知らなきゃ損!那覇空港から市内・離島へのアクセスを徹底攻略!電車、タクシー、バス、フェリーを比較!

沖縄に旅行に来る場合、必ずと言っていいほど利用するのが「那覇空港」ですね。そのまま沖縄本島を観光する方もいれば、ここを起点にさらに離島へ足を延ばす方もいるかもしれません。それぞれどこを観光するかで那覇空港からのアクセス方法は大きく変わります。そこで今回は、「那覇空港」から各観光地へのアクセスや移動方法などを詳しくご紹介してまいります!

まずは飛行機!那覇空港の国内・海外への就航先

まずは飛行機!那覇空港の国内・海外への就航先

沖縄観光にいらっしゃる場合、沖縄のみを観光して帰る方もいれば、その他の都市も合わせて観光していくご予定の方もいらっしゃるでしょう。また、近年急増しているLCCなどを使ってご旅行に来る方も最近増えています。まずは那覇空港の国内・海外の就航先について詳しく知っておきましょう!

国内線

国内線
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ANAやJALをはじめ、スカイマーク・ジェットスターなど数社が那覇空港に就航しています。就航都市も羽田・成田のほか、新千歳・福岡・関空・広島・岡山・茨城・小松・富士山静岡・長崎・鹿児島などと、かなり広い国内線のネットワークを持っています。

また、沖縄県内の石垣・宮古・久米島・北大東・南大東・与那国への便も出ています。那覇空港は、沖縄の観光をしたあとに日本の他の観光地を巡るのにも非常に便利ですね。ぜひせっかく日本に来たのであれば、他の都市も一緒に回ってみましょう!

国際線

国際線
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海外路線はエバー航空・チャイナエアライン・アシアナ航空・タイガーエア・マンダリン航空など16社、主にアジアの10都市を結んでいます。海外からの観光客の方は、沖縄観光をしたあとに直接帰国される方はこちらの国際線を利用することになります。主にアジアの国々へは直行便が多数出ているので、観光にも非常に便利ですね。

LCCターミナル

近年台頭してきたLCCにより、飛行機の代金がグッと下がり、海外への旅行のハードルが大きく下がりましたね。那覇空港にも2012年にLCC専用ターミナルがオープンしました。2016年10月現在では、ピーチアビエーションとバニラエアの2社のみが運用しています。

気を付けなければいけないのが、国内線ターミナルから無料専用シャトルバスか指定レンタカー会社の送迎サービスでしか、LCCターミナルまで行けないことです。つまり、レンタカーやタクシーで直接LCCターミナルに行くことができません。この2社を使って沖縄を離れる場合は注意が必要です。

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那覇空港から離島へのアクセス

那覇空港から離島へのアクセス
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離島へ飛行機で移動する場合は、空港のある石垣島や宮古島などは便数が多く、那覇空港からの乗り継ぎが時間帯により可能です。ただし、久米島・北大東・南大東・与那国へは便数も少ないため同日中に乗り継ぎができない場合などがあります。

また、航空機を利用せず船での移動ができる離島もあります。その場合は、那覇市内にある「泊港」へ行く必要があります。各離島への船は基本的に予約が必要です。シーズンによって運行時間や料金が違いますので、予約時にはまず確認が必要です。それでは、沖縄の各離島へのアクセスを詳しく見ていきましょう!

■泊港について
名称:泊港・とまりんターミナルビル
住所:沖縄県那覇市前島3-25−1
アクセス:那覇空港からタクシーで約10分、約1500円が目安
HP:http://www.tomarin.com/

石垣島

石垣島

沖縄県を代表する観光スポットとして非常に人気の高い石垣島。日本百景にも選ばれた美しい川平湾などは誰しも一度は見ておきたい絶景の光景です。そんな石垣島へは、那覇空港から飛行機で移動することができます。

所要時間はおおよそ50分のフライトで、25000円ほどの料金となっています。ほかの離島と比べて人気の高い石垣島は便数が非常に多く、那覇空港からの乗り換えもスムーズに行うことができるのが魅力的です。石垣島を経由して、竹富島・小浜島・西表島・黒島など、さらに離島に移動することもできますよ。

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宮古島

宮古島

石垣島と並び称される沖縄県の人気観光地の宮古島。こちらに広がる美しい海は、沖縄観光では欠かすことができない必見スポットですね。そんな宮古島へのアクセスは、那覇空港から飛行機を利用して移動することができます。

所要時間は石垣島と同じ約50分のフライトですが、料金は少しお得で20000円弱で移動することができます。石垣島同様、人気の観光地のためフライトの数が多くスムーズに移動できるのが、非常に嬉しいポイントです。

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与那国島

与那国島

日本最西端の島として知られる与那国島は、本島から遠く離れた離島です。なんと、本島よりも台湾からの方が距離が近いほど。そんな与那国島へも飛行機をつかって移動することができますが、便数は非常に少なく、乗り継ぎがやや大変かもしれません。

所要時間は約80分で30000円強の値段と少し高めですが、那覇空港から直接移動することができます。普段はなかなか行くことができない場所ですので、ぜひ時間に余裕がある方には、訪れてみてほしい沖縄の人気観光地のひとつですよ。

渡嘉敷島

渡嘉敷島

那覇空港から渡嘉敷島へのアクセスは、2種類の船があります。1日2便(シーズン運航期間は3便)運行している「マリンライナーとかしき」なら約35分、1日1便運行している「フェリーとかしき」なら約70分で渡嘉敷島まで移動することができます。

渡嘉敷島は、大小20余りの島からなる慶良間諸島を代表する島で、「ケラマブルー」と呼ばれる世界でも指折りの海の青さが有名です。那覇からであれば日帰り旅行もできますが、海を満喫するならぜひ宿泊をオススメします!

■渡嘉敷島へのアクセス
予約方法:予約は2か月前の同日から電話またはFAX
受付時間:10:00~17:00
連絡先:渡嘉敷村船舶課(那覇連絡事務所)
電話番号:098-868-7541
FAX番号:098-862-2115

座間味島・阿嘉島

座間味島・阿嘉島

高速船の「クイーンざまみ」と「フェリーざまみ」が運航しており、どちらも往路「泊港→阿嘉島→座間味」、復路「座間味→阿嘉島→泊港」の航路となっています。ただし「クイーンざまみ」の往路の午前便・復路の午後便は、阿嘉島を経由しないので注意が必要です。所要時間は「クイーンざまみ」は約50分、「フェリーざまみ」は約90分となっています。

また、阿嘉島と座間味島間を、村内航路「みつしま」が1日4便で結んでいます。座間味村の公式PRビデオでは、「世界が恋する海」と付けられたキャッチコピーが使用されており、それに恥じることのない、世界中が羨む青く透き通った海に出会えるのが、座間味島・阿嘉島です。

■座間味島・阿嘉島へのアクセス
予約方法:予約は2か月前の同日から電話またはFAXまたは予約専用HP
受付時間:10:00~17:00
連絡先:座間味村役場(那覇出張所)
電話番号:098-868-4567
FAX番号:098-868-0630
予約HP:https://www.vill.zamami.okinawa.jp/

粟国島

粟国島
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1日1往復の「フェリー粟国」に乗り約2時間で到着します。第一航空のプロペラ機利用なら、那覇空港からわずか20分で粟国島まで到着します。ただし料金が往復15000円ほどしますので、時間に余裕のある方は半額以下のフェリーで移動することをオススメします。

粟国島は、映画「ナビィの恋」の撮影が行われた場所として非常に有名なので、映画を見たことがある方はロケ地を訪れてみるのも楽しいかもしれませんね。素朴で昔ながらの雰囲気を多く残す数少ない離島の1つで、一度来ると虜になる人が続出しています。

■粟国島へのアクセス
予約方法:乗船当日に窓口で購入
受付時間:10:00~17:00
連絡先:那覇船舶連絡事務所
電話番号:098-862-5553
FAX番号:098-866-6847

渡名喜島・久米島

渡名喜島・久米島

那覇空港から渡名喜島・久米島へのアクセスには、「フェリー琉球」と「ニューくめしま」が運航しています。久米島・渡名喜島・泊港の入出航時刻がそれぞれ異なるので、乗船の際は久米商船のHPで確認するようにしてくださいね。

渡名喜島には天然の美しいビーチはありますが、海水浴場はありません。のんびりと、何もしない時間を楽しむ方向けの島です。フクギの並木や赤瓦の家など、集落の散策も楽しいもの。メインストリートの村道1号線沿いには、毎晩フットライトが灯ります。きれいに掃きそろえた集落の砂の道に足元を照らす明かりがつくと、幻想的な雰囲気に包まれます。

久米島へはフェリーだと約3時間かかりますが、飛行機なら約30分で到着します。石が亀の甲羅のような形をしている畳岩や、真っ白な砂浜だけの小さな島・はての浜など見どころも多い島です。石垣島や宮古島と並んで人気の高い離島で、レンタカーやタクシー・レンタサイクルなどの交通機関も一通り揃っています。ぜひ一度は訪れてみたい島のひとつですね。

■渡名喜島・久米島へのアクセス
予約方法:出発日の1か月前から電話またはFAXまたは窓口
連絡先:久米商船株式会社
電話番号:098-868-2686
FAX番号:098-985-2919
HP:http://www.kumeline.com/

大東島

大東島
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沖縄本島から東に約350キロも離れた場所にある大東諸島。有人島の北大東島・南大東島へは、泊港から「だいとう」で約13時間の長旅をして、やっと到着する離島です。海外へ行ってもおかしくない所要時間なので、時間にかなり余裕がある方向きです。島は切り立った断崖絶壁で防波堤もありません。そのため、乗船客や貨物はなんとクレーンで運ばれます。ここでなければできない貴重な体験ですね。

台風シーズンの際にニュースでよく聞く島の名前ですが、実際に観光で訪れる方はあまり多くない穴場スポットです。しかしサトウキビ畑の風景や大池のオヒルギ群落、動植物の生態系は島固有のものが多いなど、自然の素晴らしさを体感することができます。大東そばや大東寿司など地元グルメもありますので、ぜひ堪能してみてくださいね。

■大東島へのアクセス
予約方法:乗船当日に窓口で購入
連絡先:大東海運株式会社
電話番号:098-861-0515
FAX番号:098-862-3734

沖縄本島内のアクセスなら「レンタカー」が便利!

沖縄本島内のアクセスなら「レンタカー」が便利!

本島を中心に観光するなら、やはりレンタカーが便利です。空港内には各レンタカー会社のカウンターがあるので、予約済みの場合は到着後に必ず立ち寄りましょう。予約してない場合でも空車があれば貸し出し可能な場合があるので、カウンターで聞いてみましょう。カウンターでの手続き後は、送迎車で最寄りの営業所まで送ってもらえます。

返却は貸し出しの営業所で行えば、空港まで送ってもらえます。もし違う営業所で乗り捨てする場合は、別途料金がかかる場合がありますので予約時に確認が必要です。沖縄にはレンタカー会社が多く、全国展開しているトヨタ・ニッポン・日産・オリックスなどのほか、ABC・パラダイスなど沖縄県内のみのレンタカー会社を含めると20社ほどあります。各社のHPからの直接予約する以外にも、各種旅行サイト経由でも予約することができますよ。

那覇市内だけのアクセスなら「ゆいレール」がお得!

那覇市内だけのアクセスなら「ゆいレール」がお得!

主に那覇市内だけの観光なら、沖縄県唯一の電車「ゆいレール」の利用がオススメです!那覇空港駅から首里駅まで15の駅があります。那覇一番の繁華街・国際通りや壺屋やちむん通りへは「牧志駅」、地元のおじぃ・おばぁも通う栄町市場商店街なら「安里駅」が便利です。免税店での買い物を楽しむなら「おもろまち駅」のすぐそばにTギャラリアが、琉球王国の歴史を今に伝える世界遺産・首里城へは「首里駅」から徒歩で約15分、など様々な観光名所までアクセス抜群。

歩いて市内を観光する場合は、各駅の近くにたくさんホテルがあるので、そこを基点にすると移動しやすいかもしれません。また1日フリー乗車券などがありますので、乗り降り自由でとてもお得に那覇市を観光することができますよ。

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■基本情報
名称:ゆいレール
1日フリー乗車券 料金:大人700円 / 子供350円
2日フリー乗車券 料金:大人1200円 / 子供600円
※フリー乗車券提示で割引になる施設もあり
HP:http://www.yui-rail.co.jp/

定期観光バス・観光タクシーで楽々!

できれば沖縄に詳しい人に案内してもらい、効率よく観光地を廻りたい!そんな時は、観光タクシーや定期観光バスがオススメです。少人数でもグループでも、みんなで旅を楽しむには最適のツールです。バスやタクシーなら、ドライバーの方だけお酒が飲めないなんてこともありません。観光タクシーなら、空港発着や宿泊先での乗車・降車なども対応可能で、とても便利です。定期観光バスは基本的に乗車・降車場所が決まっているので、日程に合うか事前に確認が必要です。

定期観光バス

定期観光バス

定期観光バスツアーは半日・終日や、ランチ・ディナー付きなど様々なコースが用意されています。見学場所や立ち寄り先・乗降車場所も違うので、自分のご希望に合うツアーを探してみましょう!沖縄本島では那覇バス・沖縄バス・ラド観光・セルリアンブルーなどの会社でツアーを企画・催行しています。

各社ともHPがありますので、コースの詳細や料金が確認できますが、1社ごと見ていくのは意外と大変。そこで、各社のおすすめコースを順番にご紹介してまいります。ぜひコース選びの参考にしてみてくださいね。

■おすすめコース①
催行会社:セルリアンブルー
コース名称:世界遺産群の「斎場御嶽」&神々の島「久高島」ガイド付ツアー~神秘のパワースポット巡り~
おすすめポイント:個人ではなかなか行きにくい場所なので、ツアーで参加するのがオススメです。
料金:大人10300円 / 子供9300円 / 幼児3500円
■おすすめコース②
催行会社:那覇バス
コース名称:美ら海水族館満喫コース
おすすめポイント:美ら海水族館は3時間半の滞在。ナゴパイナップルパークと森のガラス館へも行きます。
料金:大人4800円 / 子供2400円 / 幼児は大人1名につき1名まで無料
■おすすめコース③
催行会社:沖縄バス
コース名称:定期観光バスAコース おきなわワールドと戦跡めぐり
おすすめポイント:主に南部を観光する約5時間のコース。アウトレットモールのあしびなーにも立ち寄ります。
料金:大人4900円 / 子供3000円 / 幼児は大人1名につき1名まで無料
■おすすめコース④
催行会社:ラド観光
コース名称:LCBめんそーれ号 南部半日観光巡回バスツアー
おすすめポイント:バスの乗車代金のみでお得。おきなわワールドか新原ビーチどちらか選択可能。空港で下車できます。
料金:4歳以上 1500円
■おすすめコース⑤
催行会社:JINOツアー
コース名称:南部観光バスツアー
おすすめポイント:他社のツアーでは行かない、沖縄の新名所ウミカジテラスやうちなーファームに行くツアー。
料金:大人3500円 / 子供2500円 / 幼児は大人1名につき1名まで無料

観光タクシー

観光タクシー

とにかく観光に便利で楽な移動手段といえば、タクシーですよね。沖縄本島だけでも、なんと100社近くタクシー会社があります。沖縄県の観光タクシーが催行しているコースを事前に予約しておくと、定額の料金でおすすめの様々な場所へタクシーで案内をしてもらえます。小型タクシー(4人)で5時間利用した場合、観光するエリアによって違いますが、おおよそ12000円〜16000円程度が目安となっています。

ここでは代表的な3社ご紹介しますが、希望に近いプランがなくてもアレンジをしてもらうこともできます。早割やレディースプラン・シルバー割引など各社で設定していますので、併せて確認してみてくださいね。

■基本情報
名称:沖縄観光タクシー.net
電話番号:080-4275-1774
受付時間:9:00〜18:00
HP:https://www.1st-taxi.net/
■基本情報
名称:旅タクシーネットワーク
電話番号:090-3321-1431
HP:http://www.tabi-taxi.net/
■基本情報
名称:ゆうゆう沖縄タクシー紀行
電話番号:090-8291-6435
受付時間:8:00〜23:00
HP:http://okinawa-taxi.jp/

那覇空港からのアクセスを徹底攻略しましょう!

いかがでしたでしょうか?那覇空港から・那覇空港へのアクセスをしっかりと頭に入れておけば、沖縄旅行は快適そのものです。思わぬトラブルや事前に確認しなかったことで、旅行の予定が狂うこともあります。どこに行くのか、何をするのかが決まったら、那覇空港のアクセスをチェックしておくことをお忘れなく!ぜひ素晴らしい思い出を、那覇空港から故郷へ持ち帰ってください。ところで道中、食事やショッピングの際に2000円札がお釣りをもらうことはありましたか?今では手に入れるのが困難になった2000円札は、沖縄県内では健在です!空港での食事・ショッピングの時がチャンスですよ。

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