京都・嵐山の名所、渡月橋の魅力を紹介!写真を撮るなら…?

美しい渡月橋(とげつきょう)がさらに美しくなることはご存じでしょうか。京都府嵐山の渡月橋は言わずと知れた有名観光スポットです。その姿は、心安らぐほど古き良き美しさを感じます。そのため、多くの方が渡月橋の写真を撮りに足を運んでいます。じつは美しく渡月橋を撮れるタイミングがあるのです。そこで今回は、京都府嵐山の渡月橋で美しい写真が撮れる魅力をご紹介します。

渡月橋とは

嵐山にある渡月橋は一級河川の桂川に架かる歴史のある橋です。現在の渡月橋は1934年6月に完成したものですが、その歴史ははるか昔までさかのぼります。834年~848年に僧の道昌(どうしょう)によって架けられたのが始めとされています。1,000年以上もの時を刻んできた歴史のある橋が、渡月橋なのです。

そして、渡月橋が架かる嵐山は美しい自然が見られる景勝地。自然豊かな山々がそびえ立ち、清らかな桂川が流れ、その地に架かる欄干が木製でできている渡月橋は絵になります。写真を撮れば、SNS映えすること請け合いです。

渡月橋と月の静かな絶景

渡月橋は夜に美しさを発揮します。渡月橋をより美しく写真に撮れるタイミングは、月夜。空に昇る月と渡月橋のコラボは見逃せません。満月が空を優しく明るくし、渡月橋に月明かりが注がれている姿は静かな絶景です。三日月や半月といったさまざまな月とのコラボも忘れてはいけません。月の満ち欠けによって見せてくれる姿を変えてくれるため、それぞれの美しさを堪能してみてください。

毎年12月には嵐山花灯路のイベントが開催されます。その期間は、夕方から夜にかけて渡月橋がライトアップされるため、タイミングを合わせて観光に訪れてみてはいかがでしょうか。きっと、幻想的な景色を撮れますよ。

渡月橋の四季折々の美しさ

渡月橋がある嵐山は四季折々の風景を楽しめます。春には桜の淡いピンク色が広がり、夏は新緑、秋は紅葉の色で染まり、冬は雪化粧をした白き世界が広がります。四季折々の自然と一緒に撮る渡月橋は絶景です。とくに桜と渡月橋の華やぐような景色と秋の訪れを感じさせる紅葉とのコラボは、この上なく美しいです。

写真を撮りに訪れる際に注意したいポイントがあります。桜の季節と紅葉の季節はとくに観光客が訪れるため、人混みを覚悟して訪れることをおすすめします。嵐山は冬になれば、毎日雪が積もっているわけではありません。じつは嵐山を含む京都市内は盆地で寒い印象を持ちますが、冬になればいつも大量の雪が降り積もるわけではないため、ご注意ください。きちんと、天気予報やSNSを見て足を運びましょう。

渡月橋と夕日は必見

沈みゆく夕日は心に染みるものがあります。夕日と渡月橋の共演は見ていると心を落ち着かせてくれます。夕焼けに染まる空と渡月橋は、自然と歴史のある建造物が合わさり美しい写真を撮れます。

さらに魅力的な写真を撮れるタイミングがあります。それが、桜と紅葉の時期。桜の花が夕日色に染まり、渡月橋がたたずむ風景はまさに風光明媚(ふうこうめいび)とはこのことかと教えてくれます。燃えるような紅葉が山々に見られ、夕日が沈みゆく渡月橋にノスタルジックな光が射している景色は思わず心がホッとしてしまいます。

季節の美しさと夕日と渡月橋の姿を同時に楽しむ壮大な美景は、写真好きにはたまりません。ぜひ、気になる方はタイミングを合わせて観光に訪れてみてください。

■基本情報
名称:渡月橋
住所:京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町
HP:https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=8&tourism_id=2682

まとめ

渡月橋で美しい写真を撮れる魅力は知っていただけましたか。月とのコラボは静かな美しさを感じるでしょう。四季折々の自然と夕日が共演した姿は、写真に残したい魅力にあふれていますよ。ぜひ、京都府嵐山の渡月橋の魅力をさらに引き出した写真を撮りに足を運んでみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
SeeingJapanの最新情報をお届けします





同じカテゴリの人気記事