福島で人気の喜多方ラーメンならココ！本場で味わう地元民おすすめの名店10選

喜多方ラーメン発祥の地、喜多方市は福島県の内陸にある、蔵の街としても有名な素朴な街です。駅を降りると早速喜多方ラーメンのお店がたくさん！市内あちこちに喜多方ラーメンのお店が点在します。どこで食べたらいいか迷ってしまいそう…そんな方に地元の方も太鼓判を推すお店を、あらたに厳選してお届けします！

誰もが知っている喜多方ラーメンの代名詞「坂内食堂」

喜多方ラーメン店の中でも一番人気を誇る、坂内食堂。代名詞とも言える「肉そば」は、特製醤油で煮込んだチャーシューが麺を覆い隠してしまうほどガッツリ盛られています。そのチャーシューは豚バラを使用しており手間暇かけて煮込んだので余計な脂が落ちてるので、見た目よりあっさり、肉は柔らかく甘味や旨味が直で伝わる美味しさです。麺は太麺、もちもちした食感でスープとの絡みもばつぐん！幅広い世代に人気のラーメンです。並んでも価値ある美味しさをぜひどうぞ！

喜多方ラーメン御三家のひとつ！満古登でも知られる「まこと食堂」

創業は昭和22年と喜多方ラーメン店の中でも老舗中の老舗。そして喜多方ラーメン御三家のうちのひとつとして大人気店です。ネットでみる「まこと」ではなく「満古登」に覚えのある昔ながらのファンも多いことでしょう。こちらもあっさり醤油スープとチャーシューが人気。豚バラだけじゃなくモモ肉も使っているので、食べごたえがありますよ！食べ進むにつれ肉の旨味がスープに溶け出しこってりとした味になります。こちらもぜひ並んでも食べて頂きたい名店です。

地元民推しのお店は老麺会の会長のお店「老麺まるや」

百貨店の催事でも出店している人気店「老麺まるや」琥珀色の澄んだスープはコクと深みがあり、オーソドックスな喜多方ラーメンがお好きな方に好評な味です。それもそのはず、まるやの先代店主が老麺会の初代会長を務めた方なんです。麺は喜多方ラーメン特有の平手打ち縮れ麺。コシがあってモチモチシコシコの存在感のある麺で満足度も高いですよね。ここは昔から地元民のイチオシのお店でもあります。一度食べて見てはいかがでしょうか？

自家製野菜も食べられる郊外の隠れた名店「赤れんが」

ドラマのロケでも使われた名前のとおりの煉瓦が特徴的なお店で、自家栽培の野菜も漬物などで出される素朴なお店です。ここも喜多方中心街とは少し離れていて田んぼの中の一軒家という趣。そしてラーメンスープは昆布の旨味がふわっと香るような風味で、動物系の味はそんなに主張してなく、塩系かと思えるくらい澄んだスープが特徴です。あっさりしているのにコクがある、中華というより和風味のスープが喜多方麺と案外マッチしています。老麺会会員店ですので味はお墨付き！ゆっくり郊外店で食べたい時はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

タクシー運転手のおすすめNo1「はせ川」

「タクシー運転手が選ぶNo1のお店」として紹介されるこちらも超人気店です。並ぶのを覚悟で名前を書いて並ぶシステムをとっています。はせ川の喜多方ラーメンは、スープが美味。脂が浮いているけれど淡麗で上品なスッキリとしたスープを飲み干せば、後味に煮干しの香りがゆっくりときます。もちろん喜多方ラーメンといえば、平手打ちのちぢれ麺。その麺にゆっくり絡むスープが何とも言えない美味しさです。店内は30人弱の収容。テーブルと小あがり席です。スープが無くなったら閉店ですのでお早目に！

郊外でゆっくり食べたい人に隠れた名店「すがい食堂」

こちらも老麺会所属のお店で口コミで高評価のお店です。喜多方市中心部からは少し離れたお店で超人気店のように行列に並んで食べるという感じではないようなので（そのときにもよりますが）気軽に寄ることができそうです。ラーメンはスタンダードな喜多方ラーメンで、チャーシューもトロトロ系ではなくしっかりめで歯ごたえがあります。こちらはラーメン以外でもモツ煮込みなどが美味しいのでラーメン定食や他のメニューも頼んでみてもいいかもしれませんね。

ラーメン総選挙で殿堂入り！コスパもよしの超人気店「喜一」

福島県民ラーメン総選挙2018～2019年、連続で第１位に選ばれ殿堂入りとなった超人気店「喜一」です。2時間待ちは当たり前だけどそれでも食べたいという極上のラーメンです。喜多方ラーメンは醤油が主な味ですが、ここは塩ラーメンがおすすめです。トッピングはチャーシュー4枚、メンマとネギなどでそこまで見た目のインパクトはないですが、甘味とコクのある塩スープに肉好きが唸るチャーシューが絶品。これで500円！なるほど人気があるわけですね！並んでもぜひ喜一のラーメン食べる価値ありですよ！

飲めるほど柔らかくジューシーなチャーシュー！「らーめん一平」

「らーめん一平」は喜多方市内の郊外に在りながらもお客が絶えない人気店です。喜多方市王道の味わいがある煮干しダシの透き通ったあっさりスープに感動しちゃいます。また、チャーシューメンは、歯が要らないくらいトロトロに煮込まれたチャーシューは飲めるほど！脂身が甘くて絶品です！人気の「じとじとラーメン」は背脂系で甘みが加わり旨さ倍増です。こってり派も嬉しいメニューなのでぜひ食べてみてください！

喜多方ラーメン発祥の店「源来軒」

喜多方ラーメン発祥のお店「源来軒」です。若き創業店主が中国から喜多方へ移り住み、手打ち麺で屋台を引きここ喜多方にラーメンを広めた･･･という歴史があるそうです。元祖というだけあり、スープを一口飲むと あっさりスッキリしているものの 豚骨などをジックリと煮出したダシがしっかりと出ていてコクがあります。この澄んだスープが平打ちの縮れ麺に絶妙にからんでいるのが喜多方ラーメンの特徴です。チャーシューは流行の柔らかくてトロけるタイプではなく、 適度に歯応えがあるのでラーメンとの相性抜群。昔ながらのラーメンですね。まずはここ、源来軒で元祖喜多方ラーメンを味わってみませんか？

ラーメン通も唸る味！コアなファンが多い「食堂なまえ」

いろんなマスメディアで紹介されていたお店で、ラーメン通からもおすすめのお店です。こじんまりした店内は、昭和の風情が漂い、ちょっとタイムスリップしたような感覚になります。ラーメンは喜多方ラーメン特有の、透明感のある魚介メインのスープに太めの縮れ麺が泳ぎ、箸ではさめばスープがよく絡んでいるのがわかります。人気店はスープがなくなると閉店するのでなるべく早く訪れるのがおすすめですよ！

日本三大ラーメンを地元で味わおう

札幌、博多に並ぶ今や日本三大ラーメンのひとつになった「喜多方ラーメン」。全国区なのでお住まいの地域でもチェーン店があり気軽に楽しめるブランドラーメンとなっています。ですがやはり現地で食べる喜多方ラーメンは別物といっていいでしょう。喜多方市を訪れるとのんびりした地方の街並みが広がります。元々は「蔵の街」として有名な喜多方市。観光に訪れた際はぜひ！本場の喜多方ラーメンを地元で味わってみませんか？