵みを楽しめるお土産も数多くあります。その中から、甘いものが苦手な方や辛党の方が喜びそうな、甘くないお土産をご紹介します。

南高梅/宝梅 紀のなごみ(宝梅)

南高梅(なんこうばい)は、和歌山県が主な産地である梅の品種のひとつ。その果実は、梅の品種のなかでも最高級とされています。

宝梅は紀州和歌山の南高梅を使用して、うす塩仕立てで、おいしく、ヘルシーな梅干しです。『紀のなごみ』は大粒で、良質なものだけをえりすぐり、一粒ずつ個包装した最高級の梅干しです。きめ細かいやわらかな皮に、ふっくらとした果肉が絶品!大切な方へのお土産に最適です。

和歌山ラーメン/井出商店

(和歌山ラーメン 井出商店:筆者撮影)

『和歌山ラーメン』は、和歌山県北部で人気のご当地ラーメンです。当地では、「中華そば」「中華」と呼ばれています。豚骨醤油スープは、いわゆる「井出系」と呼ばれ、全国にファンがいます。多くのメディアでも取り上げられて、お店にいつ行っても長蛇の列が見られます。

世の中にはラーメン好きの人が大勢いて、ご当地ラーメンのお土産は甘いものが苦手な方はもちろん、甘党さんにも喜ばれます。お店で提供されるラーメンと同じ味を、ご家庭でも味わってください。

高野山胡麻どうふ/角濱ごまどうふ総本舗

精進料理のなかで貴重な栄養源として重宝されてきたごまは、高野山の修行僧によって受け継がれてきました。修行僧にとっては、調理もまた修行です。胡麻どうふは、高野山の精進料理には欠かせないものです。

角濱ごまどうふ総本舗の『高野山胡麻どうふ』は、弘法大師が開かれた高野山の山上で、伝統製法と吉野本葛、深山から湧き出る石清水を用いてつくる精進料理の逸品です

金山寺味噌/味噌本舗やまだ

『金山寺味噌』とは、径山寺味噌、徑山寺味噌(いずれも、きんざんじみそ)とも書きます。大豆、米、麦、野菜からつくられ、3カ月程度熟成させた食べる味噌として人気です。由来は、今から700年前、中国の径山寺で修業を終えた法燈国師が、味噌づくりの方法を伝えたとされています。

味噌本舗やまだの『 金山寺味噌 』は、1906(明治39)年の創業以来、昔ながらの醸造方法と熟練の技を受け継ぎ、丹精込めてつくり続けています。キュウリなどにつけて酒の肴に使ったり、おにぎりに塗って焼きおにぎりにしたりするのが人気の食べ方です。

生一本黒豆/湯浅醤油

和歌山県有田郡湯浅町は、日本における醤油発祥の地のひとつとして知られています。今なお、数社が醤油づくりを行っています。杉樽を使った昔ながらの製法で、最高の職人の技術でつくり上げた『湯浅醤油』は、料理人も認める味です。

なかでも、生一本黒豆は、世界最古の料理書「斉民要術(1500年前の料理書)」の製法と、『湯浅醤油』の伝統製法をマリアージュさせた『湯浅醤油』が誇る濃い口醤油の逸品です。

じゃばらぽん酢 /じゃぱらいず北山

じゃばらとは、ミカン属の柑橘類の一種で、柚子や九年母(くねんぼ)などの自然交雑種です。原産地は、和歌山県東牟婁郡北山村で、強烈な酸味と苦みが特徴。北山村では、昔から正月料理のさんま寿司などに、しぼり汁を食酢の代わりとして使ってきました。柚子より数段酸味が強いです。

『じゃばらぽん酢』は、じゃばらだけの風味にこだわり、一本ずつ手づくりで仕上げているため、コクとうまみが効いています。冷しゃぶ、冷ややっこ、鍋物などにどうぞ!

たまあられ/高砂アラレ

「たま」は、和歌山電鐵貴志川線の喜志駅の売店で飼われるうちに招き猫的位置づけのアイドルとなり、その後、正式な駅長という肩書をもって、日本のみならず、世界的な人気者となった猫です。

たま駅長をモチーフとした「たま電車」の登場を記念して発売されたのが、高砂アラレの『たまあられ』です。たま駅長のかわいいイラストが猫ファンだけにとどまらず、胸キュンになるキュートさです。あられの味は、素焼き、サラダ、醤油の3種類。猫好きな方に差し上げたら、きっと泣いて喜ばれることでしょう。

まとめ

甘くない和歌山県のお土産をまとめました。「お土産をもらうのはうれしいけれど、甘いものはどうも苦手で・・・」という方のためのお土産特集です。意外に、そんなふうに思っていらっしゃる方も多いかもしれません。甘いものばかりのお土産のなかで、甘くないお土産は、かえって目立つかもしれませんよ。

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