京都で一度は行ってみたい!お茶屋の遊び方を徹底解説!

近年、「GEISHA」や「MAIKO」という言葉がそのまま英語になってしまうほど、外国の方にとって魅惑的な場所、祇園。祇園の花街ではまるで映画やドラマの舞台のようではありますが、本当に舞妓さんや芸妓さんが暮らしています。「GEISHA」に会ってみたい!という外国の方からのリクエストはとてもよく耳にするのですが、なかなか入り込めない祇園のお茶屋遊び。今日はその謎に少し迫ってみたいと思います。

一見さんお断り・・・とは

一見さんお断り・・・とは

日本人の方はよく知っているように、京都のお茶屋遊びは「一見さんお断り」という言葉をよく耳にします。この「一見さんお断り」とは、乱暴な言い方をすれば、初めてのお客様は受け付けません、ということなのですが、一体どういうことなのでしょうか?そしてなぜこのような厄介にも思えるシステムなのでしょうか?

それは「初めての人には会いたくない」というメッセージではありません。それは、「お客様のことをよく知った上で、ご接待したい」という京都流のおもてなしの心の表れなのです。京都では、提供するお酒やお料理をお客様好みのものを取り揃えたり、お客様ぞれぞれとしっかりお話をしたりというおもてなしをする旅館や料亭、割烹が数多くあります。お客さんにとって一番良いものを事前に考えて提供したい、という気持ちの表れが「一見さんお断り」につながっているわけです。

それでも芸舞妓に会いたいあなたへ

どんなに一見さんお断りと言われようとも、それでも芸者さんや、舞妓さんに会いたいというそこのあなたに、芸妓さん、舞妓さんに会うための幾つかの方法をご紹介しましょう。

1. やはり王道の方法で。誰かに紹介してもらう。

1. やはり王道の方法で。誰かに紹介してもらう。

あなたの周りに京都の祇園界隈に詳しい方はいませんか?もしいればその方から、通っているお茶屋さんを紹介してもらう、というのがやはり王道の方法でしょう。でもそんな簡単に見つかるわけないですよね。特に外国の方にとって、お茶屋さんを紹介してもらうなんて至難の技のように思えます。

そこでオススメなのが、少し高級な旅館や老舗旅館に宿泊して、お宿を通して紹介してもらうこと。京都の老舗の旅館であれば、お茶屋さんとお付き合いがあることが多く、紹介していただけます。旅館の紹介であれば、お茶屋さんも安心してお客様をお迎えできるというわけです。

2. 祇園界隈を夕方にぶらつく

2. 祇園界隈を夕方にぶらつく

お茶屋遊びせずとも舞妓さんを見ることはできます。祇園のあたり、特に夕方すぎに舞妓さんや芸妓さんが移動する様子をたまに見かけることがあります。歩き方や立ち居振る舞いで、偽物の舞妓さんとの区別は、本物を見た時すぐにわかると思います。時間帯によっては、髪だけ整えて、白塗りではない薄化粧で歩いているのを見かけたりもしますが、皆さんお仕事に向かわれる途中なので、一緒に写真などは控えましょう。

昼間の時間帯に白化粧をした舞妓さんらしき人を見かけることがありますが、それは舞妓体験でお着物を着せてもらっている方なので本物ではありません。こちらの方々の方が、声をかけると気軽にお写真をとってくれる印象です。もちろん、個人差があるとは思いますが。

3. あなたが舞妓さんになってしまう。

3. あなたが舞妓さんになってしまう。

どうしても舞妓さんと写真が撮りたい!というあなたへ、それならばいっその事、「舞妓と」写真を撮るのではなく、「舞妓の」あなたの写真をとってみてはいかがでしょうか?京都では舞妓体験や花魁体験ができその格好で花街を歩くことができます。せっかくの日本の記念です。思いっきり楽しんじゃってください。

憧れの花街祇園、夜のお茶屋遊びの謎に迫るお茶屋に行こう!

いかがでしたでしょうか?今回は謎多き、花街祇園のお茶屋遊びについてご紹介しました。京都と言ったら清水寺や金閣寺などの歴史的な建造物が有名な観光スポットではありますが、他にも様々な趣向の見所がここにはあります。まだまだ奥は深そうですが、その深みが京都の楽しさでもありますよね。いつかあなたも、是非祇園でお茶屋遊びを楽しんでみてください!

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