祇園でうなぎを食べるならココ！絶対におすすめな老舗のうなぎの名店10選！

夏といえばやっぱりうなぎ！でも本当は晩秋が旬だともいわれていて、夏に限らずともうなぎは1年中いつ食べても美味しいものです。京都の祇園には、かのミシュランガイドに掲載されている店からリーズナブルに食べられる店まで、さまざまな店舗が点在。海外ではなかなか食されることのないうなぎの食文化は、古代の「万葉集」にまでさかのぼるといわれています。おなかを満たしながら、日本の歴史や文化も同時に感じてみてください。

1. 京都祇園のうなぎをいえばここ！「かぼちゃのたね」

祇園の中心に門を構え、らしさをそのままに敷居の高さをなくし、アットホームな雰囲気のうなぎ屋さんといえばここ、「かぼちゃのたね」さんです。愛知県三河のうなぎを使用し、柔らかくとろける食感が自慢。メニューはいろいろあり、リーズナブルなものもたくさん。

さらに、京おばん菜割烹が同時に食べられ、地元の舞子さんや芸子さんも立ち寄るとか。地元に愛されている通の店に、っぽく足を運んでみてください。京都祇園の町を存分に味わいながら、ここで絶品のうなぎ料理をいただいてみてはいかがでしょうか？

2. 祇園で絶品うなぎを味わうなら「ぎをん　梅の井」

創業時から変わらぬ江戸前うなぎの味とともに早1世紀の名店。大正時代に創業し、当時の味をそのまま継承して100年余りという老舗うなぎ屋さんがこちらの「ぎをん　梅の井」さんです。創業100年目の年に自然豊かな円山公園へ移転。町屋作りの建物内には、庭や茶室もあるとか。

創業当時から変わらず、静岡県榛原を中心とした厳選されたうなぎを、一昼夜、井戸の水に放してから、備長炭で焼き上げ、甘みのある上品な秘伝のたれでいただきます。本格的な味を楽しみたい旅行者はぜひ訪れてみてほしいです。祇園の味を堪能しましょう！

3. 厳選した食材で味わう祇園のうなぎ専門店「祇をんう桶や「う」」

かのミシュランガイドで堂々たる1つ星を獲得した祇園のうなぎ専門店、それがこちらの”祇をんう桶や「う」”さんです。薬草を粉末にする道具の名前「やげんぼり」を屋号とし、その名に恥じないよう、料理長みずからが津々浦々の食材を探し求めるだけではなく自家農園で栽培。

さらには瀬戸内の新鮮なうなぎを空輸で取り寄せるというこだわりの店。食材だけではなく、器も季節や料理に合わせて厳選され、目で楽しむを実現。ふんわりと口の中でとろける関東風のうなぎを町屋風の祇園らしい店内でいただけます。名実ともにこだわりのうなぎ専門店で一度は食べるべし。

4. 古くから祇園で愛されてるうなぎ料理「祇をん松乃」

創業より変わらないうなぎのせいろむしは、食べてみなきゃわからない！そんな絶品がいただけるのが、こちらの「祇をん松乃」さんです。歌舞伎発祥の地として知られる「南座」より東へ4軒目というわかりやすい場所にあって、本物の京の味を堅苦しくなくいただけるうなぎと会席の食事処。

創業以来、変わらぬ名物として現在まで愛されているせいろむしは、ほんのりとした甘みのふわふわ卵と口の中でとろけるうなぎの二重奏。海外からの観光客も多く、英語メニューや英語での接客もOKなので安心。リピーターの多いという本物の味、ぜひとも試してみてください。

5. うなぎの本場浜松の味を祇園で楽しむ「うなぎ徳」

浜松に拠点を置く本場のうなぎが食べられると評判のお店がこちら。河原町駅すぐにある高島屋にあって、烏丸駅より歩いて11分程度の場所にあるうなぎの専門店「うなぎ徳」さんです。浜松風にうなぎを浅蒸しし、ふわっと口の中でとろける食感に、甘さ控えめの明治時代からの秘伝のタレ。関西風ではない、これぞ本場のうなぎと絶句するほどのおいしさを堪能することができます。

うな重からうなぎ御膳、かば焼きや白焼きなど、うなぎメニューがいろいろ。お子様メニューもあるため、子連れの家族でも安心です。ぜひ堪能してください。

6. うなぎの全てを楽しめる祇園の名店「味彩のと与」

うなぎの骨せんべいからうなぎ御膳まで、多様なうなぎ料理に腹づつみすることができる祇園のおすすめ店が、こちらの「味彩のと与」さん。明治創業の川魚専門店、1階では店頭販売もしているため、食べ歩きをしたいという人にはもってこい。2階は町家風の食事処となっていて、表面はパリッとして中身はフワフワという調理法は、関西ならでは。

川魚を中心としたメニューが豊富で、うなぎだけではなく、さまざまな魚もいただけます。比較的リーズナブルなので、お財布にもやさしく、肩ひじを張ることなく、和の味を楽しめます。ぜひ気軽に立ち寄ってみたいですね。

7. 祇園の情緒を味わいながらいただくうなぎ料理「先斗町いづもや」

大正時代より続く江戸前うなぎと京料理のハーモニーが味わえると人気なのが、祇園にある「先斗町いづもや」です。秘伝のタレでおいしくいただく江戸前うなぎと、季節感あふれる見て楽しい食べておいしい京料理の店。

四条通から先斗町へ進んですぐというロケーションに加え、鴨川のそばを流れる祓川の上に建てられた木製の鴨川納涼床で、川のせせらぎとともにいただけるという情緒あふれる雰囲気は、特に海外旅行者に人気が高いとか。うなぎ丼、うな重などの定番メニューも美味だけれど、うなぎ＋αの花いづもは、食べる前に写真に収めたい。時間を忘れてのんびりと過ごしたくなる食事処へようこそ！

8. 祇園の雰囲気の中いただく絶品うなぎ！「花遊小路　江戸川」

明治よりうなぎ一筋！世代を超えて愛される地元ならではの食べ処が、こちらの「花遊小路　江戸川」さんです。花遊小路は、新京極通を四条から上がったひと筋目の京都でもっとも短い商店街。ここのお店は昔から商う店が連なる懐かしい雰囲気がただよう中、舞妓さんや芸姑さん御用達のうなぎの店となります。

白焼きの後に蒸し、秘伝のタレを付けて焼き上げる江戸焼で、とろりとしたうま味が楽しめます。定番メニューのほかにも、京料理を加えたおまかせ会席もラインアップ。繁華街の喧騒から少し離れたところで、ゆったりとした贅沢のひとときを過ごしたいものですね。

9. 祇園の老舗うなぎ専門店！「かね正」

昭和天皇も訪れたという老舗。フワフワの錦糸卵に乗っかったきんし丼が人気な祇園のうなぎ専門店が「かね正」です。ここは1866年が創業という老舗中の老舗うなぎ屋。関東風に背開きしたうなぎを、関西風に直焼きするという独特の調理法で、パリッとした表面にふんわりとろける食感を実現。

人気メニューのきんし丼は、味のついたご飯の上に、錦糸卵がふわっと乗ったうなぎをいただきます。また、うなぎのお茶漬けも美味。こじんまりとした店内の上、注文を受けてから調理をするため、せかせかしないのんびりとした旅の途中の腹ごしらえにどうぞ。

10. レトロな外観が魅力的！「京極かねよ」

「京極かねよ」は大正末期に創業しました。戦前に火事に見舞われ、3階が焼失したにもかかわらず、2階建てのレトロな造りから、店のこだわりが感じさせられます。定番のうな丼、名物のきんし丼のほか、ゴボウを生のうなぎで巻き上げ、じっくりとつけ焼きした八幡巻、かば焼きを巻いた卵焼きのう巻きなど、チョイスがさまざま。

家族連れであれば、子どもにはお子様丼、平日のランチタイムであったら、ちょっぴりリーズナブルなかねよ丼など、うれしいメニューの用意もあり。祇園観光の際には、ここへ行ってみてくださいね！

京都の祇園で美味しいうなぎを食べよう！

いかがでしたでしょうか？今回は祇園に観光へ訪れた際にぜひとも食べてほしいおすすめのうなぎ専門店を10選ご紹介しました。どこも人気店なので、味は一級品です！京都の祇園といえば日本の観光地の中でも特に人気スポット。古都京都らしい町並みは散策するだけで雰囲気を味わうことができます。そんな祇園を、ぜひとも堪能してくださいね！