絶対外れない!京都でおすすめの絶品抹茶・和風スイーツの人気店10選!

観光客に最も人気がある日本の観光地といえば、やはり京都ですよね。平安時代から江戸時代まで日本の中心地でだった京都には、江戸の「粋」な文化とは異なる、「雅」あるいは「趣」ある文化が、今も息衝いています。古式ゆかしい町並みを眺めながら食べるデザートといえば、やはり京都を代表する生の和菓子でしょう。今回は、京都らしい趣向溢れる絶品のおすすめスイーツの数々を、近場の観光名所や代表銘菓の歴史とともにご紹介します。

1. 創作和スイーツ祇園フォンデュが有名な「ジュヴァンセル 祇園店」

1. 創作和スイーツ祇園フォンデュが有名な「ジュヴァンセル 祇園店」
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祇園祭の開催元であることや、全国の八坂神社の総本社なことで有名な京都の八坂神社。通称「祇園さん」と呼ばれるこの神社から、約100メートルほど離れた場所にあるのが、創作和スイーツのカフェ「ジュヴァンセル 祇園店」です。

この店の名物和スイーツは、抹茶をベースにしたチョコレートにパウンドケーキやフルーツ、団子を付けて食べる「祇園フォンデュ」。小箱に入った具材の数々は、見た目も鮮やかで美しいのが特徴。その具材を、上品な抹茶の味わいがするソースに付けて頂きます。

そんな「祇園フォンデュ」は、ここジュヴァンセル祇園店でのみ提供されている特別創作和スイーツメニューなんです。現在の京都の趣を感じながら、ここでしか味わえない上品な味覚の逸品をぜひ食べてみてはいかがでしょうか?

■基本情報
名称:ジュヴァンセル 祇園店
住所:京都府京都市東山区清井町482 京ばんビル2F
電話番号:075-551-1511
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
アクセス①:祇園四条駅より徒歩10分
アクセス②:河原町駅より徒歩15分
HP:http://www.jouvencelle.jp/

2. 茶房にいる気分でスイーツが味わえる「茶寮 宝泉」

2. 茶房にいる気分でスイーツが味わえる「茶寮 宝泉」
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約12,000種もの植物で賑わう日本初の植物園「京都府立植物園」や、ユネスコの古都京都の文化財として世界遺産に登録されている「下鴨神社」など、数々の有名観光名所の近くにある人気のスイーツのお店が「茶寮 宝泉」です。

こちらのお店では、抹茶や玉露といったお茶と、ぜんざいなどの和菓子を扱っています。日本式家屋の縁側からは日本庭園を臨むことができ、その雰囲気が茶菓子の味を引き立たせてくれるだけでなく、古都京都の素晴らしさの真髄を、観光客の方々に伝えてくれるでしょう。

伝統的なお茶と一緒に味わう上品な和菓子は絶品です!その日のもてなしの分だけを、その日に用意する。作りおきをしないからこそおいしい京都の生菓子をぜひ味わってみましょう。

■基本情報
名称:茶寮 宝泉
住所:京都府京都市左京区下鴨西高木町25
電話番号:075-712-1270
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日・木曜日
アクセス①:出町柳駅より徒歩20分
アクセス②:市バス・京都バス下鴨東本町より徒歩3分
HP:http://www.housendo.com/

3. 伝統銘菓くずきりとぜんざいを味わおう「鍵善良房」

3. 伝統銘菓くずきりとぜんざいを味わおう「鍵善良房」
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北大路魯山人の作品展示室があることで知られ、書院からは八坂神社を臨むことができる京都の人気観光スポット「何必館 京都現代美術館」の近くにあり、路地奥にひっそりと佇んでているくずきり・ぜんざいのお店が「鍵善良房 四条本店」です。

日本の江戸時代に誕生した由緒正しい和菓子の名店です。こちらのお店では、小麦粉を使用した関東くずきりとは違った、葛を使用した京菓子のくずきりを頂くことができます。

元々は付近の茶屋に仕出ししていたものを、評判の高さから自ら店頭で出すようになったもので、味は折り紙付きの逸品!京都の現代美術を堪能した後に、伝統の銘菓「葛きり」の奥深い味を、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。

■基本情報
名称:鍵善良房 四条本店
住所:京都府京都市東山区祇園町北側264
電話番号:075-561-1818
営業時間:9:30~18:00
定休日:月曜日
アクセス:祇園四条駅より徒歩3分
HP:http://www.kagizen.co.jp/

4. 豆餅と葛まんじゅうで有名な老舗和菓子店「出町ふたば」

4. 豆餅と葛まんじゅうで有名な老舗和菓子店「出町ふたば」
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日本のメディアで取り上げられることも多く、店そのものが観光名所と化している超人気店の「出町ふたば」。出町ふたばは、若狭から始まり京都で終わる鯖街道の終点にある京都の「出町商店街」の一角にあります。

地域密着型のこちらの商店街は、近年でこそインターネットの口コミで認知度があがってきましたが、京都の観光ガイドでもあまり取り上げられない隠れ家的な場所なことや、近辺に有名な神社仏閣がひしめいていることから、日本人にとっては穴場観光スポットとして、一部の人に熱烈な人気を誇っています。

そんな出町ふたばの看板商品は「豆餅」。見た目は日本人には馴染み深い豆大福の形をしていますが、そこはやはり人気店だけあってここの豆餅は一味違います。こじんまりとして、ひとくちサイズに近いサイズの豆餅は、いつでも行列の絶えない店先に、シンプルながらも味わい深い様々な種類の豆大福とともに並んでいます。ぜひ京都の穴場観光スポットを散策しながら、豆餅を味わってみてくださいね。

■基本情報
名称:出町ふたば
住所:京都府京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
電話番号:075-231-1658
営業時間:8:30~17:00
定休日:火曜日・第4水曜日
アクセス①:出町柳駅より徒歩5分
アクセス②:市バス・京都バス河原町今出川より徒歩2分

5. お餅の焼きたてのもちもちの食感を楽しむ「ぎおん徳屋」

5. お餅の焼きたてのもちもちの食感を楽しむ「ぎおん徳屋」
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祇園の八坂神社の門前町として栄えた「西花見小路」がある祇園町南側。このエリアは、京都らしさを象徴する格子戸や出格子や駒寄のある建物が並び、花街として芸妓や舞妓が練り歩く場所でもある、京都有数の人気観光スポットです。

その祇園町南側の一角にある、人気の京スイーツのお店が「ぎおん徳屋」です。おしるこやぜんざい、わらび餅といった伝統的な和菓子を扱う甘味処には、専用のコンロが置かれており、なんと自分で餅を焼くこともできるようになっています!

自分好みに焼いた餅を、丹念に濾された小豆の入ったおしるこやぜんざいと共に頂く。こんなに風情のある贅沢な時間は他にありません!ぜひ紅殻格子の軒並みの中で、京都を感じてみませんか。

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■基本情報
名称:ぎおん徳屋
住所:京都府京都市東山区祇園町南側570-127
電話番号:075-561-5554
営業時間:12:00〜18:00
定休日:無休
アクセス①:祇園四条駅より徒歩5分
アクセス②:河原町駅より徒歩8分
アクセス③:三条京阪駅より徒歩10分
HP:http://gion-tokuya.jp/

 
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6. 日本唯一の金平糖専門店「緑寿庵清水」

6. 日本唯一の金平糖専門店「緑寿庵清水」
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南北朝時代より明治時代まで政治の中心地であった「京都御所」。現在も皇室関連施設として一般に公開される日は限られていますが、京都への観光旅行では一度は見ておきたい人気の観光スポットです。

そんな京都御所のある左京区にあり、金平糖の専門店として知られる超人気のお店が「緑寿庵清水」です。もともと金平糖はポルトガル発祥のお菓子でしたが、日本での歴史もとても古く、その伝来は1546年になります。当時は大変に貴重な品として、武家などの上流階級でのみ食されていました。

そして時は流れ、現在に残る日本における金平糖の唯一の専門店は、緑寿庵清水のみとなりました。一子相伝の伝統の味を、せっかく京都に来たのであれば是非とも味わってみて下さい。

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■基本情報
名称:緑寿庵清水
住所:京都府京都市左京区吉田泉殿町38-2
電話番号:075-771-0755
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日・第4火曜日
アクセス:出町柳より徒歩10分
HP:http://www.konpeito.co.jp/

7. ふんわりとした食感のかき氷が人気の「二條若狭屋 寺町店」

7. ふんわりとした食感のかき氷が人気の「二條若狭屋 寺町店」
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削った氷にシロップをかけて頂くかき氷。日本の夏の風物詩ともいえる存在です。その歴史は意外に古く、史実においては平安時代にまで遡るそうです。平安時代の文学作品で今尚その評価が高い清少納言の「枕草子」の中で、削った氷に蔦の樹液などをかけて食したと記されています。

そんなかき氷を京都で食べるのであれば、ぜひともおすすめしたいのが、「二条若狭屋 寺町店」です。こちらのかき氷は、雪のようにふんわりとした口溶けの氷に、チョコレート・抹茶・煎茶・きな粉など、シロップやトッピングの種類もたくさん用意されています。

追加トッピングもとても豊富で、しかも別添えで提供されるので、食べながら途中で味の調整が可能なのが、また嬉しいポイントです。和洋どちらの味もまんべんなく味わえるかき氷を、日本古来の歴史に想いを馳せながら味わってみるのも、とても風流かも知れませんね。

■基本情報
名称:二條若狭屋 寺町店
住所:京都府京都市中京区榎木町67
電話番号:075-256-2280
営業時間:10:00〜18:00
定休日:水曜日
アクセス①:京都市役所前駅より徒歩4分
アクセス②:神宮丸太町駅より徒歩9分
アクセス③:三条駅より徒歩10分
HP:http://www.kyogashi.info/

8. ひとくちサイズの可愛らしい和菓子の箱詰め「京菓匠 高野屋貞広」

8. ひとくちサイズの可愛らしい和菓子の箱詰め「京菓匠 高野屋貞広」
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京の都の時代に、天皇が退いた後に使用していた場所を離宮と言います。中でも12世紀から14世紀まで使用されていた鳥羽離宮は、とても有名で京都でも有数の観光スポットとなっています。

その鳥羽離宮の近くにある、人気の和菓子のお店が「京菓匠 高野屋貞広」です。その代表銘菓は半生菓子の「花の宵」。なんと季節ごとに中身が変化する、京ならではの遊び心が詰まった和菓子です。

中に詰まっている和菓子は全てひとくちサイズで、とても食べやすいのがまた魅力的です。松露、落雁、求肥、焼き物、ゼリー、などなど、贅を尽くした和菓子の詰め合わせとなっています。ぜひこちらのお店で、京都の季節の味覚をぜひ堪能していってくださいね。

→あなたはいつ行く?季節ごとの京都観光のおすすめの魅力を徹底比較!

■基本情報
名称:高野屋貞広
住所:京都府京都市南区上鳥羽塔ノ森柴東町19-1
電話番号:075-662-6263
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜日・祝日
アクセス:上鳥羽駅より徒歩15分
HP:http://www.takanoya.co.jp/

9. 京きなこで頂くみたらし団子「みたらし団子 古都香」

9. 京きなこで頂くみたらし団子「みたらし団子 古都香」
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下鴨神社の鎮守の森として有名な「糺すの森」は、東京ドーム3個分の広さを誇る原生林です。その原生林の中には、縁結びの象徴として伝えられている「連理の賢木」など、様々な伝承を有しており、人気の観光地となっています。

「みたらし団子 古都香」は、その糺すの森のすぐ近くにある、下柳町のみたらし団子のお店です。糺すの森の伝承には、「御手洗池(みたらしいけ)の泡」というものがあり、御手洗池の泡から生まれたお菓子がみたらし団子だと伝えられています。そうした土地柄もあり、みたらし団子で有名な「古都香」。

こちらのお店では、近江米で作られた団子に、秘伝のタレやきな粉を付けて、お茶や紅茶とともに頂くことができます。ぜひ日本古来の伝統の味を楽しんでいってくださいね。

■基本情報
名称:みたらし団子 古都香
住所:京都府京都市左京区田中下柳町17
電話番号:075-712-1939
営業時間:10:30〜18:00
定休日:火曜日・第2第4水曜日
アクセス:出町柳駅より徒歩1分
HP:http://www.kyoto-kotoka.com/

10. 京都といえばやはり八ツ橋「おたべ本館」

10. 京都といえばやはり八ツ橋「おたべ本館」
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「古都京都の文化財」として世界遺産に認定されている東寺真言宗の総本山「教王護国寺 東寺」は、平安京鎮護の為に建立された寺院で、現在でも多くの観光客を集める観光スポットです。東寺から南に下った先にあるのが、京都の代表的銘菓である八ツ橋を扱う「おたべ本館」です。

なんと、京都土産の売上の約半分を占める八ツ橋は、京都で生まれた伝統的なお菓子です。初めに生まれたのが、江戸時代に作られた片八ツ橋と呼ばれる焼き菓子。その後、生地を蒸しただけの生八ツ橋が、そこに更に餡を入れた餡入り生八ツ橋が生まれました。現在流通している八ツ橋はこれら3種のいずれかになります。

おたべの店舗はいくつかありますが、それらは全ておたべ本館に併設されている工場で生産されたものです。そのため、建物が店舗というよりは工場のような佇まいとなっていますが、出来たての八つ橋が食べられるとあって、行列のできる人気店となっています!ぜひ出来立てでおいしい八ッ橋をここでいただいてみましょう!

→京都で必ず食べたい!絶品八ツ橋があるおすすめの人気のお店4選!

■基本情報
名称:おたべ本館
住所:京都府京都市南区西九条高畠町35-2
電話番号:075-681-8284
営業時間:9:00〜18:00
定休日:無休
アクセス:十条駅より徒歩11分
HP:http://www.otabe.kyoto.jp/

京都のおいしい和風スイーツを食べてみましょう!

いかがでしたでしょうか?京都は、やはり何千年にも及ぶ古都だけあり、ご当地スイーツも本当に豊富です。古くからの伝統を引き継いできたものから、現代の最新のスイーツに至るまで、いろんなものを味わうことができます。なにを味わうか迷ってしまいそうですが、そんなときはぜひこのリストを参考にしてみてください。あなたを感動させる味を提供してくれる素敵なお店ばかりですよ。ぜひ京都の絶品スイーツをたくさん味わっていってくださいね。

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