ご当地グルメも温泉も♪中国地方の道の駅10選

1993年当初は100か所だった「道の駅」も今では全国1,200に迫るほど増加！商業施設や休憩施設などが一体となった道路施設が道の駅です。各地域の名産物や魅力が詰まっていると話題を呼び、道の駅を巡る雑誌なども創刊されたほどです。今回は、中国地方の道の駅を10か所ご紹介いたします

山口県 「道の駅萩往還」

山口県萩市にある県道32号線萩秋芳線の道の駅「萩往還」は1992年開駅後、1993年には道の駅第一回登録に選ばれ、施設のリニューアルを経るなどして現在まで続いています。現在では、地元の特産品が買える「物産館」や「野菜まぁと」を始め、食事を楽しめる施設や萩往還の歴史を知る事ができる「松陰記念館」などもあり、立ち寄り必須のスポットです。地元名士である吉田松陰の記念館では、吉田を囲んだ高杉晋作や九坂弦瑞の銅像が立っています。歴史好きな人はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

山口県 「道の駅阿武町」

海の景色を楽しみたい方にぴったりなのが、山口県にある道の駅「阿武町」。国道191号線沿いにあるため、海の景色を一望することができます。また、日本海温泉「鹿島の湯」では日本海のパノラマビュー、奈古沖にある鹿島や日本海に沈む夕日を眺めながら天然温泉を満喫、なんてことも。その他、温水プール、シュノーケリング、物産直売所、ダイニングカフェ、パン屋など数多くの施設が集まっています。ドライブの休憩所と言うよりは、一つの観光スポットとして立ち寄りたいほど充実していますよ。

広島県 「道の駅来夢とごうち」

「日本最南端の豪雪地帯」安芸太田町の入り口に位置する、道の駅「来夢とごうち」では特産品や祇園坊柿商品をはじめとする町内の自慢のお土産が並び、中でもご当地B（ぶちうま）級グルメで特別賞を受賞した「漬物焼きそば」が大人気だとか！他にも2015年日本最大級全国お土産コンテストでは準グランプリに輝いた祇園坊干し柿スイーツ『チョコちゃん』も話題ということで、　長期休暇中や休日はたくさんの人で賑わっているそうです。広島のご当地グルメを楽しみたい方は必見の道の駅です！

広島県「道の駅みはら神明の里」

瀬戸の絶景を一望できる国道2号沿いの建物である道の駅「みはら神明の里」。三原の伝統工芸である「だるま」がシンボルマークで、2階展望デッキにはだるま型の絵馬掛所が設置されているので旅行の安全祈願などお願いするのも思い出になりそう。また、三原といえば広島県内随一の水揚げを誇るのタコの産地でもあり、道の駅ではタコの唐揚げやタコ焼き、タコ飯などを堪能できるのが魅力的！持ち帰り用もあるので、ドライブしながら地元の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

岡山県 「道の駅久米の里」

国道181号線沿いにある「久米の里」は、中国地方道の駅ランキングで第1位に輝くほど人気のスポットです。人気の理由のひとつに、久米の里にそびえ立つ身長7メートルのモビルスーツΖガンダムがいるんです！津山市在住の一般男性が二足歩行型有人汎用機械をコンセプトに7年間かけて作ったとして道の駅に飾られており、作品のファンたちが一目見ようと訪れているんだとか。他にも久米産の食材を堪能できる「食遊館」、「直売所」をはじめ、津山市の地産地消で地元に根付いた「津山ホルモンうどん」は第六回B-1グランプリで2位に入賞するなど実績を上げ県外からの注目も集まっています。

鳥取県 「道の駅 神話の里 白うさぎ」

目の前に広がる「因幡の白兎」で有名な白兎海岸が広がる「神話の里 白うさぎ」では、日本最古のラブストーリー発祥の地として恋人の聖地とも呼ばれています。近隣にある白兎神社は縁結びの神様としても知られているため、デートスポットとしてもオススメです。また、メディアにも取り上げられ話題のハート形「もさバーガー」はインスタ映えにピッタリ！イカスミを使った黒いバンズでモサエビのカツと、トマトやレタスをサンドした一品は鳥取の新名物！？鳥取の名産品を一度に味わうことができます。

鳥取県 「道の駅 きなんせ岩美」

「道の駅 きなんせ岩美」は、全国に誇る松葉蟹や、定置網でとれた水産物に加え、新鮮で安全な野菜などの地元産品が揃い、海と山を有する鳥取県岩美町の魅力がギュッと詰まった道の駅です。特に海鮮好きな人にはオススメなのが鮮魚販売店「魚跳屋」。春は猛モサエビ、夏は岩牡蠣、秋は赤カレイ、冬は松葉蟹とその時期の旬を手に入れることができます。また、天然海水のいけすから掬い上げ、素早く調理してくれるレストラン「海陽亭」、焼きたてワッフルが楽しめるお店「ベルフル」、日替わり定食など軽食が味わえる「いわみのおばちゃん家」など、お食事処が非常に充実していますよ。近くを通る際にはお食事目当てに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

島根県「道の駅キララ多伎」

出雲大社までの続く日本海を一望できる快適なドライブコースの道なりに建つ道の駅「キララ多岐」。多岐特産のいちじくを使用した、この道の駅でしか買えない商品もあり、県内外多くの人に愛されています。特に、老若男女大好評の「いちじくソフト」は、甘さ控えめでなめらかな口あたりに加え、いちじくの種のプチプチ感がほどよく味わえるそうです。色味もピンク色でインスタ映え間違いなし！また、近隣にはコテージや温泉、海水プールなど小さな子どもとも一緒に楽しめるエリアがあるので、家族や友達同士などで観光する際にはピッタリの道の駅です！

島根県 「道の駅 津和野温泉なごみの里」

天然ラドン温泉など、様々な温浴が楽しめる道の駅「津和野温泉なごみの里」。和風と洋風の異なる内湯を楽しめるほか、露天風呂もあり開放的！自然に囲まれた道の駅の景色を楽しむこともできます。また、津和野町の姉妹都市であるドイツ ベルリン市ミッテ区とのコラボで登場した地元産わさび漬けと薄くあげたカツを合わせたオリジナル「来ら丼（こらどん）」は、ぜひ一度食べてみたい一品です！他にも新鮮市場での野菜の直売コーナーや、体験工房竹とんぼ、キッズコーナーもあるので、ちょっとした長旅の合間の休憩に、自然の空気溢れるなごみの里に訪れてみてください。

岡山県 「道の駅 黒井山グリーンパーク」

「道の駅 黒井山グリーンパーク」は野菜販売店が2箇所あり、道の駅にしては珍しいラジコンサーキットや推進45cmの子どもむけプールなどが併設されている、大きな道の駅です。ラジコンサーキットは、最長50m、幅員4.8〜8.5mと幅広目で、1/10 EPカーから1/8 GPカーまで自在なコースレイアウトを実際に楽しむことができます。中には不定期ですがグランプリレースなども行われ、県内外からファンも多く訪れるとか。また、黒井山グリーンパークでは、10月〜12月の間みかん狩りも体験でき、アクティビティが豊富な道の駅です。

まとめ

いかがでしたか。中国地方で約104か所もある道の駅の中から、今回10か所を厳選してご紹介しました。たんなるドライブの休憩所、という位置づけから今では立ち寄りたいほど魅力溢れる道の駅が多いですよね。ぜひ、気になる場所があれば各地の旅行の際に観光スポットとしても利用してみてはいかがでしょうか。