雨の日におすすめ!京都旅行で必ず行きたい人気の美術館・博物館7選!

実は芸術の町、京都。そんな京都にはゆっくりと見て回りたい美術館が実はたくさん。アートに興味がある人はもちろんの事、骨董品や焼き物、そして日本の歴史に興味がある人にも、おすすめです。特に観光にとってテンションの下がる雨の日には思い切って京都の美術館に出かけて、芸術に触れてみませんか?きっとそこには新しい発見が待っているはずです。今回はそんなおすすめの美術館や博物館をご紹介します。

1. 京都のミュージアム王道はこれ!「京都国立博物館」

1. 京都のミュージアム王道はこれ!「京都国立博物館」
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やはり京都のミュージアム王道といえば、明治30年から続く伝統ある「京都国立博物館」です。こちらでは、主に平安時代から江戸時代にかけての京都の文化財を展示しています。中には明治古都館や平成知新館、文化財保存修理所、茶室「堪庵」、技術資料参考館などがあります。屋内で重要な文化財を展示する名品ギャラリーから、美しい庭や噴水、門などの屋外展示にいたるまで、国宝や重要文化財などが非常に幅広いラインアップで展示されています。

ミュージアムショップでお土産を買うこともできますし、カフェもあるのでひと休みすることもできます。歴史に興味のある方には、特におすすめな観光スポットです。京文化の真髄に触れる事ができますよ。また、季節限定の展覧会や特別展覧会なども定期的に催されていますので、ぜひスケジュールをチェックして向かってみてください。

■基本情報
名称:京都国立博物館
住所:京都府京都市東山区茶屋町527
営業時間:9:30〜17:00
休館日:毎週月曜日
料金:大人520円、大学生260円
アクセス:京阪本線 七条駅より徒歩7分
HP:http://www.kyohaku.go.jp/

2. 現代美術を見るなら「何必館・京都現代美術館(かひつかん)」

2. 現代美術を見るなら「何必館・京都現代美術館(かひつかん)」
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何必館(かひつかん)とは少し変わった名前ですが、何事も定説にとらわれがちな人に対して、「何ぞ、必ずしも」と疑い、自由の精神を持ち続けたいという由来から名づけられたそうです。いかにも現代美術館らしい名前ですね。そんな何必館は、京都祇園にある伝統的な佇まいです。

賑やかな通りにあるにもかかわらず、一歩足を踏み入れれば、そこはまるで別世界。美術館には日本画家の村上華岳、洋画家の山口薫、陶芸、美術工芸のあらゆる分野で活躍した作家の北大路魯山人の作品や、国内外から近現代の絵画、工芸、写真など幅広い作品が展示されています。現代美術好きな方にはたまらない観光スポットとなっておりますので、ぜひ訪れてみてくださいね。

■基本情報
名称:何必館・京都現代美術館(かひつかん)
住所:京都府京都市東山区祇園町北側271
営業時間:10:00〜17:00
休館日:毎週月曜日
料金:一般1000円、学生800円、小学生以下無料
アクセス:京阪 祇園四条駅より徒歩3分
HP:http://www.kahitsukan.or.jp/

3. 日本文化の神髄が詰まった「小倉百人一首殿堂 時雨殿」

3. 日本文化の神髄が詰まった「小倉百人一首殿堂 時雨殿」
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平安時代から受け継がれてきた日本文化の象徴ともいえる「百人一首」。そんな百人一首が編纂されたという聖地の小倉山は、京都の嵐山エリアにあります。そんな嵐山エリアにある人気の観光スポット「時雨殿」は、百人一首のミュージアムとなっています。百人一首で表現されている多様な世界観や、歌を詠むシーンをジオラマで表現しています。

日本でただ一つの「見て」「感じて」「学ぶ」ことができる百人一首ミュージアムです。また、中では平安時代の様子が表現されていて、衣装を着て無料で記念撮影ができるんですよ。旅の思い出作りにはぴったりの場所ですね。せっかく京都に観光に来たのであれば、ぜひ時を超えて受け継がれてきた百人一首の文化に触れてみましょう!

■基本情報
名称:小倉百人一首殿堂 時雨殿
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1
営業時間:10:00〜17:00
料金:高校生以上500円、中学生以下300円
アクセス:JR嵯峨嵐山駅より徒歩15分
HP:https://www.shigureden.or.jp/

4. 世界中から注目が集まる「京都国際マンガミュージアム」

4. 世界中から注目が集まる「京都国際マンガミュージアム」
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世界から今もっとも注目されている日本文化といえば、アニメや漫画などの現代文化ですよね。そんな日本のアニメや漫画などが好きな方にオススメなのが、「京都国際マンガミュージアム」です!これは京都市と京都清華大学の共同事業で、国内外のマンガに関する貴重な資料が展示されています。明治時代や戦後の作品や世界の作品含めて、なんと三万点を貯蔵しています。「マンガって何?」のコーナーでは、歴代の受賞漫画の年表や世界中の人気漫画が一堂について学ぶことができます。

さらに、マンガ工房で漫画の描き方講座や、昔懐かしい紙芝居、自分の顔を書いてもらえる似顔絵コーナー、また楽しいワークショップなども開かれていますので、ぜひ時間があえばいろんなプログラムに参加してみてくださいね。またミュージアム内のショップでは、昔懐かしい漫画のグッズなどもお土産に購入することができるんですよ。日本の漫画について、新しい発見が得られそうな場所ですね!

■基本情報
名称:京都国際マンガミュージアム
住所:京都府京都市中京区烏丸通御池上ル(元龍池小学校)
営業時間:10:00〜18:00
料金:大人800円、中高生300円、小学生100円
アクセス:地下鉄 烏丸御池駅より烏丸御池交差点の北西角(ハローワーク前)から烏丸通を北へ50m
HP:http://www.kyotomm.jp/

5. 日本の漢字の成り立ちを学ぶ「漢字ミュージアム」

5. 日本の漢字の成り立ちを学ぶ「漢字ミュージアム」
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日本の文化を学ぶ上で、やはりその文字を構成している「漢字」を欠かすことはできません!2016年に京都祇園のど真ん中にオープンしたのが「漢字ミュージアム」です。こちらは、漢字の成り立ちを解説していたり、ゲームや映像に触れながら楽しく漢字の文化に触れることができる、子供から大人まで楽しめる漢字の体験型ミュージアムとなっています。

また、毎年年末年始に清水寺で行なわれている「今年の漢字」をご存知でしょうか?今年を象徴する漢字を一文字選んで大きく書き出すのですが、この作品もこちらに展示されているのだそうです。一年を締めくくる一大イベントだけに、是非一度行って見てみたいですね。

■基本情報
名称:漢字ミュージアム
住所:京都府京都市東山区祇園町南側551番地
営業時間:9:30〜17:00
料金:大人800円、大学生高校生500円、中学生小学生300円、未就学児無料
アクセス:京阪 祇園四条駅より徒歩10分
HP:http://www.kanjimuseum.kyoto/

6. 日本を代表する陶芸家の自宅「河井寛次郎記念館」

6. 日本を代表する陶芸家の自宅「河井寛次郎記念館」
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京都府の東山区にポツンと建っている一軒家。ガラガラと普通の家に入っていく感覚で扉を開けると、そこに広がっているのは「河井寛次郎記念館」。ここは、大正から昭和に活躍した人気の陶芸作家・河井寛次郎が実際に暮らしていた場所なんです。自宅と工房を兼ね備えたこの一軒家は、昔も今も変わらないままの趣で残っています。

中に入るのが少し緊張してしまうような、まるで誰かのお宅にふらりと遊びに来たかのような感覚になります。作品の展示というよりは、彼の作品が家の至る所にそっと家の一部としておかれていて、ちょっとした隠れ家のようになっています。そんな京都の隠れ観光スポットなので、ぜひひっそりと遊びに行ってみてくださいね。

■基本情報
名称:河井寛次郎記念館
住所:京都府京都市東山区五条坂鐘鋳町569
営業時間:10:00〜18:00
料金:大人900円、高・大学生500円、小・中学生300円
アクセス:京阪 清水五条より徒歩5分
HP:http://www.kanjiro.jp/

7. 美しい日本のお弁当を見る「半兵衛麸・お辨當箱博物館」

7. 美しい日本のお弁当を見る「半兵衛麸・お辨當箱博物館」
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京都で約320年続く老舗のお麩屋さんの2階にあるのがこちら、「お辨當箱博物館」です。「お辨當箱」は、「おべんとうばこ」と読みます。ここはその名の通り、いろんな種類の美しいお弁当箱を展示している博物館です。食事をお弁当箱に入れて運ぶ習慣は他のどこの国にもありますよね。そんな中でも、歴史的に日本のお弁当箱はとても美しく、見た目も鮮やかなことで有名です。

そんな日本を代表する美しいお弁当箱がズラリと展示されています。しかもなんと見学料は無料なんで、ちょっとした見学にもとってもおすすめです!ぜひ日本の伝統的なきらびやかなお弁当箱を見てみてくださいね。また1階には、日本の伝統料理である”麸”作りに関する展示や、半兵衛麸の歴史に関する資料の公開も行われていますので、ぜひそちらも合わせて覗いてみてくださいね。

■基本情報
名称:半兵衛麸・お辨當箱博物館
住所:京都府京都市東山区問屋町通五条下ル上人町433
営業時間:9:00〜17:00
料金:無料
アクセス:京阪 清水五条より徒歩1分
HP:http://www.hanbey.co.jp/

雨の京都は美術館・博物館を回って過ごそう!

いかがでしたか?とても個性的な面白そうな美術館がとても多く、驚かれた方も多いのではないでしょうか?意外にも京都にはまだまだ面白い美術館がたくさんあります。自分の好みに合わせて好きな場所に行ってみてくださいね。雨が降った日には美術館を回れるから逆にラッキーなんて思えちゃうかもしれませんよ。ぜひ雨の京都では、日本の文化に深く触れられる美術館、博物館を巡ってみましょう!

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