【動画でチェック!】絶景からグルメまで♪ 函館の人気観光スポット10選

2016年3月に北海道新幹線が開通してから便利になった函館。観光施設やお土産屋さんもますます力が入っています。古くから貿易港として栄えた函館は、異文化とともに歩んできました。有名な函館山の夜景や五稜郭などはもちろん、函館港には漁港としても有名なので、海産物のグルメもいっぱいです。今回はそんな函館の魅力いっぱいの人気観光スポットを動画でご紹介します。

ロマンティックな夜景。ロープ―ウェイで登る「函館山」

函館の観光スポットと言えばやはり、3大夜景の一つにも数えられている函館山からの100万ドルの夜景でしょう!函館山は、標高334m。函館市内のどこからでも望められる山で、ケーブルカーやバスで頂上に登れば、函館の街並みを一望できます。天気がよければ駒ヶ岳や遠く青森まで見通すことができますよ。昼間の美しい景色も素敵ですが、何といっても夜景は最高にオススメです。他の都市に比べて規模の小さな函館の街ですが、その独特なくびれのある地形のおかげで、夜景のエッセンスが凝縮されているのです。日が沈むあたりの時間から少しずつ街の灯りがつき始め、海には漁船の漁り火もつく様は宝石箱を見ているかのようです。展望台にレストランもあるので、夜景を眺めながらのお食事はロマンティックな夜になるでしょう。函館に来たならば、ぜひ、この夜景を堪能してください。

■基本情報
施設名:函館山ロープ―ウェイ
住所:北海道函館市元町19-7
TEL:0138-23-3105(音声ガイダンス)
営業時間:10:00 ~ 22:00
定休日:ロープウェイ運休期間 10月16日(水)~ 10月27日(日)
アクセス:函館市電 十文街駅より徒歩10分

HP:https://334.co.jp/
地図:「函館山ロープ―ウェイ」への地図

明治維新動乱の最後の舞台。美しい星形要塞 「五稜郭」

上空から見ると星の形をした砦として有名な五稜郭。皆さんも一度は写真などでご覧になったことがあるのではないでしょうか。五稜郭公園の中にあるタワーに登って上から眺めれば、独特な星形がはっきりとわかります。この五稜郭は日本初の西洋城郭で、江戸幕府は1866年に長い間鎖国政策を終わるにあたり、函館を開港する際に防衛目的として築城されました。また、五稜郭は、戊辰戦争の際、新政府軍と旧幕府軍との最後の戦闘の舞台となっています。幕府と新政府の戦争が起こり幕府側の一部残党は北海道まで敗走してのち、五稜郭に新しい政府を樹立しました。しかしながら、最終的には新政府に降伏することになりました。五稜郭は江戸、侍の時代に本当の意味で幕を下ろした場所ともいえるのです。そんな激戦のあった五稜郭は、その歴史を伝える特別史跡に指定を受け、今では公園として市民の憩いの場所として整備されています。その歴史に思いを馳せながら公園をお散歩してみてはいかがでしょうか。歴史好きのみなさんはきっとワクワクすること請け合いです!

■基本情報
施設名:五稜郭タワー
住所:北海道函館市五稜郭町43−9
TEL: 0138-51-4785
営業時間:【4月21日〜10月20日】8:00~19:00 【10月21日〜4月20日】9:00~18:00
定休日:無
アクセス:五稜郭駅→函館バス「五稜郭公園前入口」下車徒歩約7分

HP:https://www.goryokaku-tower.co.jp/
地図:「五稜郭タワー」への地図

西洋を感じる華やかな世界を感じる「旧函館区公会堂」

元町の丘に立つ人気観光スポットの「旧函館区公会堂」は、ブルーグレーとイエロー壁、コロニアルスタイルのシンメトリーの美しい建物です。西洋建築の多い元町エリアでもひと際目立つ建物ですね。こちらは1919年市民の集会場の目的で建造されました。バルコニーからは函館港を一望できる素晴らしい眺めが広がり、一見の価値があります。和と洋の要素が融合した建築意匠に優れ、館内に置かれた家具の保存状態も良いことから、国の重要文化財に指定され、函館の貴重な財産のひとつになっています。館内のハイカラ衣装館では、当時の社交界を思わせるドレスや衣装をレンタルすることができ、写真撮影も自由なので、港を見渡すバルコニーで記念写真を撮って旅の思い出にするのも素敵ですね。残念ながら現在「旧函館区公会堂」は、平成33(2021)年4月頃まで、耐震工事のため休館中です。リニューアルオープンが待ち遠しいですね。

■基本情報
施設名:旧函館区公会堂
住所:北海道函館市元町11−13
TEL:0138-22-1001
営業時間:休館中
定休日:休館期間:平成30(2018)年10月1日~平成33(2021)年4月頃(予定)
アクセス:函館駅から市電「末広町」下車 徒歩7分 函館バス「公会堂前」下車 徒歩3分

HP:http://www.zaidan-hakodate.com/koukaido/
地図:「旧函館区公会堂」への地図

函館ならでは景色!異国情緒溢れる「函館ハリストス正教会」

日本の音風景100選に選ばれ美しい鐘の音色を聴かせてくれるのは「函館ハリストス正教会」です。白い壁に緑の丸いドーム状の屋根、ロシア風ビザンチン様式のこの教会は本当に美しく、函館に来たらぜひとも見ていただきたい歴史的施設の一つです。美しい鐘の音を鳴らすことから、地元の方々からは「ガンガン寺」という愛称で愛されているんですよ。ぜひともこの美しい音色を間近で聞いてみてくださいね。教会横のとても急な傾斜のある「チャチャ登りの坂」上まで上って景色を楽しんでから、教会に入るのもオススメです!

■基本情報
施設名:函館ハリストス正教会
住所:北海道函館市元町3−13
TEL:0138-23-7387
営業時間:月曜日~金曜日:午前10時~午後5時土曜日:午前10時~午後4時/日曜日:午後1時~午後4時
定休日:※冬期(12月26日~3月中旬)不定休 毎年12月25日が最終拝観日となります。
アクセス:JR函館駅~車で10分、市電「十字街」停~徒歩約10分

HP:http://orthodox-hakodate.jp/
地図:「函館ハリストス正教会」への地図

漁師町函館!旬の海産物を堪能したい「函館朝市」

北海道に観光に来たのならば、絶対に外せないのが、美味しい海鮮品を味わうこと!JR函館駅からほど近い「函館朝市」はアクセスも良く、まず立ち寄るべきグルメスポットとしてオススメです。早朝から賑わうこの市場は、魚介類、青果、乾物飲食店など、数百店の店が集まっており、いつも地元の人と観光客でいっぱいです。新鮮な北海道の海鮮品をとことん味わいたいなら「どんぶり横丁」へGO!旬の海産物がたっぷり盛りつけられた海鮮丼は、見た目もお腹も大満足まちがいなし!ここでしか味わえない美味しさがあり、値段も良心的なお店が多いので、安心してお腹いっぱい海産物を楽しめますよ。食事に、お土産にぜひ朝市にを訪れてみてください。

■基本情報
施設名:函館朝市
住所:北海道函館市若松町9−19
TEL:函館朝市協同組合連合会事務局:0138-22-7981
営業時間:1月〜4月 6:00 〜 14:00過ぎ 5月〜12月 5:00 〜 14:00過ぎ
定休日:【年中無休】店舗によっては異なります。
アクセス:JR函館駅より徒歩1分 函館駅前電停より徒歩2分

HP:http://www.hakodate-asaichi.com/
地図:「函館朝市」への地図

お洒落なお店がいっぱい!レトロ浪漫なお土産品を探すなら 「赤レンガ倉庫群」

港町でもある函館の代名詞ともいえる場所が、ここ「金森赤レンガ倉庫」です!朝市からも徒歩行かれますよ。幕末以来、長らく倉庫として使われてきた歴史のある施設をリノベーション。ビヤホールやStarbucksなどのカフェ、スイーツショップ、お土産屋さんなど様々な店舗が軒を連ねるエリアに変貌しています。レトロな雰囲気、異国情緒あふれる風景は、いろいろ回ってみるだけで非常に楽しいですよ。レンガを背に記念のショットを撮っても絵になりますよ。夜にはライトアップもされウォーターフロントの魅力ある景色が広がる観光スポットでもありますので、昼夜問わず気軽に行ってみたくなりますね。

■基本情報
施設名:金森赤レンガ倉庫
住所:北海道函館市末広町14−12
TEL:0138-27-5530
営業時間:9:30から19:00(季節により変動あり)
定休日:年中無休(2020年2月下旬にメンテナンスの休業予定あり)
アクセス:JR函館駅から車で5分。徒歩15分 市電「十字街電停」下車。徒歩約5分 函館空港から車で25分

HP:https://hakodate-kanemori.com/
地図:「金森赤レンガ倉庫」への地図

修道女の祈りの生活。静寂と穏やな空気感「トラピスチヌ修道院」

こちら「トラピスチヌ修道院」は、函館市湯の川温泉からほど近くにある修道院。1899年にフランスから派遣された8名の修道女が創建した日本最初の厳律シトー会の女子修道院です。院内では今も修道女達が祈りを神に捧げる穏やかな毎日を送っています。内部に入ることはできませんが、一部、ゴシック調の建築、手入れされた前庭、ルルドの聖母像、資料室などの見学ができます。伝統に裏打ちされた修道院の厳かな雰囲気を静かに楽しみましょう。修道女の祈りと労働の実りを分かち合うため売店が設けられており、手作りのお菓子や手工芸品などが販売されています。トラピスチヌ修道院のお菓子類はここでしか購入することができません。中でも代表的なマドレーヌの「マダレナ」は、函館のお土産にもぴったりですよ。

■基本情報
施設名:トラピスチヌ修道院
住所:北海道函館市上湯川町346
TEL: 0138-57-2839
営業時間:受付時間9:00~11:30/14:00~16:30 公開期間:4月21日~10月31日/ 8:00~17:00 11月1日~4月20日/ 8:00~16:30
定休日:休業:12月30日~1月3日
アクセス:JR函館駅~(シャトルバス37分)トラピでスチヌ入口下車~徒歩

HP:http://www.ocso-tenshien.jp/
地図:「トラピスチヌ修道院」への地図

ポプラ並木が続く坂道が美しい!「トラピスト修道院」

「トラピスト修道院」は、先にご紹介したトラピスチヌ修道会と同じ「厳律シトー会」によって、1896年にこの地に創設された日本最初の男子トラピスト修道院です。函館から車で約1時間、電車で約40分ほどの北斗市にあり、函館圏で最も美しい景観を持つ施設として知られています。絶品の手作りバター、バター飴やクッキーなどの手作りのお菓子を購入できることでも有名ですね。修道院の内部見学は男性のみに許可されており、予約制になっていますのでご注意ください。門前の資料展示場や、敷地内のルルドの洞窟は誰でも見学自由です。穏やかな安らぎを感じさせてくれるその景観を、心穏やかに鑑賞しましょう。

■基本情報
施設名:トラピスト修道院
住所:北海道北斗市三ツ石392
TEL:0138-75-2018
営業時間:院内見学:火曜のみ(男性のみ1日限定1組、要予約) 売店/4~10月15日:9~17時、10月16日~3月:8時30分~16時30分
定休日:無休(1~3月のみ日曜)、12月25日。年末年始は要問合せ
アクセス:JR函館から木古内方面行き、渡島当別 下車 徒歩20分 北斗茂辺地IC から約10分

HP:https://www.trappist.or.jp/
地図:「トラピスト修道院」への地図

駒ケ岳を望む!北海道の雄大さを感じる 「大沼国定公園」

雄大な北海道の自然を満喫したい方には、「大沼国定公園」をオススメします。函館市内から車で約1時間、新幹線新北斗駅からは10キロの距離にある大沼国定公園。ここは、活火山の駒ヶ岳が噴火でつくりだした大沼小沼などの湖と、大小120以上の小島のおりなす景勝地です。森と水辺が混在した環境は美しく豊かな生態系を育んでおり、多くの植物や野鳥が見られ四季折々の風景を楽しむことができますよ。自然を感じながらの散策を楽しめて、ボートや湖畔でのサイクリングなどのアクティビティも盛んに行われています。日本でも有数の大自然を楽しいアクティビティとともに満喫してくださいね!周辺には温泉や宿泊施設もたくさんあるので、ぜひ「大沼国定公園」まで足をのばしてみてください。

■基本情報
施設名:大沼国定公園
住所:北海道亀田郡七飯町大沼町1023−1
TEL:(0138)67-3020
営業時間:無休(各施設により異なる)
定休日:無休(各施設によって異なる)
アクセス:大沼公園駅より徒歩1分 函館空港から大沼公園駅前まで約75分(シャトルバス)

HP:http://onumakouen.com/
地図:「大沼国定公園」への地図

函館の夜の楽しみ 「大門横丁」

「函館ひかりの屋台 大門横丁」は、函館駅より徒歩5分の距離にある屋台村で、数多くの出店数を誇ります。グルメやお酒を心ゆくまで楽しめる函館のナイトスポットとして、とても人気がある場所です。ラーメンや寿司、居酒屋、各国料理、立ち飲みのバーなどなど、店主こだわりの料理のお店が軒を連ね、様々なジャンルの料理が目白押し!夜景を見たあとや、夕食後ホテルに帰るまでに一杯軽く楽しみたい!という方には特にオススメです。どのお店も10人も入れば満員になってしまう狭さですが、だからこそフレンドリーな地元の人たちと肩を並べて楽しむのもおすすめですよ。楽しい函館の夜をあなたも「大門横丁」で過ごしてみませんか?

■基本情報
施設名:大門横丁
住所:北海道函館市松風町7−5
TEL:0138-24-0033(株式会社はこだてティーエムオー)
営業時間:17:00~24:00
店舗によって年末年始(店舗によって異なる)
アクセス:JR函館駅から徒歩7分/市電「函館駅前」から徒歩5分 五稜郭本町~車で約15分/函館空港~車で約20分

HP:http://www.hakodate-yatai.com/
地図:「大門横丁」への地図

まとめ

今回の函館おすすめ人気観光スポットはいかがでしたでしょうか?たくさんの魅力がある函館では、市電の1日・2日乗車券や共通フリー乗車券「はこだて旅するパスポート」を使って、お得に交通機関を利用できますよ。ぜひこちらも上手に活用して、函館巡りを楽しんで思い出をたくさん作ってくださいね。

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