奈良県の霊験あらたかな神社・パワースポット6選

忙しく日々を過ごす現代人は、日々ストレスにさらされています。ちょっとしたことでイラっとしたり、落ち込んだり・・・。そのようなとき、何か目に見えない大きな力にすがりたい、癒やされたいと思うのは自然です。奈良県は、古代より人々の信仰を集めている神社仏閣やその周りの清澄で雄大な自然がたくさんあります。代表的なパワースポットをご紹介します。

大神神社(おおみわじんじゃ)

(大神神社拝殿:著者撮影)

大神神社は、奈良県桜井市にある神社です。現存する日本最古の書物である古事記、そして日本書紀にもその名前が記されており、日本最古の神社とも言われています。大神神社最大の特徴は、特殊なつくりにあります。通常の神社であれば、本殿と呼ばれる建物があり、そこに神様がお祭りされています。しかし大神神社は本殿を持たず、神様が鎮座される三輪山を直接拝むという原初の祈りの様式を今なお伝えています。

ご祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)で、国造りの神様ともいわれています。たいへんありがたい神様ですから、ご利益もたくさんあるのでぜひ調べてみてください。

大物主大神が鎮まる三輪山は、神宿る山といわれ、三輪山には「登る」とはいわず、「登拝(とうはい)する」と表現します。古くは神聖な山として禁足地となっていましたが、現在では「参拝」を目的とした入山に限り許可されています。

三輪山登拝ができなくても、大神神社全体が神域なので境内を散策するだけでも、霊気を感じられます。静かな、敬虔な気持ちでお越しください。

■基本情報
住所: 奈良県桜井市三輪1422 大神神社
アクセス:JR桜井線三輪駅より徒歩5分

玉置神社(たまきじんじゃ)

(玉置神社:著者撮影)

奈良県吉野郡十津川村にある玉置神社は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つです。修験者の修業の場として、昔から信仰されてきた強力なパワースポットです。

正直にいいますと、玉置神社へのアクセスは非常に悪いでしょう。大阪方面から車で行く場合、阪和自動車道・美原JCT→南阪奈道路五條IC→五條経由→R168(ここまで美原JCTより約3時間)、さらに、玉置山に向けて登ること30分。このアクセスの悪さから「玉置山の神様に呼ばれないと訪れることができない」とも言われています。

玉置神社とともに、本殿から玉置山頂上に向かう途中にある玉石社(たまいしのもり)もおすすめです。玉石社は、玉置神社が建てられるもとになったところで、社殿はなく、ご神体は、黒い玉石そのものです。古来より、妖魔退散に霊験あらたかといわれています。

■基本情報 玉置神社
住所:奈良県吉野郡十津川村玉置川1番
HP:http://www.tamakijinja.or.jp/index.html

立里荒神社(たてりこうじんしゃ)

(立里荒神社:著者撮影)

立里荒神社は、吉野郡野迫川村にあり、日本三荒神(こうじん)の一つといわれています。場所的には、高野山の奥に位置し、弘法大師が高野山を建てるときに、ここで無事を祈ったという記録が残っています。

※荒神:日本の民間信仰において、台所の神様として祀られる神様。

駐車場から本殿のある荒神岳頂上まで、奉納された桧の鳥居が続きます。立里荒神社は、海抜1260メートルの荒神岳北の峯山頂に鎮座しており、本殿は、パワースポットとしても有名です。奥深い山の霊気によって、身も心も浄められる気がします。野迫川村は、雲海でも有名なので、あわせて観光してみてはいかがでしょうか。

■基本情報
住所:奈良県野迫川村池津川荒神岳347
料金:参拝無料

吉祥龍穴(きっしょうりゅうけつ)

(吉祥龍穴:著者撮影)

奈良県宇陀市の室生寺の奥にある室生龍穴神社の奥宮にあたるのが、吉祥龍穴です。室生龍穴神社から、約1.3キロ山道を登ったところにあります。鳥居をくぐって、下に降りると、屋根のついた拝所があり、そこから向こう岸の「吉祥龍穴」を拝します。

室生寺一帯は、室生火山群に属し、柱状節理の岩が点在していますが、この吉祥龍穴も、柱状節理の中に、ぽっかりと穴が大きく開いていて、そこにしめ縄がかかっています。吉祥龍穴の右に、大きな岩盤の上を流れ落ちる滝(招雨瀑:しょううばく)もあります。

流れ落ちる水音、深い森、岩にぽっかり開いた穴に、現代人が忘れた自然のパワーを感じます。

■基本情報
住所:奈良県宇陀市室生
アクセス:近鉄室生口大野駅より奈良交通バス「室生寺」行き「室生寺」下車、バス停より徒歩30分

桃尾の滝(もものおのたき)

(桃尾の滝:著者撮影)

桃尾の滝は、奈良県天理市の布留川(ふるかわ)の上流にあり、後嵯峨天皇や僧正遍照が、古今和歌集の中で「布留の滝」と詠ったのはこの滝だと考えられています。

高さ23メートルの高さのこの滝は、春日断層崖の中では、最も大きな滝です。中世修験道の信仰の場所です。明治時代までは、蓮華王院龍福寺という密教寺院の境内の中にあり、また、石上神宮の元宮でもありました。滝壺の周りには、各時代の摩崖仏や石仏などがあり、信仰の深さを物語っています。

この滝は、滝のそばまで車で入れて、滝のしぶきを感じるところまで近づけるので、水のパワーをそのまま、浴びることができます。

■基本情報
住所:〒632-0021 奈良県天理市滝本町
アクセス:天理駅よりバスで10分
HP:https://kanko-tenri.jp/tourist-spots/east/momoonotaki/

鍋倉渓谷(なべくらけいこく)

(鍋倉渓谷:著者撮影)

鍋倉渓谷は、奈良県山辺郡山添村のフォレストパーク神野山の中にあります。大小の黒色の岩々が、幅250メートル、長さ650メートルにわたり、溶岩の流れのような景観を作り出しています。岩の下を水が流れています。流れを見られませんが、水音が聞こえます。

鍋倉渓の巨石の流れは、自然崇拝をしていた古代の人が、巨石を信仰の対象とし、星座(天の川・夏の大三角形)を地上に映したものではないかとも考えられています。天の川になぞらえた、巨石の流れを前にして、宇宙からのエネルギーを、体全体で受け止めてみましょう。

■基本情報
名称:鍋倉渓
住所:〒630-2212 山辺郡山添村大塩
アクセス:近鉄奈良駅から山添方面行バス「北野」下車
HP:https://yamazoekanko.jp/spots/nabekurakei

まとめ

奈良県の代表的なパワースポットをご紹介しました。写真や文章を読んで、心に響くものがあれば、ぜひ訪れてみてください。人生の転機になるかもしれません。

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