学問の神様・北野天満宮でお守りを！観光の見どころを徹底解説！

学問の神様が祀られているという、北野天満宮。境内には主神である菅原道真公を偲んで、彼の好きだった梅の花がなんと1500本も植えられているといいます。２月になると無数の赤や白の梅の花が咲き誇る境内。とても美しいです。今回はそんな、北野天満宮についてご紹介します。

1. そもそも北野天満宮とは？

「北野の天神さん」という名前で親しまれている北野天満宮は天暦元年（947)年に創建されました。これは全国に1万以上もの数ある天満宮の宗祀（総本社）で、平安時代の学者で会った菅原道真公を祀っている神社です。天満宮は学問の神様として有名で、受験シーズンになると全国から人々がお参りに来たり、お守りを買って帰ったりしています。

なぜ天満宮は菅原道真をが学問の神様として祀るようになったのか、そのいわれは次のようなものです。菅原道真はもともと身分の低い人でしたが、学問に優れ、右大臣にまで出世した人です。その道真が大宰府で亡くなった頃、京都の都では、藤原時平や右大臣や皇太子などが、 次々に亡くなるという事件がありました。これを収めるために道真を祀るようになったのが始まりだそうです。

2. 境内にはたくさんの牛が！なぜこんなに牛があるの？

北野天満宮には牛の像がいたる所にあります。なぜこんなに牛があるのでしょうか？それは、牛が天満宮では、神の使者とされているからだそうです。

なぜ、牛が神の使者なのかというと、その理由は諸説あり、菅原道真が生まれた年が丑年であるため、であったり亡くなったのが丑年の牛の日であったというもの、さらに牛が刺客から道真を守ったことがある等の理由があるそうです。様々な言い伝えがあるのでどれが本当かは定かではありませんが、菅原道真の人生において牛がキーワードになっている、ということでしょう。

3. 菅原道真と梅の花

菅原道真の好きだった梅の花がなんと１500本も植えられている北野天満宮。その言い伝えのもととなったのが彼の読んだこの歌です。

「東風（こち）吹かば　匂い起こせよ　梅の花　主なしとて　春な忘れそ」

学問で出世した彼は左大臣から妬まれ、大宰府に左遷されてしまうのですが、その時に詠んだ歌がこの歌です。「春の東風が吹くようになったら、花を咲かせて香りを届けておくれ、梅の花よ。 私がいなくても、春を忘れないでいておくれ。」という意味のこの歌には京都へ帰りたい思いが大好きな梅の花をあげて表現されてています。

そのため、大宰府にある天満宮にも京都の北野天満宮にも梅の花が植えられているのです。

4. 毎月２５日は「天神さん」の日の手作り市

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菅原道真が亡くなった２５日、は天神さんの日とされています。この日の北野天満宮では「手作り市」が開催されて、賑わいます。手作り市ではたくさんのお店が出店され、この日しか出店しない地元の銘菓や骨董品のお店から、まるでガラクタのようなものまでたくさんの商品が並びます。

北野天満宮の1ヶ月の中でもっとも活気づきのがこの日ですね。あなたも是非この日に、北野天満宮にお出かけしてみてください。時間は朝６：００〜１６：００までですので、ご注意ください。

5. 北野天満宮まで来たらぜひ行くべき超隠れ名店「しま田」

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京都の超隠れ名店「しま田」はまだご存知でない方が多いのではないでしょうか？北野天満宮近くの、嵐電北野白梅町から3駅、妙心寺駅にそのお店はあります。一軒家のような佇まいの隠れ家のようなこのお店は、実は隠れたステーキの名店として非常に人気があります。

ご年配のご主人が丁寧にを焼いてくれたステーキはまさに絶品です。お店は予約のお客様のみなので予約は必須ですが、ぜひ事前に予約して一度訪れてみてください。

6. 北野天満宮の基本情報

名称：
北野天満宮

住所：
京都府京都市上京区馬喰町

参拝時間：
[4月～9月]5時～18時
[10月～3月]5時30分～17時30分

拝観料：
自由

アクセス：
京都駅より市バス50にて「北野天満宮前」下車（約40分、230円）
四条河原町より市バス203にて「北野天満宮前」下車（約40分、230円）

最高の梅の花、そして学問成就のお願いに、北野天満宮へ

いかがでしたか？京都の観光スポットとして非常に高い人気を誇る北野天満宮。是非受験を控える人にお守りを買いに、または道真も愛した梅の花を見に、北野天満宮へ行ってみてください。金閣寺や龍安寺など有名なお寺も近くにあるので、京都観光の際に一緒に行くのもおすすめですよ！