美しすぎる絶景に感動!佐賀で必ず行くべき人気のおすすめ観光スポット10選!

地理的には福岡県と長崎県に挟まれていて、ついつい見落としがちな佐賀県。そんな佐賀県には、実は最近では海外からの観光客も注目する人気の観光地が、実は揃っているんです!九州に何度も出かけている方にこそ、ぜひ見てほしいスポットがたくさんあります!そんな場所を10ヶ所ご紹介します。新しい「佐賀県の魅力」を発見する旅に出かけてみませんか?

1. 佐賀県の自然溢れる観光スポット!「御船山楽園」

1. 佐賀県の自然溢れる観光スポット!「御船山楽園」

第28代鍋島茂義公が別荘を設けるため、3年もの歳月をかけて1845年に完成した池泉回遊式庭園。300万年前に、有明海から隆起してできたと言われる標高210mの御船山の断崖を背景に、その広さは15万坪にも及びます。

武雄のシンボルでもあるこの御船山は、神功皇后が新羅からの帰りに御船を繋がれたことがその名の由来とされます。作庭にあたって狩野派の絵師をわざわざ京都から呼び寄せ、完成予想図のようなものを書かせていたそうです。春には20万株のつつじや5000本の桜が咲き、1年で一番華やかに園内が彩られます。

夏には新緑の緑、秋は紅葉で赤く染まり、冬には水墨画のような雪景色。どの季節に出かけても、日本の四季の美しさを実感できます。ここ佐賀県の季節を感じる観光スポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

■基本情報
名称:御船山楽園
住所:佐賀県武雄市武雄町武雄4100
電話:0954−23−3131
アクセス:武雄温泉駅より車で約5分

HP:http://www.mifuneyamarakuen.jp/
地図:「御船山楽園」への地図

2. 創建330年もの伝統がある佐賀の神社「祐徳稲荷神社」

2. 創建330年もの伝統がある佐賀の神社「祐徳稲荷神社」

「祐徳稲荷神社」は2017年で創建330年、全国に3万社ある稲荷神社のうち伏見稲荷・笠間稲荷とともに日本三大稲荷に数えられています。1687年に肥前鹿島藩主の鍋島直朝公の婦人・花山院萬子媛が稲荷大神の御分霊の神鏡を勧請し社殿を建てたのが始まりと言われます。

衣食住を司る守護神をお祀りし、年間300万人もの参拝客が訪れています。最近は海外からの観光客も多く、特にタイでは映画やテレビのロケ地にも選ばれ、タイ人には特に有名なスポットに。こちらを訪れるとまず目に飛び込んでくるのは、極彩色に彩られた御本殿。京都・清水寺を思わせる地上18mの舞台造りが見事です。

御本殿の裏手から延びる奥の院までの参道には赤鳥居が続いています。赤鳥居をくぐり坂道を20分ほど歩いていくと、命婦(みょうぶ)大神を祀る奥の院に到着。そこからは眼下に街並みと有明海が。奥の院まで来た人だけが眺めることができるとっておきの風景が広がっています。ぜひ訪れてみてください。

■基本情報
名称:祐徳稲荷神社
住所:佐賀県鹿島市古枝
電話:0954−62−2151
アクセス:肥前浜駅より車で10分

HP:https://www.yutokusan.jp/
地図:「祐徳稲荷神社」への地図

3. 年に2回しか入れない佐賀の観光スポット「九年庵」

3. 年に2回しか入れない佐賀の観光スポット「九年庵」

佐賀の実業家であった伊丹弥太郎氏が1892年に建てた別荘と、1900年から浄土真宗の僧・阿(ほとり)和尚の指導によって約9年の歳月をかけ築いた庭園。1995年には国の名勝の指定を受け、その美しい庭と風景を見ようとたくさんの観光客が訪れます。

6800㎡の広い園内には数寄屋造りの邸宅があり、周囲にはつつじやモミジなどが植栽されています。庭一面を覆うように生えるスギゴケや、真っ赤に彩られた紅葉の美しさは思わず息を飲むほど。春の新緑のGWの3日間と、秋の紅葉の時期の9日間しか一般公開しないため、見学できればとても貴重な体験になりますね。

また見学にあたっては当日配布の入園整理券が必要で、混雑の場合はその整理券も早めに配布を終えてしまいます。2017年の秋は11月15日~23日が予定されています。気になる方は朝一で出かけるのをオススメします!

→秋の癒しの絶景が広がる!定番から穴場まで九州でおすすめの紅葉の名所10選!

■基本情報
名称:九年庵
住所:佐賀県神埼市神埼町的1692
電話:0952−37−0107(神埼市商工観光課)
営業時間:8:30~16:00
開園日:春と秋に一般公開 ※2017年の秋は11月15日~23日の予定
料金目安:美化協力金¥300(中学生以下無料)
アクセス:神埼駅より車で12分程度

HP (神埼市観光協会):http://kanzaki.sagan.jp/
地図:「九年庵」への地図

4. 美しい弧を描く沿岸エリア。佐賀県の名所!「虹の松原」

4. 美しい弧を描く沿岸エリア。佐賀県の名所!「虹の松原」

唐津藩の初代藩主・寺沢志摩守広高公が、今から400年ほど前に防風や防潮を目的として植林した松原です。静岡県の「三保の松原」と福井県の「気比の松原」と共に日本三大松原の1つに数えられ、その中でも虹の松原は約216ヘクタールと最大規模を誇ります。

唐津湾の海岸線4、5kmにわたり緩やかな弧を描き、100万本ものクロマツが群生しています。1955年には国の特別名勝にも指定され、標高284mの鏡山にある展望台からも、その美しい風景が楽しめます。

観光を楽しんだあとは、こちらの名物ハンバーガー「からつバーガー」も味わっていきましょう。虹の松原の間を通る県道347号線の駐車場にある、「からつハンバーガーとコーヒーの店」と書かれたマイクロバスが目印です!カリッと香ばしく焼いたバンズとジューシーなパティは病みつきになります。佐賀に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

■基本情報
名称:虹の松原
住所:佐賀県唐津市東唐津

HP:https://www.city.karatsu.lg.jp/
地図:「虹の松原」への地図

5. 田んぼと玄界灘が織りなす佐賀の絶景「浜野浦の棚田」

5. 田んぼと玄界灘が織りなす佐賀の絶景「浜野浦の棚田」

大小283枚の田んぼと、玄界灘が作りだす風景。浜野浦の棚田は、戦国時代から江戸時代にかけて築かれたと言われます。幾重にも連なる棚田が海に向かって扇形になっていて、田植えが終わる4月下旬~5月上旬が最も美しい時期。特に玄界灘に沈む夕日の頃が素晴らしく、海と田んぼ1つ1つをオレンジ色に染めていきます。

浜野浦では夏の盛りには黄金色の穂が、お盆を過ぎると稲刈りが始まります。天候や季節・時間帯等によっても、様々な表情を見せてくれます。棚田を見渡せる場所に展望台もあり、大勢の観光客がシャッターチャンスを狙っています。1999年には「日本の棚田百選」、2007年に「恋人の聖地」に、2011年には「佐賀県遺産」も選ばれています。そんな名所へ、一度足を運んでみてくださいね。

■基本情報
名称:浜野浦の棚田
住所:佐賀県東松浦郡玄海町大字浜野浦
電話:0955−51−3007(唐津観光協会玄海支所)

地図:「浜野浦の棚田」への地図

 
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6. 佐賀県名物、有田焼のテーマパーク!「有田ポーセリンパークのんのこの郷」

6. 佐賀県名物、有田焼のテーマパーク!「有田ポーセリンパークのんのこの郷」
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有田焼の工房や展示館、庭園・お土産店などが集まるテーマパークです。パーク内のシンボル「ツヴィンガー宮殿」は、ドイツ・ドレスデンに実際にある宮殿を忠実に再現。内部は資料館になっていて、江戸から明治時代にかけての初期有田焼や古伊万里などを展示しています。宮殿前には大きなバロック庭園が広がり、噴水や彫刻なども置かれています。

ヨーロッパ式の古代庭園を再現し、季節ごとの花々や緑が溢れているのも心安らぎますよね。有田焼工房では手びねりやろくろを使った陶芸体験や、有田やきもの市場では有田焼の作品を購入することも可能。地元の宗政酒造の日本酒を試飲・購入できるお土産店や、バイキングレストランもあるのでドライブの立ち寄りにも便利です。佐賀県にいらしたのでしたら一度は行ってほしい観光スポットです。

■基本情報
名称:有田ポーセリンパークのんのこの郷
住所:佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙340−28
電話:0955−41−0030
営業時間(平日):9:00~17:00
営業時間(休日):9:00~21:00
アクセス:有田駅よりタクシーで9分程度

HP:http://www.nonnoko.com/
地図:「有田ポーセリンパークのんのこの郷」への地図

7. 忍者を体験できる佐賀の人気スポット!「肥前夢街道」

7. 忍者を体験できる佐賀の人気スポット!「肥前夢街道」
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「肥前夢街道」は、忍者村をモチーフにした佐賀県のテーマパークで、園内は江戸時代初期の長崎街道を再現しています。本陣や旅籠、芝居小屋・寺子屋などを忠実に再現し、様々な体験や催し物・遊びで江戸時代にタイムスリップ!はがくれ忍者屋敷では激しいアクションの忍者ショーが行われ、代官屋敷前ではガマの油売りや南京玉すだれなどの大道芸を無料で見学できます。

侍や姫・舞妓などの衣装に着替えて、写真撮影も可能。また、予約制のちびっこ忍者アカデミーに参加すれば、忍者衣装に身を包み手裏剣や吹き矢など様々な忍者体験もできます。子供と一緒なら絶対オススメ!有田焼の絵付け体験や、本物の手裏剣を投げて遊ぶ忍者手裏剣打道場もあり、大人も充分満喫できます。嬉野温泉のすぐそばなので、ぜひ一緒に立ち寄ってみては?

■基本情報
名称:肥前夢街道
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下野甲716−1
電話:0954−43−1990
営業時間(月~金):9:00~16:00
営業時間(土日祝):9:00~17:00
休園日:年中無休
入園料:大人(中学生以上)¥1100 / 3歳~小学生¥600
アクセス:武雄温泉駅からバスと徒歩で35分

HP:http://www.hizenyumekaidou.info/
地図:「肥前夢街道」への地図

8. 佐賀の名所が一望出来る。400年の歴史がある「唐津城」

8. 佐賀の名所が一望出来る。400年の歴史がある「唐津城」

豊臣秀吉の家臣・寺沢志摩守広高公が1602年から約7年の歳月をかけて満島山に築城。その際には名護屋城の解体資材を用いたと言われています。1871年の廃藩置県により廃城が決まり、本丸跡は舞鶴公園として整備されました。現在の天守閣は1966年に完成し、内部には藩政時代の歴史がわかる貴重な資料や武具などを展示する展示室があります。

ここのお城の5階は展望所になっていて、玄界灘や松浦潟などが一望できます。桜や藤の名所としても知られ、特に春には5層の美しい天守閣と花を楽しむ観光客で賑わいますよ。2016年に開館50年を迎え、現在は改修工事を行っています。公園内の散策は可能ですが、天守閣は2017年7月22日リニューアルオープン予定です。新しい唐津城の姿が今から楽しみですね!

■基本情報
名称:唐津城
住所:佐賀県唐津市東城内8−1
電話:0955−72−5697
営業時間:9:00~17:00 ※入館は16:40まで
休館日:年末
天守閣観覧料:大人(15歳以上)¥410 / 小・中学生¥200

地図:「唐津城」への地図

9. 日本の弥生時代を再現した観光地「吉野ヶ里歴史公園」

9. 日本の弥生時代を再現した観光地「吉野ヶ里歴史公園」

40ヘクタール、延長約2.5kmの濠に囲まれた、弥生時代の遺跡「吉野ケ里遺跡」。その大きさは日本最大級で、国の特別史跡にも指定されています。遺跡には高さ12mの物見やぐらや竪穴式住居・高床倉庫などの建物を復元し、弥生時代の生活がわかるようになっています。この遺跡を中心に、「入口ゾーン」「環濠集落ゾーン」「古代の原ゾーン」「古代の森ゾーン」の4つに分かれている歴史公園が2001年にオープン。

それぞれで弥生人がどのような生活をし、文化を持っていたのかなどの体験ができます。「古代の原ゾーン」では物見やぐらを模した木製の大型遊具やローラー滑り台もあるので、子供も楽しめそうですね。また、勾玉づくりや火おこしの体験など、親子で参加できるプランもあります。歴史を知って体を使って遊ぶことができる公園なので、ぜひファミリーで訪れたい、そんな佐賀の観光地です。

■基本情報
名称:吉野ヶ里歴史公園
住所:佐賀県神埼郡吉野ケ里町田手1843
電話:0952−55−9333
営業時間(6月~8月):9:00~18:00
営業時間(9月~5月):9:00~17:00
休園日:12月31日、1月第3月曜日とその翌日
入園料:大人(15歳以上)¥420 / 小人(小・中学生)¥80 / シルバー(65歳以上)¥200
アクセス:吉野ヶ里公園駅より徒歩15分

HP:http://www.yoshinogari.jp/
地図:「吉野ヶ里歴史公園」への地図

10. 佐賀最大のイベント!11月に開催される「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」

10. 佐賀最大のイベント!11月に開催される「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」

毎年90万人以上が訪れる、佐賀で一番大きなイベントが、こちらの「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」です。佐賀市の嘉瀬川河川敷をメイン会場として行われる、熱気球の国際的な競技大会。1978年に福岡県甘木市で行われた「バルーンフェスタin九州」という、参加5機の小さなバルーンミーティングが始まりでした。

現在はアジア最大級の熱気球の競技大会となり、2017年の競技・イベント開催は11月1日~5日です。当日は115機が参加予定で、午前と午後の2回、競技バルーン約80機が参加して競技が行われます。他にもスポンサーや報道関係者を乗せたオフィシャルバルーンや、人気アニメのキャラクターや動物の形をしたファンタジアバルーンも見ることができます。

競技のルールを知らなくても全く問題なし!広大な佐賀平野の空がカラフルなバルーンで彩られる風景は、ぜひ見ておくべきです!

■基本情報
名称:佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
住所:佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷
アクセス:バルーンさが駅から徒歩10分

HP:http://www.sibf.jp/
地図:「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」への地図

佐賀のおすすめ観光地へ行こう!

自然が作り出す景色や、歴史を感じる場所。何気ない風景がいつまでも心に残る、そんな素敵なスポットが佐賀県にはたくさんあります。九州には福岡県や長崎県、鹿児島県など、人気観光地が多いため、なかなかスポットがあたらない佐賀県。ですが一度来れば、その魅力にハマるかもしれませんよ!ぜひそんな佐賀県へ、訪れてみてくださいね!きっと思い出に残る旅行になるはずですよ。

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