いざ絶景の旅へ!釧路で行くべき人気のおすすめ観光スポット10選!

北海道東部の太平洋沿岸にある釧路市は、北海道の中でもスケールの大きさを実感できるエリアです。「阿寒湖」や、日本最大の湿原である「釧路湿原」、また世界唯一の「丹頂鶴自然公園」にやってくるタンチョウは、国の特別天然記念物に指定されています。また漁業では、全国でも有数の水産基地である釧路港を有しています。夏は冷涼なため避暑地として、冬も北海道の中では降雪量の少ないほうなので楽しめますよ。今回は釧路のオススメ観光地を10つ選んでご紹介していきます。

 

1. どんな季節でも楽しめる大自然の風景「釧路湿原」

1. どんな季節でも楽しめる大自然の風景「釧路湿原」

釧路湿原は、国際的に重要な湿地を、国際協力を通じて保全することを目的としたラムサール条約の日本国内第1号の登録湿地として登録されました。なんと日本の湿原面積の約6割が釧路湿原で占められているのです。緑一面の草木や、泉が点在する美しい地形は、独特な風景を楽しむことができ、たくさんの動植物を観察することができます。

湿原内は貴重な動植物を保護する為に自由に立ち入りはできませんが、木道での散策、展望台からの見学、カヌー体験など、様々な角度からの鑑賞や体験をすることができるのが特徴です。夏は一面の緑、冬は国の特別天然記念物のタンチョウズルの観測、どの季節でも豊かな自然を満喫できます。自然の中でリフレッシュできるオススメスポットです。

■基本情報
名称:釧路湿原国立公園 温根内ビジターセンター 
住所:北海道阿寒郡鶴居村温根内
電話番号:0154-65-2323
開館時間(4月~10月):10:00~17:00
開館時間(11月~3月):10:00~16:00
休館日:火曜日、年末年始(12/29~1/3)
アクセス:釧路駅から車で約40分

HP:https://city.hokkai.or.jp/
地図:「釧路湿原国立公園 温根内ビジターセンター」への地図

2. 自然が作り出した独特な地形「阿寒湖」

2. 自然が作り出した独特な地形「阿寒湖」

阿寒湖は火山でできたカルデラ湖。大島、小島、チュウルイ島、ヤイタイ島の4つの島を擁しており、特別天然記念物マリモの生息地で有名な湖です。阿寒湖が火山によってできたことを実感できるボッケ(泥火山吹き出し口)を観察できる湖周辺の散策路「ボッケ散策路」や、遊覧船での阿寒湖クルージング、遊覧船に乗っていく「マリモ展示観察センター」の見学など、楽しみ方はさまざま。

冬期には湖面が結氷する際のみに現れるフロストフラワーという氷の花が浮かびますよ。阿寒湖の独特な地形が生み出す自然の神秘をぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

■基本情報
名称:阿寒湖畔エコミュージアムセンター 
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1
電話番号:0154-67-4100
開館時間:9:00~17:00 ※夏期は9:00~18:00
休館日:火曜日
アクセス:釧路駅から阿寒バスで130分

HP:http://business4.plala.or.jp/
地図:「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」への地図

3. 中国映画のロケ地としても使われる「阿寒湖温泉」

北海道にある阿寒湖が火山活動によってできた湖というのは先ほどご紹介しましたが、もちろん温泉も湧いています。開湯は約140年前とされ、発見当初はアイヌの人々が利用する温泉でした。その後遊覧船乗り場を中心に発展していき、今では温泉ホテルや飲食街など阿寒湖温泉街が形成されています。温泉街の中には、無料の回遊バスまりむ号が走っており、各ホテルとビジターセンターやアイヌコタンなどを結んでいます。近年では中国映画の「非誠勿擾」(狙った恋の落とし方)のロケ地としても知られており、四姉妹として登場した「炉ばた浜っこ」や宿泊ホテル「あかん鶴雅別荘 鄙の座」など実際の撮影で使用された施設も存在しているので、ロケ地を実際体験してみることもできますね。

阿寒湖温泉は単純泉質かつ、硫黄化水素泉38~85度なため、神経痛、冷え性、疲労回復、リューマチ、慢性消化器病などによいとされています。ぜひ阿寒湖観光の際にお立ち寄り、疲れを癒していくことをオススメしたいです。釧路で最高のリフレッシュを。

■基本情報
名称:阿寒湖温泉 
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉

HP:http://akanko-spa.jp
地図:「阿寒湖温泉」への地図

4. アイヌの文化に触れる「阿寒湖アイヌコタン」

4. アイヌの文化に触れる「阿寒湖アイヌコタン」

北海道の先住民族アイヌの人々は、昔から阿寒湖周辺にも、多く住んでいました。そのアイヌの人々の集落がアイヌコタンです。この阿寒湖のアイヌコタンは現在残る北海道最大のコタン(集落)。アイヌ生活記念館では古い時代のアイヌ民家を再現しており、当時の生活用具や衣服などを展示しているほか、アイヌシアター「イコロ」ではアイヌ古式舞踏が見学できます。

コタンの中には、アイヌの人達が得意とする木彫りの民芸品販売ショップや、アイヌ料理を楽しめる飲食店など30軒ほどのお店を自由に見てまわることができ、自然との共生を大事にしてきた民族に学ぶ最適な施設となっています。釧路に来た際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

■基本情報
名称:阿寒湖アイヌコタン 
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
電話番号:0154-67-2727
アクセス:釧路駅から阿寒バスで130分

HP:https://www.akanainu.jp
地図:「阿寒湖アイヌコタン」への地図

5. 野生のタンチョウと触れ合える「阿寒国際ツルセンター【グルス】」

5. 野生のタンチョウと触れ合える「阿寒国際ツルセンター【グルス】」
photo by naoko411seki   /   embedded from Instagram

釧路一帯に生息する美しいツル、タンチョウ。一度目にしてみたいと思っても相手は自然の鳥なので、なかなかタイミングが合わないことがあります。しかしこの「阿寒国際ツルセンター」では古くからタンチョウの保護に携わっており、人工給餌も行っているので、いつでもタンチョウを観察することができるのです。飼育施設の「野外飼育場」ではどのシーズンでも自然に近い形のタンチョウを観察でき、展示施設ではタンチョウの生態や映像などを見学できますよ。

特に11月から3月の冬の間は、分館の「タンチョウ観察センター」の前に広がる給餌場で人工給餌を行っており、野生のタンチョウを見ることができる、いちばんのオススメシーズンとなっています。北海道の釧路を観光する際は、外せないスポットですね。

■基本情報
名称:阿寒国際ツルセンター
住所:北海道釧路市阿寒町上阿寒23線40番地
電話番号:0154-66-4011

HP:https://aiccgrus.wixsite.com/
地図:「阿寒国際ツルセンター」への地図

 
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6. 氷河期からの釧路を知ることができる「釧路市立博物館」

春採湖湖畔にある釧路市立博物館は、タンチョウの羽ばたく姿をイメージしたユニークな外観が印象的な総合博物館です。1階の釧路の自然、2階の釧路の歴史、4階のアイヌの展示、とわかれており、氷河期から近代にわたるまでの釧路の歴史文化自然を詳しく知ることができます。ちかくにある春採湖は市街地の中にある湖として市民の憩いの場として親しまれており、また海水が入りこむ汽水湖でもあることから国の天然記念物のヒブナが生息することでも知られています。

このヒブナは春採湖ネイチャーセンターでも見学することができますので、博物館と共に見学されるのもオススメします。あなたも釧路の歴史を学びにいきませんか?

■基本情報
名称:釧路市立博物館 
住所:北海道釧路市春湖台1-7
電話番号:0154-41-5809
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日
アクセス:釧路駅からバス、「市立病院」下車徒歩5分

HP:http://www.city.kushiro.lg.jp/
地図:「釧路市立博物館」への地図

7. 釧路でショッピングをするならここ!「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」

7. 釧路でショッピングをするならここ!「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」

釧路フィッシャーマンズワーフMOOは釧路川ウォーターフロントの複合商業施設。施設内には釧路ならではのお土産屋さんや飲食店など、観光やショッピングにピッタリのお店が入居しています。2階にある「釧路 港の屋台」は、北海道の新鮮な魚介類、釧路名物のザンギをはじめ、中華料理や焼き鳥など、釧路のグルメをお手軽に楽しめる屋台村。中央のテーブルに座るだけでまわりにあるお店から注文ができるのが人気の秘訣です。

他にも、炉端の開放的な屋外型店舗「岸壁炉ばた」やビアホール、スイーツのお店など、楽しいお店も多く、食事にショッピングに最適。釧路に来られたときはぜひ一度行ってみてほしい施設です。一日中いても飽きませんよ。

■基本情報
名称:釧路フィッシャーマンズワーフMOO 
住所:北海道釧路市錦町2-4
電話番号:0154-23-0600
営業時間:各店舗に準ずる
定休日:1月1日
アクセス:JR釧路駅から徒歩20分

HP:http://www.moo946.com
地図:「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」への地図

8. さまざまな芸術に出会えるスポット「港文館」

8. さまざまな芸術に出会えるスポット「港文館」
photo by nonchan0212   /   embedded from Instagram

港文館は釧路フィッシャーマンズワーフMOOの対岸に位置する、1908年に建設された旧釧路新聞社社屋を復元したものです。歌人石川啄木が釧路に滞在中の76日間、新聞記者として旧釧路新聞社に所属していたことから石川啄木の資料や当時の資料などが展示してあります。館内にはカフェもあるので洋館の中でゆっくりお茶を楽しむことができます。

またこちらでは、定期的にイベントが催されていて、あるテーマについての写真を展示する写真展や、独創的なアートが展示される作品展などがあります。釧路が誇るアートを観賞しに行きましょう!

■基本情報
名称:港文館 
住所:北海道釧路市大町2-1-12
電話番号:0154-42-5584
アクセス:JR釧路駅から徒歩約20分

HP:http://www.h-rokyo.com/
地図:「港文館」への地図

9. 美しい夕景色を見れる場所「幣舞橋」

9. 美しい夕景色を見れる場所「幣舞橋」

幣舞橋はフィッシャーマンズワーフMOOと港文館の間にかかる橋。とくに夕日が美しいということが話題になっている橋なんです。両岸の橋の入り口にそびえる四つのオベリスク(石柱)や四体の彫刻などが夕日に照らされロマンチックな雰囲気が演出されているので、思わず写真に残したくなる風景です。

その光景はまさに異世界にいるような感覚。広い太平洋をバックに真っ赤に染まる大空と、そしてその中にうっすらと浮かぶ橋の影。世界三大夕陽とも言われている釧路の夕陽をぜひ一度ご覧になってみてくださいね。釧路に来たのなら必見です。

■基本情報
名称:幣舞橋 
住所:北海道釧路市末広町
アクセス:JR根室本線釧路駅より北大通経由徒歩10分

HP:http://www.kushiro-kankou.or.jp/
地図:「幣舞橋」への地図

10. 古くから受け継がれる屋台村「釧路赤ちょうちん横丁」

10. 古くから受け継がれる屋台村「釧路赤ちょうちん横丁」
photo by jazzpass2007   /   embedded from Instagram

釧路「赤ちょうちん横丁」はJR釧路駅から約1キロにある、北海道でも一番歴史のある屋台村。戦後間もない1951年の露天営業から始まり、移転をしながらも50年ほど続いている伝統のある屋台村なんです。現在「赤ちょうちん横丁」は、26軒の店舗が営業しており、北海道グルメを代表するジンギスカンや、洋風ワインのお店から、炉端焼き、飲茶など特色を持ったお店ばかりが揃っています。

どのお店もカウンターだけではありますが、ちょっと軽く一杯から、ハシゴまで、旅行者でも入りやすい気軽な雰囲気をお楽しみください。地元の味を味わってくださいね。

■基本情報
名称:釧路赤ちょうちん横丁 
住所:北海道釧路市川上町4-1
アクセス:JR釧路駅前から徒歩約10分

HP:http://akayoko946.com
地図:「釧路赤ちょうちん横丁」への地図

釧路の観光スポットを満喫しよう!

以上、釧路の人気観光地の中から特に10つをおすすめしてみました。釧路はネイチャーツーリズムの拠点としては最高の立地、またナイトライフや食事など楽しむことができる北海道東部の最大都市でもあります。どうか、この機会に釧路を満喫してみていただけたらと思います。北海道釧路市のオススメスポットにぜひ訪れて良い旅の思い出を作ってくださいね。

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