ここでしか味わえない!沖縄県で必ず食べるべきおすすめご当地グルメ10選!

独特の食文化がある沖縄。沖縄旅行を満喫するなら、地元ならではのグルメも試しておきたいですよね。でも何があるの?どこに行けばいいの?そんな方に、沖縄のご当地グルメとオススメ店をご紹介します。食べたら思わず唸ってしまうような、沖縄は悶絶級グルメのオンパレードです。ホテル内のレストランだけでの食事なんてもったいない!魅力あふれる沖縄グルメの数々に出会ったら、虜になってしまうこと間違いなしですよ!

1. ソウルフードの沖縄そばを食するなら「山原そば」

1. ソウルフードの沖縄そばを食するなら「山原そば」
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沖縄県民のソウルフードといえば、「沖縄そば」。地元の人でにぎわう食堂やショッピングモールのフードコートなど、県内のさまざまなお店で食べることができます。その歴史は古く、琉球王朝時代に中国から伝わったものされています。

そばと言ってもそば粉は全く使われておらず、ダシはかつお節や豚骨がベースになっています。1日あたり15万食以上が消費されている、まさに県民食です。地域によって八重山そば・宮古そば・大東そばなどとも呼ばれていたりしますね。

そんな沖縄そばの数ある名店の中でも特にオススメしたいのが、「山原(やんばる)そば」です。古民家を利用したお店は雰囲気もとても素敵です。創業以来から継ぎ足して作るあっさりしたスープと、コシがあり喉越しのよい麺が絶妙にマッチ。中でもソーキそばが一番人気で、昼時には連日行列ができるほどですが、ぜひ並んででも食べたい一品です。

■基本情報
名称:山原そば(やんばるそば)
住所:沖縄県国頭郡本部町伊豆味70-1
電話番号:0980-47-4552
営業時間:11:00~売り切れ次第終了
定休日:月・火曜日
料金の目安:ソーキそば(大)900円、三枚肉そば(大)800円

2. てびちの入った沖縄おでんなら「おでん東大」

2. てびちの入った沖縄おでんなら「おでん東大」
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冬の寒い日に食べたくなるのが、あったかい「おでん」。でも、沖縄のおでん事情は他の県とはちょっと違います。常夏のイメージがある沖縄ですが、12月~2月頃の那覇の平均気温は17℃前後。でもこの時期だけではなく、1年を通じて「おでん」が食べられています。

「沖縄おでん」は、具材に特徴があります。お店によって多少違いますが、必ずと言っていいほど入っているのが「てびち」、いわゆる豚足です。また、小松菜やレタス・水菜などの青菜やソーセージが入っている場合も多いようです。

そんな沖縄おでんが食べたくなったら、ぜひ行ってほしいお店があります。それは、創業約60年の「おでん東大」です。グツグツ煮込んでトロトロになった「てびち」をぜひ味わってみてください!コラーゲンがたっぷりの「てびち」は、特に女性にオススメです。ここでは「焼きてびち」も絶品で、訪れた人の大半が頼むメニューなんですよ。

■基本情報
名称:おでん東大
住所:沖縄県那覇市安里388-8 大江ビル1F
電話番号:098-884-6130
営業時間:21:30頃〜翌4:00頃
定休日:日・月曜日
料金の目安:おでん1人前600円~

3. 種類豊富なステーキをいただく「ステーキハウス88」

3. 種類豊富なステーキをいただく「ステーキハウス88」
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他県に比べて圧倒的にステーキ専門店が多い沖縄県。アメリカの統治下だったこともあるせいか、老舗のステーキ店がたくさんあります。沖縄ではお酒を飲んだ後のシメは、ラーメンではなく、沖縄そばでもなく、ステーキが当たり前なんだとか。

そんな沖縄県のお店で、お酒を飲まない方にもぜひともおすすめしたいお店が、1955年創業の老舗「ステーキハウス88」です。ステーキの種類が豊富なのが特徴です。Tボーンやテンダーロインステーキはもちろん、アグー豚やハンバーグなどのメニューも揃っています。各メニューには、スープやサラダ、ライスかトーストが付いてきます。

ゴーヤちゃんぷるや海ぶどう、島らっきょうなどの郷土料理もあるので、家族でぜひお出かけしてみてください。本店は那覇市辻にありますが、那覇市内で最も賑わう国際通り沿いにもあります。ここなら食事前後の空いた時間にショッピングも一緒に楽しめますね!

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■基本情報
名称:ステーキハウス88 国際通り店
住所:沖縄県那覇市牧志3-1-6 勉強堂ビル2F
電話番号:098-866-3760
営業時間:11:00〜23:00
定休日:年中無休
料金の目安:テンダーロイン(上ヒレ)ステーキS 100g 1600円~
HP:http://s88.co.jp/

4. 沖縄ならではのもずくの天ぷらの名店「中本鮮魚天ぷら店」

4. 沖縄ならではのもずくの天ぷらの名店「中本鮮魚天ぷら店」
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沖縄県が全国生産量の99%をしめている「もずく」。酢の物のイメージが強いかもしれませんが、沖縄ではみそ汁やサラダ、天ぷらなどの料理によく使われます。中でも手軽に食べられる天ぷらは、地元の人はもちろん観光客にも大人気の一品です。

沖縄本島の南部・南城市にある奥武島は、もずく漁が盛んな島として有名です。島と言っても橋でつながっているので、アクセスもとても便利なんですよ。沖縄の天ぷらは衣が厚く味も付いているので、何も付けなくてもおいしいのが特徴です。外はカリッと中身はフワッとしていて、ほんのりもずくの甘さが口の中に広がります。

奥武島には天ぷらを扱うお店がいくつかありますが、オススメは「中本鮮魚天ぷら店」。なんと1つ65円~とリーズナブルなのも嬉しいポイントですね。平日でも行列ができる有名店ですが、行く価値のあるお店です。もずくの他にも、アーサやイカ、ウムクジ(紅芋)などの天ぷらもありますよ。

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■基本情報
名称:中本鮮魚てんぷら店
住所:沖縄県南城市玉城字奥武9
電話番号:098-948-3583
営業時間:10:00〜18:00
定休日:年中無休
料金の目安:もずく・アーサなど天ぷら各種65円~
HP:http://nakamotosengyoten.com/

5. 絶品の地元料理・骨汁を味わうなら「味処まるなが」

5. 絶品の地元料理・骨汁を味わうなら「味処まるなが」
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沖縄の食文化は、みそ汁・中身汁・ヤギ汁・イラブー汁・アバサー汁・アーサ汁など、汁物の種類が多いようです。なかでも、最近さまざまなメディアに取り上げられて、県外からも注目を集めているのが「骨汁(ほねじる)」です。

沖縄そばのスープを作るために使っていた豚骨は、ダシを取った後に廃棄されていました。しかし旨みの詰まった肉が残る骨を、そのまま捨ててしまうのはもったいないと言うことから考えられたのが、この「骨汁」です。現在は各店オリジナルのスープで豚骨を煮込んで作っていて、店ごとに味わいが違うので食べ比べるのもオススメです。

そんな「骨汁」を味わってみたいという方は、ぜひ「味処まるなが」へ。スープの中には柔らかくなった肉の付いた骨のほか、レタスやすりおろしたショウガなどが入っています。パンチのあるビジュアルに怯むことなく、ガッツリと食べてほしい料理です。ただ1日当たり20食程度しか提供されないので、開店前にはお店に到着していた方が安心ですよ。

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■基本情報
名称:味処まるなが
住所:沖縄県沖縄市海邦町13-10
電話番号:098-939-4312
営業時間:10:00〜21:00
定休日:不定休
料金の目安:骨汁(ライス付き)600円~

 
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6. 沖縄土産の定番「歩のサーターアンダギー」

6. 沖縄土産の定番「歩のサーターアンダギー」
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沖縄のお土産の定番として、広く知られている「サーターアンダギー」。この「サーター」は砂糖、「アンダ」は油、「アギー」は揚げるを意味していて、名前の通り砂糖を使った揚げ菓子です。沖縄滞在中のおやつにも食べるのもいいですが、賞味期限が10日ほどあるのでお土産にもピッタリです。

沖縄観光の定番・第一牧志公設市場へ出かけた際には、2階にある「歩のサーターアンダギー」へもぜひ立ち寄ってみてください。小麦粉や砂糖・卵黄・ミルクなどシンプルの素材で作られているので、飽きのこない味わいですがピーナッツバターが隠し味になっているようです。人気店ですので、売り切れ次第終了してしまいます。お出かけは早い時間がベストです!

■基本情報
名称:歩のサーターアンダギー
住所:沖縄県那覇市松尾2-10-1
電話番号:098-863-1171
営業時間:10:00〜売り切れ次第終了
定休日:日曜日
料金の目安:9個入り 756円
HP:http://www.tedako.net/

7. ボリューム満点のタコライスが魅力の「キングタコス」

7. ボリューム満点のタコライスが魅力の「キングタコス」
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沖縄県民が愛するタコライスも、沖縄県以外ではほとんど見かけることができません。それは沖縄という地域の特性から生まれたものだからです。このタコライスは、本島中部・金武町にあった「パーラー千里」の創業者・儀保松三氏が1984年に作ったのが始まりです。

近くには米軍基地のキャンプハンセンがあり、安くてボリュームのあるメニューを提供することを考えたそうです。軍人に人気のタコスからヒントを得て、ご飯の上にタコスの具材を乗せたものがタコライスとなり、県内全域に広がっていきました。

残念ながら2015年にその「パーラー千里」は閉店してしまいましたが、その味を引き継いでいるのが「キングタコス」です。本島の中部エリアを中心に店舗を展開していますが、金武町に本店があります。かなりのボリュームがあるのが「キングタコス」の特徴なので、お腹を空かせてから出かけましょう!テイクアウトもできます。

■基本情報
名称:キングタコス 金武本店
住所:沖縄県国頭郡金武町字金武4244-4
電話番号:090-1947-1684
営業時間:10:03〜翌1:00
定休日:年中無休
料金の目安:タコライス(ライスとミートのみ)400円~

8. 沖縄風のちゃんぽんがおいしい「お食事処みかど」

8. 沖縄風のちゃんぽんがおいしい「お食事処みかど」
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一般的に「ちゃんぽん」と言えば、長崎名物の麵料理を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし沖縄で「ちゃんぽん」をオーダーすると、なんとご飯が出てきます!野菜炒めを卵でとじてご飯にのせたものが、沖縄における「ちゃんぽん」なのです。たくさんの野菜と豚肉またはポークランチョンミートなどを、濃い目の味付けをして卵でとじます。

大盛りのご飯にどっさり乗った、インパクト大な食べ物に出会いたいなら「お食事処みかど」へ行ってみましょう。ここの「ちゃんぽん」の特徴は、コンビーフハッシュを使っていること。また24時間営業なので、お腹が空いたらいつでも行けること!地元の人たちで賑わっていますが、観光客でも気軽に立ち寄れる雰囲気の良さも自慢の1つ。滞在中に一度は出かけてみましょう。

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■基本情報
名称:お食事処みかど
住所:沖縄県那覇市松山1-3-18
電話番号:098-868-7082
営業時間:24時間
定休日:1月1~3日、旧盆
料金の目安:ちゃんぽん(みかど風)600円~

9. 沖縄名物のじゅーしーを食べるなら「きしもと食堂本店」

9. 沖縄名物のじゅーしーを食べるなら「きしもと食堂本店」
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「じゅーしー」とは沖縄風の炊き込みご飯のことで、作り方は非常にシンプルです。人参やしいたけ・細かく刻んだ豚肉などの具材とお米を、豚肉の煮汁で炊いたのが一般的です。お店によって味付けや具材・ご飯の硬さなどが違いますので、食べ比べてみるのも楽しいですね。

沖縄そばの超有名店「きしもと食堂本店」でも、「じゅーしー」を味わうことができます。1905年創業の老舗であり、沖縄そばの大・小と「じゅーしー」しかメニューにありません。少し甘目の味付けで、豚肉やしいたけ・ネギが入っているのが特徴です。ぜひ沖縄そばとセットで食べてみてください。ただし、「じゅーしー」は100食限定なので、売り切れ注意です。

■基本情報
名称:きしもと食堂本店
住所:沖縄県国頭郡本部町渡久地5
電話番号:0980-47-2887
営業時間:11:00~売り切れ次第終了
定休日:水曜日
料金の目安:じゅーしー 250円 (100食限定)

10. 地元スイーツの沖縄ぜんざいが有名な「富士家・泊本店」

10. 地元スイーツの沖縄ぜんざいが有名な「富士家・泊本店」
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「ぜんざい」と言えば温かいもの、というイメージの方が多いかもしれません。しかし、沖縄で「ぜんざい」は夏に食べるひんやりスイーツなのです!「沖縄ぜんざい」は、台湾や東南アジアなどで緑豆を使って作られていた氷菓が起源だそうです。その後、手に入りやすかった金時豆や押し麦などを利用して、かき氷と合わせたことで沖縄ぜんざいの歴史が始まります。

ぜんざいの専門店があるほど、沖縄県にすっかり定着しているスイーツです。県内のお店で提供される「沖縄ぜんざい」は、黒糖で甘く似た金時豆と白玉の上にたっぷりとかき氷を乗せたスタイルが一般的です。中には、アイスクリームやフルーツをトッピングしたものもあります。

そんな沖縄ぜんざいを、観光途中でも立ち寄りやすい「富士家・泊本店」でぜひ味わってみませんか?すっきりした甘さの煮豆と小さな白玉、そして豆の煮汁を凍らせて作ったかき氷が見事にマッチしています。タコライスや三枚肉そばなどのフードメニューもあるので、食後のデザートに「沖縄ぜんざい」というのもアリですね。

→かわいくておいしい!沖縄で必ず食べるべきおすすめスイーツ10選!

■基本情報
名称:富士家・泊本店
住所:沖縄県那覇市泊2-10-9
電話番号:098-869-4657
営業時間:11:00~21:00
定休日:年末年始
料金の目安:富士家ぜんざい 370円
HP:http://www.zenzainofujiya.com/

沖縄でしか味わえないご当地グルメを満喫しよう!

気になるグルメはありましたでしょうか?今回ご紹介したのは、実は沖縄グルメのまだまだほんの一部にすぎません。滞在中に全て制覇するのは難しいかもしれませんが、ぜひおすすめのお店に足を運んでみてください。いずれも人気店なので、行列ができていても諦めないで!食べたらきっと誰かに自慢したくなる、自慢のお店ばかりです。ぜひ沖縄ならではのご当地グルメを楽しんでいってくださいね。

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