弘前で絶対行くべき人気の観光名所はココ!感動間違いなしのおすすめスポット10選!

リンゴの生産量が全国1位で、青森県の中で3番目の都市である弘前市。江戸時代には城下町として栄え、8月には重要無形民俗文化財とされている「弘前ねぷたまつり」が開催されるなど、独自の文化を発展させてきました。現在では青森の中の「津軽地方」とよばれる地域の中心地としても存在している弘前市には、多くの見どころ観光スポットが存在します。そんな弘前市の見どころをご紹介いたします。

1. 江戸時代の姿を残す名城。「弘前城」

1. 江戸時代の姿を残す名城。「弘前城」

江戸時代に建造され、約260年間、津軽藩の政治の中心地として機能した弘前城。城門や天守閣は建造された当時のままに近い姿を残していて、重要文化財にも指定されています。お城の中は博物館になっており、天守閣からは美しい岩木山が臨めます。

特に人気の季節は桜の季節です。2600本の桜と、歴史のあるお城との美しい姿を見るために、多くの観光客が訪れます。混雑はしますが、その姿は必見です。

現在は地震対策の石垣の改修工事が実施されていて、天守閣のみ石垣からおろして移動させるというとても珍しい姿がみることができます。予定では2021年にふたたび元の姿に戻るので、ある意味今はとてもレアな姿が見られます。長い間この地域を守ってきた弘前城、その姿を見に訪れてみてください。

■基本情報
名称:弘前城
住所:青森県弘前市下白銀町1
TEL:0172-33-8739
アクセス:JR弘前駅より車で13分

地図:「弘前城」への地図

2. 弘前城とセットで訪れたい。人気観光スポット「弘前公園」

2. 弘前城とセットで訪れたい。人気観光スポット「弘前公園」

弘前市のシンボル、弘前城を囲むように存在する弘前公園。その敷地はかつてお城の持ち主だった津軽家の土地だったとか。その広さは、総面積約49万2000平方メートルです。広大な敷地には、50種、約2600本の桜をはじめ、イチョウや菊など、多くの植物があります。

春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪灯籠と、春夏秋冬その姿を楽しむことができます。弘前城の美しい姿を見た後、のんびりと弘前公園を散策する、なんてスケジュールもいいかもしれません。広々とした公園で、ゆったりとした時間を過ごせますよ。

■基本情報
名称:弘前公園
住所:青森県弘前市下白銀町1−1
アクセス:JR弘前駅より車で13分

HP:http://www.hirosakipark.jp/outline.html
地図:「弘前公園」への地図

3. 美しい洋館で大正ロマンに思いをはせる。「藤田記念庭園」

3. 美しい洋館で大正ロマンに思いをはせる。「藤田記念庭園」
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弘前城と弘前公園の目と鼻の先にある、「藤田記念庭園」。かつて弘前出身の実業家が、東京から庭師を招いて作らせたという庭園です。その敷地の中では日本庭園と、洋風庭園両方が楽しめるよう作られています。洋風庭園からは岩木山が臨め、美しい風景を楽しめます。

かつて実業家が別邸として使用していた洋館が高台に位置し、その建物の雰囲気はそのままに1階は喫茶室として利用することができます。広々としたテラス席は美しい庭を眺めながらお茶ができるという贅沢な空間です。

特に人気なのは、有名菓子店のアップルパイです。弘前城や弘前公園を散策したあと、こちらの庭園で美味しいお茶とお菓子と共に、旅の思い出を振り返る、なんて時間を持つのもいいですね。

■基本情報
名称:藤田記念庭園
住所:青森県弘前市上白銀町8-1
開館時間:9:00~17:00
定休日;無休
アクセス:JR弘前駅より車で15分

HP:http://www.hirosakipark.or.jp/
地図:「藤田記念庭園」への地図

4. 青森県最高峰からの絶景を臨む観光スポット。「岩木山」

4. 青森県最高峰からの絶景を臨む観光スポット。「岩木山」

標高は1,625 m、その姿から「津軽富士」という名でも親しまれている岩木山。山麓地には温泉もあり、登山客にも人気です。登山好きな人には4~5時間かけて登る登山道がおすすめです。体力に自信がない人は、車とリフトを(道路、リフトは有料)を使って山頂付近まで行くことができますので、ご安心下さい。

特に標高の高いところを10分程度かけて移動するリフトでは素晴らしい空中散歩を味わえますよ。山なので、特に冬や天気が悪いときは状況を確認してから登ってくださいね。靴も歩きやすいスニーカーなどをはいていくことを推奨します。青森最高峰からの眺めを堪能しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

■基本情報
名称:岩木山
住所:青森県弘前市

地図:「岩木山」への地図

5. 自然に囲まれた厳かな場所で参拝を。「岩木山神社」

5. 自然に囲まれた厳かな場所で参拝を。「岩木山神社」
photo by bbc_1204_   /   embedded from Instagram

岩木山のふもとにあり、1200年の歴史を持つともいわれる岩木山神社。昔から農漁業の守護神として地元で親しまれてきました。何度かの焼失から、江戸時代に再建されたときの姿を残している社殿はとても重厚で秀麗な姿をしており、厳かな雰囲気を感じます。

本殿や一部の門は国の重要文化財にも指定されています。杉の木立に囲まれた参道を歩いていると、時間を忘れてタイムスリップでもしたかのような気分に。雄大な自然に囲まれた、神聖な空気に触れると、きっと旅の疲れを癒す、パワーチャージにもなりますよ。

■基本情報
名称:岩木山神社
住所:青森県弘前市百沢字寺沢27
アクセス:JR弘前駅より車で35分程度

地図:「岩木山神社」への地図

6. 鉄道ファン必見!ローカル列車で沿線風景を楽しむ。「五能線」

6. 鉄道ファン必見!ローカル列車で沿線風景を楽しむ。「五能線」

青森から秋田まで、津軽平野を走り、その沿線風景が美しいと評判の「五能線」。歩いて散策したり、近くでその風景をみたりという観光もいいものですが、電車の車窓から変わりゆく美しい景色をみるのもまたオツなものですね。

特に予約は必須ですが、土曜、休日を中心に走る観光列車「リゾートしらかみ」は車内で津軽三味線の生演奏のイベントなどもあり、人気です。さらに夕日が見られる時間帯は、美しいその景色をいつまでも眺めていたくなります。鉄道からの風景を目的とした、いつもと少し違った角度からの観光を体験してみませんか。

■基本情報
名称:五能線
アクセス:JR弘前駅で五能線に乗り換え

HP:https://www.jreast.co.jp/
地図:「五能線」への地図

7. 「りんごの気持ち」がわかるかも?「弘前りんご公園」

7. 「りんごの気持ち」がわかるかも?「弘前りんご公園」
photo by m__5.co   /   embedded from Instagram

リンゴというと、言わずと知れた青森県の名産品の一つです。「弘前りんご公園」では、約65種、約1300本ものリンゴの木があり、時期に応じてりんごの生産体験として人工授粉や、選ばれた果実以外を摘み取る実すぐり、果実となったりんごをとるもぎとりなどが体験できるので、お子様づれにもおすすめです。

軽食コーナーでは、りんご使ったオリジナルメニューが味わえます。アップルパイが特に人気で、時間によっては売り切れて買えなくなることも。公園内には展望台もあり、そこからたくさんのりんごの木と、遠くに見える岩木山という美しい風景を見ることもできます。ここでりんごについて体験していると、これからりんごを食べるたびにこの旅の思い出がよみがえるかもしれません。

■基本情報
名称:弘前市りんご公園
住所:青森県弘前市清水富田字寺沢125
TEL:0172-36-7439
開館時間:9:00~17:00
休館日:無休
アクセス:JR奥羽本線弘前駅より車で15分

HP:http://www.city.hirosaki.aomori.jp/
地図:「弘前市りんご公園」への地図

8. ノスタルジックな空間に酔いしれる。「旧弘前市立図書館」

8. ノスタルジックな空間に酔いしれる。「旧弘前市立図書館」
photo by keddy123daaah   /   embedded from Instagram

1906年に市立図書館として建設され、現在は市立郷土文学館の施設として使用されている旧弘前市立図書館。木造3階建ての八角形の塔が左右にあるのが特徴的な建物で、無料で内部が見学できます。建築を見ることが好きな人はもちろん、そのクラシカルでかわいらしい見た目は多くの観光客の心をとらえています。

内部は図書館として採光を考えられた作りのため窓が大きく、明るい雰囲気です。時が止まったかのようなその建物の中を歩いていると、不意に明治時代の人が現れてきそうな気分になります。このすぐ近くにミニチュア建造物もあり、弘前の大正~明治のノスタルジックな雰囲気を味わうこともできます。時を忘れるような空間を味わいに、ぜひ弘前に行く際は訪れてみてくださいね。

■基本情報
名称:旧弘前市立図書館
住所:青森県弘前市下白銀町2−1
TEL: 0172-82-1642
開館時間:9:00~17:00
休館日:無休
アクセス:中央弘前駅より徒歩10分

地図:「旧弘前市立図書館」への地図

9. 明治時代の雰囲気を楽しめる。「旧東奥義塾外人教師館」

9. 明治時代の雰囲気を楽しめる。「旧東奥義塾外人教師館」
photo by pumpkin.2153   /   embedded from Instagram

白色の壁と、グリーンの窓枠・柱のかわいらしい色合いの建物で、1903年に東奥義塾の英語教師の宿舎として建設された「旧東奥義塾外人教師館」は、現在は1階がカフェ、2階は無料の展示スペースになっています。展示スペースは書斎や子供部屋があり、当時の生活を伺いしることができます。1階のカフェでは食事もでき、フレンチが提供されています。

スイーツのアップルパイが特に人気です。カフェの窓からは追手門広場にあるミニチュア建造物を眺めることができるのも得した気分になれます。この土地で、文明開化を学ぶために招かれた外国人の教師たちの気持ちを想像しながら建物内を歩いてみてはどうでしょう。

■基本情報
名称:旧東奥義塾外人教師館
住所:青森県弘前市下白銀町2-1
TEL:0172-37-5501
アクセス:中央弘前駅より徒歩10分

地図:「旧東奥義塾外人教師館」への地図

10. 祭りと共に過ごす、日本の夏。「弘前ねぷた祭り」

10. 祭りと共に過ごす、日本の夏。「弘前ねぷた祭り」
photo by tubelane   /   embedded from Instagram

弘前旅行を検討しているなら、ぜひ時期も考えてみてください。というのも、例年8月1日から7日まで行われ、弘前四大まつりのひとつといわれている「弘前ねぷたまつり」があるからです。

ねぷた祭りでは、「やーや―どー」という掛け声とともに、武者の絵が描かれた山車を引きながら街の中を練り歩きます。「扇ねぷた」「人形ねぷた」といわれる2種類のねぷたがあり、約80台が運行される風景は圧巻です。真夏の暑さに負けないくらいの熱い空気が感じられます。

日本国内はもちろん、外国人観光客にも人気の有名な祭りなので、混雑は必至。この時期は宿泊も取りづらくなるので、1年近く前から準備することをお勧めします。それでも、一度は見ておきたいといえるお祭りです。その荘厳な雰囲気の、「熱い」日本の夏をぜひ体験してください。

■基本情報
名称:弘前ねぷた祭り
開催期間:8月1日~7日

青森県弘前の人気観光スポットを巡ろう!

弘前のおすすめ観光スポットをご紹介いたしました。弘前は雄大な自然や、美しい建造物、歴史的なお祭りなど、たくさんの魅力的な場所があります。青森県が位置する東北は、日本の中で冬が非常に厳しい地域です。そんな地域だからこそ育った独特な文化や、春や夏に感じられる美しい自然の風景などをぜひその土地で体験してみてください。素晴らしい旅の時間を過ごせることでしょう。

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