侘び寂びの美学の真骨頂!京都の銀閣寺の”ツウ”な観光の楽しみ方を徹底紹介!

金閣寺はもちろん有名な観光スポットですが、実は銀閣寺の方が好き、なんて人も多いですよね。好みは人それぞれですが、金閣寺同様、銀閣寺も是非行って欲しい京都の観光スポット。金閣寺のきらびやかな美しさとは対照的に、飾らない美しさを追求したお寺、銀閣寺。今回は銀閣寺についてご紹介します。


銀閣寺とはそもそも何か?

銀閣寺とはそもそも何か?

銀閣寺は文明14年(1482年)室町幕府8代将軍、足利義政が作ろうと思い立ったお寺。彼の祖父にあたる足利義満の作った金閣寺を参考に作ろうと思い立ったものの、途中で義政が完成を待たずして死去。後に、彼の菩提を弔う禅寺となりました。正式名称を慈照寺(じしょうじ)と言いい、侘び寂びの美学を宿す禅寺として有名です。

銀閣寺はどうして銀じゃないのか?

銀閣寺はどうして銀じゃないのか?

金閣寺に感動した外国の方が銀閣寺を訪れて、銀色ではないとがっかりされることがあるようですが、そもそもどうして銀閣寺は銀色ではないのでしょうか。それには諸説あります。

まず一つ目の説が、もともとは銀箔を貼る予定があったにもかかわらず、資金難により貼ることができなかったというもの。銀閣寺を作っていた当時、幕府は財政難に陥っており、銀箔を貼ることができなかったという説です。

二つ目の理由が、もともと銀箔を貼る予定などなく、後世の人が、外壁の黒漆が日光に反射する様子が、銀色に見えたことから金閣寺と対比して銀閣寺と呼ぶようになったというものです。

何が真実なのかは実ははっきりしていませんが、銀閣寺が銀色でなかったからといってがっかりする必要はありません。このお寺の美しさをご紹介していきたいと思います。

必見!銀閣寺の見どころポイント

①参道

①参道
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緑が美しい銀閣寺の参道は、生垣、竹垣、石垣の山荘で構成されており、現世と浄土とを隔てる結界の意味があるそうです。

②観音殿(銀閣)

②観音殿(銀閣)

二層構造でできており、一階が書院造りの心空殿(しんくうでん)、二階が観音像を祀っている仏殿造の潮音閣(ちょうおんかく)となっています。屋根には青銅鳳製の鳳凰が置かれています。銀閣は月見のた目に月が出る方向を意識して作られたとされています。科学的な調査により一度も銀箔を貼られたことがないことが明らかとなりました。

③向月台(こうげつだい)と銀沙灘(ぎんしゃだん)

③向月台(こうげつだい)と銀沙灘(ぎんしゃだん)
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向月台とは東山に登る月を見るために江戸時代に作られたという砂を盛って造られた造形のこと。高さは約1.8mにもなるといいます。そしてその周りにある砂の波模様が銀沙灘です。向月台と同じように、月見のための仕掛けの一つとして作られたといいます。波模様が月光を反射するのだとか。

ちょっとツウな銀閣寺。銀閣寺を見下ろす展望台へ!

ちょっとツウな銀閣寺。銀閣寺を見下ろす展望台へ!
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境内の散策路に続く展望台。時間のある方は是非ここまで行ってみてください。
高台にある展望台からは銀閣寺はもちろんの事、京都市内まで一望することができます。遠くから見る銀閣寺もまた格別です。

銀閣寺までのアクセス

銀閣寺までのアクセス

①JR京都駅からのアクセス

銀閣寺への行き方として単純で簡単で安いのは京都駅からバスに乗ることです。
JR京都駅(A2乗り場、17系統綿林車庫行き)→銀閣寺道(約40分、230円)

バスは渋滞状況によってはかなり時間がかかってしまいますので、観光シーズンであれば、電車とバスの組み合わもオススメします。
京都駅(京都市営烏丸線)→今出川→徒歩(120m)→烏丸今出川(京都市営バス203)→銀閣寺道(約40分、490円)

②四条河原町からのアクセス

四条河原町からも同じくバスがオススメです。
四条河原町(市営バス203)→銀閣寺道(36分、230円)

京都駅から行くときと同様に観光シーズンは電車とバスを組み合わせましょう。
祇園四条(京阪)→出町柳→徒歩(130m)→出町柳駅前(市営バス102)→銀閣寺道(約40分、440円)

銀閣寺の基本情報

名称:
銀閣寺(慈照寺)

住所:
〒606-8402
京都府京都市左京区銀閣寺町2

営業日:
無休

営業時間:
夏季:8:30~17:00
冬季:9:00~16:30

料金:
大人 500円
小・中学生 300円

一緒に訪れたい銀閣寺周辺のお寺

せっかく銀閣寺を訪れたのだから、是非一緒に行っていただきたい、銀閣寺周辺のお寺をご紹介いたします。是非、銀閣寺周辺にある「哲学の道」も散策してみてくださいね。

①南禅寺

①南禅寺

臨済宗南禅派の大本山の南禅寺には、日本三大門に数えられるの三門があり、その荘厳な姿に心を奪われること間違い無し。境内には「虎の子渡しの庭」と呼ばれる枯山水庭園があり小堀遠州の作です。

■基本情報
名称:南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町86
営業日:無休
営業時間:8:40~17:00
料金:大人500円、高校生400円、小中学生300円
アクセス:地下鉄東西線蹴上駅下車

②永観堂(禅林寺)

②永観堂(禅林寺)

永観堂は紅葉の名所としてとても有名です。紅葉シーズンになると境内の中の三千本もの楓が紅葉で赤く染まり、絶景です。紅葉の時期でなくとも、境内の高台にある多宝堂からは京都市内を一望することができ、是非とも訪れて欲しい場所です。

■基本情報
名称:永観堂(禅林寺)
住所:京都府京都市左京区永観堂町48
営業日:無休
営業時間:9:00~17:00
料金:大人600円、小・中・高校生400円
アクセス:地下鉄東西線蹴上駅下車

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③法然院

③法然院

鎌倉時代に法然上人が弟子とともに修行をした草庵の旧跡です。藁葺き屋根の三門はとても風情があり、朝6時から開いているので、人の少ない朝早くに訪れるのがオススメです。

■基本情報
名称:法然院
住所:京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30
営業日:無休
営業時間:6:00〜16:00
料金:無料
アクセス:市営バス、宮ノ町から徒歩5分

侘び寂びの建築と庭園、銀閣寺に行こう!

いかがでしたか?金閣寺とはまた一味違う魅力がそこにはあります。
是非両方訪れてみて二つの魅力を楽しんでみてくださいね!




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