出雲に行ったら食べておきたい！ご当地グルメのおすすめ店10選

島根県出雲市といえば、出雲大社で有名なところですね。出雲大社には縁結びの神様大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られていて、恋愛だけでなく様々な”良いご縁”を引き寄せられると言われています。また、神楽殿にある大しめ縄は日本一の大きさを誇り、出雲大社最大の見所となっています。国内でも有数の人気観光スポットだけあって、出雲大社へ訪れるために島根に来る方も多いことでしょう。そんな出雲には、せっかく来たのであれば食べておきたいご当地グルメがいくつもあります。ここでは出雲の絶品ご当地グルメが食べられるおすすめ店を10軒ご紹介します！

出雲大社のすぐ目の前！行列のできる出雲そば店「そば処 田中屋」

出雲大社の正門のすぐ目の前にある「そば処 田中屋」。実は出雲は全国でも有数のそば処で、出雲ならではの食べ方が特徴的な出雲そばが有名です。そばの実を甘皮ごと石臼で挽いているため、色が黒っぽく、そば本来の香りが存分に味わえます。朱塗りの丸い器に盛られた割子そばは、薬味やそばつゆを直接そばにかけていただくスタイル。おすすめの三色割子そばはとろろ、揚げ玉おろし、温泉卵が乗った3つの味を楽しむことができますよ。温かいお蕎麦が食べたい方は、茹で汁ごと盛り付ける釜揚げそばがおすすめです。

食べ歩きにもぴったり！具がたっぷりつまった出雲そばおやき「清松庵」

出雲大社神門通りにある「清松庵」では、名物のそばおやきがいただけます。そばの実が練りこまれた生地の中には、金山寺みそ、ごぼう、出雲ぜんざい、さつまいもあんの4種の具材がそれぞれぎっしりと贅沢に入っています。ふわりと香るそばの風味と具材の味がマッチしていて、素朴で優しい味わいです。以前は絆屋という店名で営業していましたが、その伝統の味が現在も引き継がれています。そばおやきの他にも、島根和牛を挟んだライスバーガーも手軽に食べられるのでおすすめです。お肉が柔らかくてこちらも絶品なんですよ。

小伊津産の甘鯛を使ったコースが人気の日本料理店「味工房 まつしま」

「味工房 まつしま」では、高級魚の小伊津甘鯛をはじめとした新鮮な魚介や島根の食材を使った京仕立ての日本料理を提供しています。本格的な日本料理店ではありますが、おまかせコースが2,700円からと良心的なお値段でおいしい料理を堪能することができます。おすすめの小伊津甘鯛は、皮目だけを炙ったお刺身”焼霜造り”、鱗をつけたまま特製の骨だしをかけて焼き上げる”いずも路焼き”、そして日本酒をかけてふっくらと香ばしく焼き上げた”佐香塩焼”など旨みを最大限に活かした調理法でいただけます。静かな住宅街にある隠れ家的なお店ですが、訪れる際は事前に予約していくことをおすすめします。

その場で食べてもお土産にしてもOK!ご縁横丁のお寿司屋さん「日本海」

出雲大社の目の前、ご縁横丁にある「日本海」では、地物海産物を使ったお寿司などがいただけます。特におすすめしたいのは日本海でとれたのどぐろ丼と、出雲大社の西にある神西湖でとれたしじみ汁のセット。どちらも一口食べれば口の中に旨みが広がり絶品です。その他には焼きさば寿司や岩牡蠣、島根のB級グルメ赤てんなども販売されています。店内には10席ほどのイートインスペースがありますので、購入後はそちらで食べることができますよ。

食べ歩きにぴったりなかわいいご当地スイーツ「福乃和」

出雲大社神門通りにあるふぐ珍味専門店「福乃和」。こちらのお店には、丸くてとっても愛らしい形をしたおふく焼きがあります。しっとりと焼かれた生地の中には程よい甘さのあんこがたっぷりと入っていて、笑って食べれば福招き、願って食べれば縁結びというとっても縁起の良いご当地スイーツです。片手で食べられるので、食べ歩きにもぴったり。また、フグを使った商品をいろいろ販売しているので、お土産を購入することもできますよ。

そばだけじゃない！コシがあってもちもちの出雲うどん「三太」

出雲そばがあれば、出雲うどんもあります。うどん派の方にはこちらの「三太」がおすすめ。以前は別の場所で営業していましたが、現在は観光センターいずもの隣にある食事処いずもにて美味しいうどんやそばを提供しています。出雲うどんは小麦を丸ごと使っているので一見お蕎麦のような見た目ですが、噛むほどに小麦の風味がしっかり味わえます。細めですがコシは強めで食べ応えがありますよ。また数量限定ですが、ホウコの葉を使っているという日本で唯一の宝庫うどんも食べられます。お腹に余裕があれば、デザートとしてあげ赤飯も食べてみてください！

地元の美味しいがつまってる！地産地消のご当地バーガー「三瓶バーガー」

島根の人気ご当地バーガーの”三瓶バーガー”。出雲市のお隣、太田市にある三瓶山へ行く途中に本店があるのですが、出雲大社の近くにも分店があります。特徴は、島根の新鮮な食材をたっぷりと使っていること！出雲大社店では、ここだけでしか売っていない出雲スペシャルというバーガーがおすすめ。木次乳業のモッツァレラとプロポローネの2種のチーズと地元農家の新鮮野菜、島根の牛肉と豚肉を使った自社製パティ、バンズももちろん地元の製パン所で作られたもの。まさに島根100%のご当地バーガーです。島根の美味しさがたっぷりつまっているので、ぜひ大きな口でかぶりついてください！

出雲の食材をふんだんに使ったお料理と地酒の店「山頭火」

JR出雲市駅の北口近くにあるこちらの「山頭火」は、出雲の食材を使った料理が豊富な居酒屋です。ここへ行ったらぜひ食べてもらいたいのが、山陰沖でとれたもののみを天然塩で仕上げたのどぐろの一夜干し。脂がのっていて地酒との相性も抜群です。そして宍道湖でとれたうなぎの蒲焼やしじみの酒蒸しも外せない逸品です。宍道湖産のしじみはとても大粒で、味も濃厚。実はこちらのお店はしじみの酒蒸しの発祥の店なんですよ。落ち着いた雰囲気の店内で、ゆったりと島根を味わい尽くしてくださいね。

出雲が発祥の地！とびきり美味しいぜんざいを食べよう「日本ぜんざい学会 壱号店」

出雲大社へと続く神門通りにある「日本ぜんざい学会 壱号店」は、出雲ぜんざいを提供するぜんざい専門店です。ぜんざいといえば今や日本を代表する甘味のひとつですが、実は出雲が発祥の地なんです。古くから行われていた神在祭という神事の際に、人々が食べていたという神在餅(じんざいもち)が始まりです。”じんざい”が出雲訛りで”ぜんざい”へと変化して京都へ伝わっていき、現在のぜんざいとなったそうです。こちらのお店は専門店なので、種類も豊富。好みのぜんざいを探してみてくださいね。

ぜんざいがロールケーキに!?出雲ならではのスイーツがあるカフェ「ポンム・ベエル」

日本ぜんざい学会壱号店からもほど近い「ポンム・ベエル」は、歴史ある旅館の建物を改装したという趣のあるカフェです。ランチ時にはオムライスやカレー、ハンバーグといった洋食がいただけます。そして通常のぜんざいはもちろんのこと、ぜんざいを米粉のスポンジで巻いたぜんざいロールというのがおすすめのスイーツです。生クリーム、あずき、求肥が入っていて食感も楽しめますよ。コーヒーとの相性もとってもいいので、ティータイムに訪れた方はぜひ食べてみてください。

まとめ

いかがでしたか？そばにうどん、海の幸やスイーツなど、出雲大社周辺にはたくさんの美味しいご当地グルメが揃っています。ご縁があって出雲へ来たのであれば、ぜひ美味しいご当地グルメを心ゆくまで堪能してから帰ってくださいね。