2021年04月14日更新
- お土産(32)
奈良在住の著者が厳選!マストバイ奈良土産ベスト12
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「奈良に旨いものなし」と言った言葉を知っていますか?
奈良に長く暮らした文豪の志賀直哉が随筆『奈良』の中で記した言葉です。しかし奈良には、昔も今も変わらず愛され続ける名品や、現代の息吹を吹き込んだ新しいスイーツ、思わず連れて帰りたくなるお土産がいっぱいです。
今回は奈良を知り尽くした筆者が厳選した12個のお土産をご紹介します。
この記事の目次
奈良と言えばこれ!伝統のお土産3選!
奈良漬
奈良漬とは、白瓜などを酒粕に漬け込んだ漬物です。奈良漬は、「奈良」が冠されているだけあって、やっぱり奈良を代表するお土産と言っていいでしょう。
JR奈良駅、近鉄奈良駅周辺には、奈良漬の老舗がいくつもあり、それぞれに特長があり、ファンもいます。試食ができるお店が多いので、お気に入りを見つけてみてはいかが?
柿の葉寿司
柿の葉寿司とは、一口大の酢飯に鯖や鮭の切り身を乗せ、柿の葉でくるんで押しをかけたお寿司で、奈良県南部の特産品です。写真は、紅葉した柿の葉で包んだ秋限定の柿の葉寿司ですが、本来は、緑色も鮮やかな柿の葉でくるんでいます。柿の葉には殺菌作用があるので、包むことによって数日程度保存できます。
柿の葉寿司も老舗が味を競っていますので、あなたのお口に合うものをお土産にどうぞ!
三輪そうめん
三輪そうめんは、奈良盆地南部の桜井市の三輪山周辺で生産されています。その歴史は、奈良時代の遣唐使により小麦栽培、製粉技術が伝えられたころにまで遡り、三輪地方は、そうめん発祥の地とされています。
三輪そうめんは、手延べ製法で作られるため、コシがしっかりし、荷崩れしにいのが特長です。夏場の冷やしそうめんだけでなく、寒い日のにゅうめんもおいしいです。
歴史と伝統に培われた奈良の和菓子3選!
御城之口餅
御城之口餅は、大和郡山市の本家菊屋の銘菓です。大和郡山城主豊臣秀長が「兄の秀吉公をもてなす茶会のために珍しい菓子を作るように」と命じ、本家菊屋の初代当主が考案しました。 粒あんを餅で包み、きなこをまぶした一口大のお餅で、鶯餅の原形とされています。上品な甘さでいくらでも食べられます。
名物みむろ
名物みむろは、白玉屋栄壽の最中です。白玉屋栄壽は、大神神社の大鳥居横にあります。名物みむろは、弘化年間(江戸時代末期)から170年余にわたって、その製法を守り伝えています。昭和天皇にも献上されています。 その上品な甘さをお土産にしてはいかがですか?
だんご庄のだんご
だんご庄は、明治11年、旧高野初瀬街道の茶店として誕生しました。初代が地元の米と大豆を使って考案したのが、だんご庄のだんごです。
上質の新米を唐臼でついた米粉、新鮮なきな粉、特製の蜜を使用し、1本1本その場で串にさしています。香ばしいきな粉の香りとふんわりとしただんごのハーモニーが楽しめます。
奈良スイーツのニューウエーブ3選!
大仏プリン
大仏プリンは、蓋に大仏様のイラストがついた大きなガラス瓶に入っています。昔ながらのなつかしいお母さんの味のプリンです。ジャンボプリンなら、家族みんなでシェアできますし、小さいサイズもあります。
お味も、カスタード、大和茶、レアチーズ、ショコラ、カプチーノ、大和の地酒、モンブラン、ヨーグルト、ホワイトコーヒー、奈良八重桜、サクランボなど選ぶのが困るほどいろいろあります。
鹿サブレ
奈良といえば、奈良公園の鹿が人気です。鹿関連のお土産もいろいろありますが、おすすめは、鹿の形をしたサブレです。
いろいろなメーカーから出ていますが、一押しは、横田福栄堂の鹿サブレです。シンプルなサブレと鹿の形がかわいい、お土産にピッタリなサブレです。
金魚ロール
大和郡山市は、日本でも有数の金魚の生産地です。大和郡山市のご当地ロールとして誕生したのが金魚ロールです。
イチゴのムースで作られた2匹の金魚が純生クリームを泳いでいます。カットしたら、まるで金魚が泳いでいるよう。フォトジェニックなお土産です。
奈良らしいセンスが光るグッズ土産3選!
中川政七商店
今や、中川政七商店ファンは、全国に及びます。もともと、中川政七商店は、麻布を扱うお店でしたが、ハイセンスな生活工芸雑貨が人気です。奈良には、中川政七商店の本店がありますから、ファンにはたまりません。欲しいものだらけで困ってしまうほどです。
三条通には、お土産物に特化した「日本市」あり、全国から選りすぐりのお土産物が選べます。
ひより あぶらとり紙
ひよりのあぶらとり紙は、箔職人が金箔うちの技術と勘により丹念に打ちたたき上げたあぶらとり紙です。
JR奈良駅や奈良のメインストリート三条通のお店には、奈良バージョンのかわいいパッケージのあぶらとり紙がいっぱいありますよ!
吉田蚊帳 ならまちふきん
奈良の人気エリア、奈良町では、江戸時代、麻布や蚊帳の生産が盛んでした。かつて、日本の家庭では、夏になると蚊帳が多く使われていましたが、時代とともに需要が激減しました。そこで、登場したのが蚊帳の良さを生かした蚊帳生地を使ったふきんです。お土産に、自分用に、吉田蚊帳のならまちふきんがおすすめです。
まとめ
奈良を訪れたら、マストバイなお土産を集めました。これらのお土産は、地元民の間でも人気です。かくいう筆者も愛用しているものばかりです。
参考にして、ぜひ、あなたのお気に入りを連れて帰ってくださいね。
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