甘くないお土産がほしい!滋賀県の甘くないお土産ベスト8!

滋賀県といえば、だれもが日本一大きな湖、琵琶湖を思い浮かべるのではないでしょうか。旅行や出張のお土産といえば、バラマキ用のお菓子など甘いものになりがち。上司や家族など、身近に甘いものが苦手な人がいると意外と困りますよね。そこで今回は「甘くないお土産」をあえてご紹介します。定番のお土産から差別化できるかも?ぜひお気に入りの一品を見つけてみてください。

サラダパン(つるやパン)

(サラダパン:筆者撮影)

『サラダパン』は全国ご当地パン祭などでは、大人気の滋賀県を代表するご当地パンです。『サラダパン』の中身はなんと、たくあんをマヨネーズであえたもの!「たくあんとマヨネーズ?パンとたくあん?そんなのおいしいの?」などという声が聞こえてきそうですが、百聞は一見にしかず。ぜひ、食べてみてください。たくあんの塩気がマヨネーズとコッペパンにベストマッチです。

つるやパン本店の他、滋賀県下のスーパーマーケット、高速道路のSAなどでも売っています。サラダパン1個は145円(税込)です。

八幡赤こんにゃく(清水商店)

(赤こんにゃく)

こんにゃくとは思えない真っ赤な色合い!これこそが、滋賀県近江八幡市名物、『赤こんにゃく』です。地元の人は、親しみをこめて「赤こん」と呼びます。冠婚葬祭の料理には欠かせない食材の一つです。

こんにゃくがこのように赤い理由は、派手好きな織田信長がそうさせた、など諸説があってはっきりしたことは分かっていません。唐辛子色の見た目で、いかにも辛そうに見えますが、この赤い色素は三二酸化鉄という着色料でつけられており、辛くないので安心してください。インパクト大なお土産になりますよ!

通常の四角い赤こんにゃくのほかにも、カット済みでお料理に使いやすい「赤つきこんにゃく」や、みりんやお醤油で味付けされた「味付け赤こんにゃく」なども販売されています。

和牛カリー(カネ吉山本)

カネ吉山本は、地元近江で120年以上もつづく老舗企業。創業以来「近江牛ひとすじ」で、現在は精肉・お惣菜の販売のほか、レストランなども営業しています。そんなカネ吉山本で筆者おすすめのおみやげが「和牛カリー」です。いわゆるレトルトのカレーですが、厳選された素材を使用し、本格的な味を楽しめます。

カレー用に厳選された近江牛の角切り肉とひき肉が使用されており、おうちでちょっと贅沢したいときにピッタリ!オンラインショップでも購入可能ですので、ステイホーム期間中におためししてみてはいかがでしょうか?

湖魚佃煮(山喜)

日本一大きな琵琶湖は、淡水魚の宝庫です。古くから、小魚を使った佃煮や煮物は、滋賀県の名産品として人気です。あめ煮、甘露煮、山椒煮など多種多様なものが作られてきました。こういった商品は臭みもなく、やわらかいので、お酒のつまみやご飯のお供にぴったりです。

佃煮の老舗・山喜では、琵琶湖を代表する魚・アユの山椒煮や飴煮や、エビ、しじみなど佃煮を販売。ほかにも氷魚(アユの稚魚)、はす、いさざ、もろこなど、湖国以外ではちょっと馴染みのない魚の佃煮も取り扱っています。お値段も600円ほどからなので、定番と初めて見る魚、どちらも購入してみても面白いかもしれません。

琵琶湖のえび煎餅(滋賀宝)

琵琶湖では、大きさ3~5センチほどの小さなエビ『スジエビ』が獲れます。胸にスジが見えるのが、名前の由来です。地元では大豆と一緒に煮た「えび豆」という料理が頻繁に食べられており、保存食や祝いごとに欠かせない料理としても愛されています。

そのスジエビをふんだんに使い、滋賀県産の近江米で香りよく焼き上げたのが、「琵琶湖のえび煎餅』です。滋賀県産の食材を使用し、滋賀県で製造しているおせんべい。滋賀県土産にもってこいですよね!サクサク触感のえびせんは、甘いものが苦手な方にも喜んでもらえるはず。お酒のおつまみとしてもあいそうです。

鮒ずし(魚治)

『鮒ずし』とは、琵琶湖で獲れるフナを使ったなれずしで、滋賀県の名産です。「すし」という名称から、酢飯の上にネタが乗った寿司を想像しがちですが「鮒ずし」は全く別物。鮒を飯漬、塩漬した食品です。独特の発酵臭と見た目で、初めての方は驚かれるかもしれませんが、日本酒やワインとの相性がよく、食べ慣れると病みつきになる方が多いでしょう。日本のチーズにもたとえられる大人の味です。

辛党の方のお土産に、ぜひ鮒ずしをお選びください。

まぜちゃい菜(丸長)

滋賀県名産のお漬物としては、ピリッとした味わいが人気の日野菜漬が有名です。丸長の「まぜちゃい菜」は、滋賀県の伝統野菜・日野菜のほか、キュウリ、青トマト、青唐辛子、青シソなどを使用しています。ポイントでゴマが使用されており、アクセントのある歯ざわりとなっています。

漬物としてごはんと食べるのはもちろん、おにぎりやピラフの具材にもピッタリ。丸長にはこの「まぜちゃい菜」を使用したタルタルソース「まぜタル」も販売されており、こちらも人気商品となっています。

まぜちゃい菜180g瓶入り 700円(税込)

湯葉のお吸い物(比叡ゆば本舗 ゆば八)

精進料理に欠かせない日本の湯葉は、一説によると最澄によって仏教とともに中国から比叡山にもたらされたのが最初と伝えられています。それにちなんで、「比叡ゆば」と名付けられた湯葉は、近江大豆のやさしい甘みと絶妙な歯ごたえが特徴です。

今回、ご紹介の湯葉のお吸い物を作っているゆば八は、比叡山延暦寺御用達の湯葉専門店です。だから、おうちで料亭気分を味わえます。重さが軽いのも、お土産に最適です。

まとめ

「甘くないお土産がほしい」「辛党の方のためのお土産が知りたい」というニーズは、あちこちから聞こえてきます。ここでは、滋賀県の甘くないお土産を特集しました。洋風のものから、純和風のものまでいろいろと取りそろえましたので、お好みのものをお選びください。

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