鎌倉観光には外せない!圧巻の紫陽花を誇る長谷寺でしたい13のコト!

鎌倉の質実剛健な精神に基づいた清廉さは、雅やかな京都とはひと味違う魅力があります。中でも四季折々花の絶えることのない様から鎌倉の西方極楽浄土と呼ばれる長谷寺の魅力を紹介します。

長谷寺とは

長谷寺とは

奈良時代に大和長谷寺を開いた徳道上人を藤原房前が招請し、十一面観音像(通称長谷観音)を本尊として開山したと言い伝えられている浄土宗系統の単立寺院です。今回はそんな長谷寺の観光に来たらぜひともしておきたい13のコトをまとめてご紹介してまいります。

1. 四季折々の花に癒やされる

四季折々の花に癒やされる

1年を通じ「花の寺」として親しまれ、なかでも梅雨の時期に咲く紫陽花は圧巻。40種類以上約2500株が群生しており、雨にしっとりと濡れた花々は趣がありいつまでも眺めていたい美しさです。

2. 長谷寺の壮大な十一面観世音菩薩像に圧倒される

2. 長谷寺の壮大な十一面観世音菩薩像に圧倒される
photo by rao_kn   /   embedded from Instagram

観音堂に入ると正面奥に本尊十一面観世音菩薩像が祀られています。高さ約9mの木彫りの菩薩仏像では日本最大級です。立ち姿は長谷寺様式と言われるお姿で左小指を立てているのも特徴のひとつです。

3. 観音ミュージアムで観音菩薩について理解を深める

3. 観音ミュージアムで観音菩薩について理解を深める
photo by mt.0507   /   embedded from Instagram

観音堂隣りにある観音ミュージアムでは日本に伝わり広められた仏教のなかでもとりわけ多くの人々に敬われた最も慈悲深い観音菩薩の教えを展示と映像でわかりやすく知ることができます。

4. 長谷寺の高台からの景色に心解き放たれる

長谷寺の高台からの景色に心解き放たれる

高台から臨む鎌倉の海と街並みはミシュラン2つ星に選ばれたスポットにふさわしい景観で、元日に拝めるご来光は人気があります。この景観は日本を代表する多くの文人にも愛されました。

5. 経蔵にて無数の経典を想う

5. 経蔵にて無数の経典を想う
photo by max.vasta   /   embedded from Instagram

中央の輪蔵には一切経が納められており輪蔵を1周廻すと、教典を全部読んだのと同じご利益があるとされます。通常、輪蔵は廻せませんが、毎月18日・正月三が日・4月8日・8月10日は廻すことができます。

6. 長谷寺の海光庵で安息のひととき

6. 長谷寺の海光庵で安息のひととき
photo by motomotomotto   /   embedded from Instagram

参拝でちょっと疲れた時に食事や甘味をいただくことの出来るおすすめスポットです。木目調の楚々とした店内からは由比ヶ浜を一望でき、素晴らしい景色に心身ともに安らぐでしょう。

7. 梵鐘で重厚な鐘の音に思いを馳せる

現在の梵鐘は昭和59年に鋳造されたもので鎌倉時代に作られた梵鐘は収蔵展示されています。20年ほど前までは時の鐘として毎日撞いていました。現在は大晦日のときだけ除夜の鐘が鳴り響きます。

8. 地蔵堂と千体地蔵に想う

地蔵堂と千体地蔵に想う

堂内には、子安・繁栄にご利益のある「福壽地蔵」が安置され、堂の周りに置かれた千体地蔵は水子や、若くしてなくなった子供の魂を供養したもの。子孫への人々の思いが伝わってきます。

9. 弁天窟で厳かな気持ちになる

9. 弁天窟で厳かな気持ちになる
photo by m_u_s_e___   /   embedded from Instagram

弘法大師参籠の地とされる洞窟で、壁面には弁財天と一族の16童子各々が財、経営、学問など様々な神の象徴として彫られています。神秘的な雰囲気の中で祈願したい神にろうそくの灯を奉納してはいかがですか?

10. 長谷寺の大黒様に願う

10. 長谷寺の大黒様に願う
photo by kana17musubi_   /   embedded from Instagram

鎌倉江ノ島七福神中の大黒様は金運・仕事運アップの神様で「出世・開運授け大黒天」と、「さわり大黒天」が公開されています。さわり大黒天に触れると金運・仕事運アップのご利益があると言われています。

11. 写経・写仏で無になる

写経・写仏で無になる

美しい枯山水の庭園近くで写経や写仏を体験できます。慈悲深い表情の観音様と向き合い、細かな下絵を丹念になぞれば、すっと心が鎮まり無の境地に穏やかな時が流れます。

12. 良縁地蔵にほっこりする

良縁地蔵にほっこりする

にこやかな顔が3体寄り添った小さなお地蔵様は境内3ヶ所あり、全て見つけられると良縁に恵まれると言われています。写真を携帯の待受にすると幸せになるという説もあります。ぜひ探してみてください。

13. 長谷寺参拝の作法を知る

13. 長谷寺参拝の作法を知る
photo by vetelotodo   /   embedded from Instagram

お堂に入る前には香閣の煙で心を清めます。煙を体調の悪い箇所にあてると良いとされます。お堂では帽子を脱ぎ、心清らかにしてお参りします。神仏の写真撮影は禁止とされているところが多いです。

長谷寺の基本情報

名称:
長谷寺

住所:
神奈川県鎌倉市長谷3-11-2

TEL:
0467-22-6300

開門時間:
[3月~9月] 8時~17時00分
[10月~2月] 8時~16時30分

拝観料:
大人300円、小学生100円

HP:
http://www.hasedera.jp/

アクセス:
江ノ島電鉄 長谷駅より徒歩5分

鎌倉に来たら長谷寺で「無」の感性を。

いかかでしょうか?
参拝を済ませた頃には心が穏やかに癒やされていると思います。
訪問の際はゆっくりと時間をとって無になるひとときを楽しんでください。

この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
SeeingJapanの最新情報をお届けします





同じカテゴリの人気記事