紅葉が美しい!七不思議の魅惑を持つ京都の観光名所「禅林寺永観堂」の見どころを徹底解説!

特に秋に人気の京都の観光スポット「禅林寺永観堂」。ここは、はるか平安の昔から阿弥陀さまの慈悲のこころを譲り伝えている由緒正しきお寺です。寺内には「みかえり阿弥陀」と呼ばれる本尊の阿弥陀如来像を始め、永観堂七不思議や「山越阿弥陀図」(国宝)など数多くの見どころがあります。それでは、そんな禅林寺永観堂の観光の見どころスポットを詳しく見ていきましょう!


「禅林寺永観堂」の特徴と見どころ

「禅林寺永観堂」の特徴と見どころ

東山を背景に、阿弥陀堂を始めとする古建築が緑と水に恵まれた庭に調和しています。「もみじの永観堂」は全国にその名をとどろかせており、その紅葉のすばらしさはここでしか見られないものです。

主な見どころとして、本尊の阿弥陀如来像があります。この阿弥陀如来像は、中興の祖である永観が念仏を行っているときに現れ、永観が振り返ると「永観、おそし」と言葉を発し、永観を導いたお姿から、「みかえり阿弥陀」と呼ばれています。他にもびんずる尊者像など、功徳ある仏さまを拝むことができます。

美術としては、斬新なデザインと採色で知られる長谷川等伯とその一門による「竹虎図」など、桃山時代の障壁画の傑作が見られます。また、国宝「山越阿弥陀図」や重要文化財「当曼荼羅図」など、多くの宝物を所蔵しています。

禅林寺永観堂の主な見どころの場所

ここからは、禅林寺永観堂に来たらぜひとも見ておきたい主要な見どころスポットをご紹介してまいります。どれも歴史や文化を深く感じさせる、絶対に欠かせない場所なので、永観堂に来たら順番に回ってみてくださいね。

1. 釈迦如来像が祀られる「釈迦堂」

1. 釈迦如来像が祀られる「釈迦堂」
photo by frafracinema   /   embedded from Instagram

禅林寺永観堂の中でも人気の高い観光スポットが「釈迦堂」です。正面中央の間に「釈迦如来像」が祀られていることから、この名前がつきました。室町時代に後柏原天皇によって建立されました。中は本格的な書院造として知られており、6間から構成されています。「松鳥図」や「群仙図」などの華やかな襖絵で飾られていて、とても優雅な空間が広がります。ここの前庭には盛砂があり、ここも観光の見どころのひとつとなっていますが、詳しくは唐門の章で解説します。

2. 勅使が身を清めた「唐門」

2. 勅使が身を清めた「唐門」
photo by ami_star   /   embedded from Instagram

天皇の使いが出入りするときに使われた勅使門として知られる観光スポットが「唐門」です。その隆々とした佇まいはたいへん美しく、一見の価値があります。この唐門と釈迦堂との間には盛り砂がつくられています。勅使はこの盛り砂を踏んで身を清めてから中に進んだと言われています。この盛り砂には、表面に市松模様があしらわれており、たいへんきれいなので、ぜひ注意して見てみてくださいね。

3. みかえり阿弥陀が祀られる本堂「阿弥陀堂」

3. みかえり阿弥陀が祀られる本堂「阿弥陀堂」
photo by hiroyuki373   /   embedded from Instagram

御本尊「みかえり阿弥陀」がまつられる本堂がこの「阿弥陀堂」です。「みかえり阿弥陀」はその名前の通り振り向いたような姿をしている仏像で、たいへん珍しいものになります。堂内は極彩色で、天井には「百花」が描かれていて、圧巻の美しさを誇ります。永観堂の中でも特に見ていただきたい観光スポットです。

4. 高台からの絶景が美しい「多宝塔」

4. 高台からの絶景が美しい「多宝塔」
photo by shiny1628   /   embedded from Instagram

永観堂の中でも特に人気の高い絶景スポットを有するのが、こちら「多宝塔」です。多宝塔は永観堂の境内の中でも最も高い位置にあり、若王子山の中腹に立っています。そのため、この塔の頂上からは京都の素晴らしい街並みを一望することができます。紅葉の季節には特に美しい景色が広がるので、ぜひお越しになってください。

なんといっても最大の見所は「紅葉」!

なんといっても最大の見所は「紅葉」!

数々の魅力を有する禅林寺永観堂ですが、中でも最大の見どころとして知られているのは、秋の紅葉の美しさです。毎年紅葉の時期になると、ここには多くの観光客の方々が詰め掛けます。永観堂の境内の中は美しい紅葉で溢れかえり、どこを歩いても美しい紅葉に酔いしれることができるようになります。

京都の地元の方々からも、「秋はもみじの永観堂」と言われているほどの美しい景色が広がるんです。その強く美しく輝く紅葉の美しさは、京都の中でも随一です。永観堂に訪れるのであれば、絶対に秋をおすすめします。

禅林寺永観堂の七不思議

①抜け雀

古方丈の欄間に描かれた雀の絵が、向かって右の欄間のみ一羽少なく、抜け出していったと伝えられています。

②悲伝梅

永観が衆生を救うために植えた梅と伝えられています。永観は境内の梅の木に実がなるのを待ちかねて、貧しい病人に施したと言われています。いつしかこの梅の木は「悲田梅」と呼ばれるようになり、現在奇跡的にこの1本のみが残っています。

③臥龍廊

開山堂へ続くこの廊下は極端に歪曲し、竜が伸びているように見えます。実際に入ってみると、竜の身体の中を歩いているような、不思議な感覚に襲われます。

④三鈷の松

葉が3本に分かれている珍しい松で、財布に入れるとお金が貯まり、タンスに入れると服が貯まると言われています。三鈷は、智慧、慈悲、まごころの3つを表しているとされています。ちなみにこの松は帰りがけに党内のお土産屋で無料で貰うことができるので、是非ともお立ち寄りください。

⑤木魚蛙

境内のカエルの鳴き声がまるで木魚をたたいているように聞こえます。声はたくさん聞きますが、その姿は一切見えず、誰もカエルの姿を見たことがないと言われています。

⑥火除けの阿弥陀如来

応仁の乱で数々の堂宇が消失しても、この阿弥陀だけは残って現在まで伝えられております。

⑦岩垣紅葉

永観堂裏の急斜面から生えている紅葉です。かなり見ごたえのある紅葉ですので、是非ご覧になってみてください。

禅林寺永観堂の拝観について

拝観時間:午前9時~午後5時(受付は午後4時で終了)
拝観料:大人600円、小、中、高校生400円

禅林寺永観堂へのアクセスと基本情報

名称:
禅林寺永観堂

住所:
〒606-8445
京都市左京区永観堂町48

TEL:
075-761-0007

アクセス:
・JR「京都」駅から市バス5系統「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩3分
・JR「京都」駅から市バス100系統で「東天王山町」下車、徒歩5分
・地下鉄東西線「蹴上」駅下車、徒歩15分
・京阪「三条」駅から市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分
・京阪「丸太町」駅から市バス204系統/93系統で「東天王山町」下車、徒歩8分

七不思議の疑惑の魅力を持つ禅林寺永観堂に行ってみよう!

いかがでしたでしょうか?「みかえり阿弥陀」を始め、永観堂の七不思議など、数々の見どころがある永観堂。いつの時期でも楽しめますが、中でも特におすすめなのは、やっぱり秋です。是非秋の紅葉が深まる時期に永観堂を訪れてみてくださいね。きっと驚きの素晴らしい景色に出会えるはずですよ。




この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
SeeingJapanの最新情報をお届けします





同じカテゴリの人気記事


この記事の著者