とにかく美しすぎる!京都で満開の桜が見られるおすすめの花見の名所10選!

四季折々の姿を見せる古都京都。秋の紅葉や冬の雪景色、夏の深緑も美しいですが、春の桜の美しさは格別です。方々に桜の名所がある京都は、観光名所がそのまま桜の名所になっているところも多く、金閣寺や清水寺などの桜を思い浮かべる人も多いでしょう。今回は、そんな見所満載の京都で、少し穴場な観桜スポットを紹介します。

1. 中庭の桜が見事な「京都府庁旧本館」

1. 中庭の桜が見事な「京都府庁旧本館」
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国の重要文化財にも指定されている京都府庁旧本館は、ルネサンス様式の建築物で、1904年に竣工されました。かつては京都府庁舎として利用されていましたが、現在は観光スポットとして多くの人が訪れる場所となっています。現存する日本最古の議場とされる京都府庁旧本館の中庭には、円山公園のしだれ桜の血統である桜の他に7本の桜があり、春の訪れとともに、訪れる観光客の目を楽しませてくれます。

2010年にはそのうちの1本が、珍しい品種として佐野藤右衛門氏によって「容保桜(かたもりざくら)」と命名されました。美しい中庭の造園や建築物とともに桜が楽しめる観桜スポットです。せひ訪れてみてくださいね!

■基本情報
名称:京都府庁旧本館
住所:京都府京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町
TEL:075-411-5000
営業時間:8:30~17:15
定休日:無休
アクセス:丸太町より徒歩10分

HP:http://www.pref.kyoto.jp/
地図:「京都府庁旧本館」への地図

2. 薄緑色の桜も美しい「雨宝院」

2. 薄緑色の桜も美しい「雨宝院」
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隠れた桜の名所として有名なのが、弘法大師空海開基の雨宝院です。本尊が大聖歓喜天なことから、別名西陣聖天宮とも呼ばれています。桜の見頃の季節ともなると、歓喜桜や観音桜、松月桜など、境内には様々な桜が満開になります。その中でもひときわ、異彩を放つのが薄緑色の御衣黄桜です。薄く緑色に染まった桜は、薄紅色の他の桜の中にあって際立って見えます。

勿論、他の桜も美しく、境内に降り注ぐ桜の花びらの美しさは格別です。拝観料は無料。お土産にパンフレット(100円)や、お守りなどが売られています。一度訪れてみてはいかがでしょう?

■基本情報
名称:雨宝院
住所:京都府京都市上京区上立売通浄福寺東入聖天町9-3
TEL:075-441-8678
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
アクセス:今出川浄福寺バス停から徒歩5分

地図:「雨宝院」への地図

3. 400本もの桜が咲き乱れる「元離宮二条城」

3. 400本もの桜が咲き乱れる「元離宮二条城」
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近代日本において皇室の離宮として利用されていた二条城は、江戸時代に造営された城で、国の史跡に指定されている建築物です。また、二の丸御殿は国宝として、城内の22棟の建築物が重要文化財として指定されています。1994年にはユネスコの世界遺産にも登録も。美しい建築物とともに楽しめる桜の本数は、里桜やしだれ桜などをはじめとする約400本。

城内に咲き乱れる桜は、シーズンになるとライトアップされ、その美しさは格別、観光客を楽しませてくれます。ライトアップの期間は、開園時間も延長。21:30まで、照らし出された桜を見ることができます。カップルで楽しめそうですね!

■基本情報
名称:元離宮二条城
住所:京都府京都市中京区二条城町541
TEL:075-841-0096
営業時間:8:45~17:00
定休日:無休
アクセス:地下鉄二条城前駅より徒歩5分

HP:http://www2.city.kyoto.lg.jp/
地図:「元離宮二条城」への地図

4. JR東海のCMで一躍有名に「善峯寺」

4. JR東海のCMで一躍有名に「善峯寺」
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樹齢300年にもなるしだれ桜が美しいと評判の善峯寺。経堂にあるこの桜は、江戸幕府三代将軍徳川家光の側室で、五代将軍綱吉の生みの親でもある桂昌院が、手づから植えた桜と伝えられています。もみじと桜の日本の巨木が絡み合う不思議な結び木は、桜の季節には見事に咲き誇り、その様は、JR東海のシリーズCM「そうだ、京都、行こう。」で放映され、一躍有名になりました。

しだれ桜の他にも、彼岸桜、山桜、ぼたん桜などがあり、4月の桜のシーズンには、約100本の桜が、時期をずらしつつ境内にて咲き誇り、その見頃はひとつき近く続きます。美しい景色をみたくはないですか?

■基本情報
名称:善峯寺
住所:京都府京都市西京区大原野小塩町1372
TEL:075-331-0020
営業時間:8:00~17:00
定休日:なし
アクセス①:向日町駅から阪急バスで40分
アクセス②:東向日町駅から阪急バスで30分

HP:http://www.yoshiminedera.com/
地図:「善峯寺」への地図

5. 和歌にも詠まれた「仁和寺」

5. 和歌にも詠まれた「仁和寺」
photo by yatzu817   /   embedded from Instagram

真言宗御室派の総本山である仁和寺は、888年に宇多天皇によって落成されました。この宇多天皇が出家後、仁和寺に御室と呼ばれる僧坊を建てて移り住んだことから、別名「御室御所」とも呼ばれています。桜の名所として有名な仁和寺。春には多くの観桜客が訪れますが、金堂前の染井吉野や鐘楼前のしだれ桜など、境内を彩る桜の中でも最も美しいと評判なのが、西側に咲く遅咲きの「御室桜」です。その美しさはいくつもの和歌に詠われるほど。

普段は拝観料は無料ですが、桜のシーズンにはイベントが催されることもあり、その間だけ拝観料が必要になることがあります。桜をバックに写真をとってみませんか?

■基本情報
名称:仁和寺
住所:京都府京都市右京区御室大内33
TEL:075-461-1155
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
アクセス①:円町駅下車、市バス26番から約10分
アクセス①:御室仁和寺駅より徒歩約3分

HP:http://www.ninnaji.or.jp/
地図:「仁和寺」への地図

 
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6. 与謝野晶子が愛でた「円山公園」

6. 与謝野晶子が愛でた「円山公園」
photo by zhishanpu   /   embedded from Instagram

鑑賞上価値が高い土地を国が指定する名勝に選ばれている円山公園。京都市内で最も古い公園は、かつては神社仏閣の境内の一部でした。火災で焼失したのち、1912年に現在の回遊式日本庭園の形に整えられました。園内にはしだれ桜や染井吉野をはじめとする約680本もの桜が植えられいます。春になると訪れた観光客の目を楽しませてくれるますよ!

最も有名なのは、園内の中央付近に植えられている与謝野晶子が愛でたと言われる「祇園の夜桜(一重彼岸枝垂桜)」です。初代は残念ながら枯れてしまいましたが、初代の種子を育てた二代目が、現在はその場で咲き誇っています。ぜひ足を運んでみてください。

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■基本情報
名称:円山公園
住所:京都府京都市東山区円山町
TEL:075-561-1350
定休日:無休
アクセス:京都駅から市バス206系統より20分、祇園バス停下車後徒歩3分

HP:http://www.city.kyoto.lg.jp/
地図:「円山公園」への地図

7. 右近の橘、左近の桜「平安神宮」

7. 右近の橘、左近の桜「平安神宮」
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1895年、平安遷都1100年を記念して建てられた平安神宮は、平安京遷都時の大内裏を復元したものです。火災などもありましたが、その都度復元され、現在の形に至った平安神宮。2010年には、大極殿を含む六棟が国の重要文化財に指定されています。そんな平安神宮では、シーズンになると、紅しだれ桜や彼岸桜をはじめとする約300本の桜が咲き誇ります。

特に有名なのが大極殿前の、「右近の橘」と対になっている「左近の桜」です。白い花を咲かせる「左近の桜」の他に、「里帰りの桜」と呼ばれる神苑にある紅枝垂桜も有名です。足を運ぶ価値ありです。

■基本情報
名称:平安神宮
住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町
TEL:075-761-0221
営業時間:8:30~18:00
定休日:なし
アクセス:東山駅より徒歩10分

HP:http://www.heianjingu.or.jp/
地図:「平安神宮」への地図

8. しだれ桜のトンネルが続く「加茂川 半木(なからぎ)の道」

8. しだれ桜のトンネルが続く「加茂川 半木(なからぎ)の道」
photo by miyi8889   /   embedded from Instagram

京都府立植物園の西側、加茂川べりにある「半木の道」は、おおよそ800メートルに渡って紅しだれ桜が咲き誇る桜のトンネルとなっています。「半木の道」の由来は、今の京都府立植物園がある場所が、度々流木が流れ着いたことから「流木(ながれぎ)神社の森」と呼ばれるようになり、それが長い時間を経て「半木(なからぎ)」へと変じたからだとされています。

加茂川は東に高野川があり、合流して鴨川になるため、「半木の道」以外にも並木が続いています。桜の季節になると、三者三様に桜が咲き誇る川べりとなるので、是非散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■基本情報
名称:加茂川 半木(なからぎ)の道
住所:京都府京都市左京区下鴨半木町
TEL:075-222-4130
営業時間:24時間
定休日:なし
アクセス①:北山駅より徒歩8分
アクセス②:北大路駅より徒歩8分

地図:「加茂川 半木(なからぎ)の道」への地図

9. 庭園に咲き誇る桜も見事な世界遺産「平等院」

9. 庭園に咲き誇る桜も見事な世界遺産「平等院」
photo by manumarfer   /   embedded from Instagram

998年に建設され、それから1000年もの長きに渡って、過去の遺産を現在に伝え続ける平等院。古都京都の文化財として世界遺産にも登録されているこの建造物でも、春の桜の季節ともなれば、美しい桜を随所に見ることができます。染井吉野やしだれ桜が庭園を囲むように咲き誇るだけでなく、水面にその姿を映す様子は圧巻のひとこと。

近くを流れる宇治川沿いにも桜が咲くので、少し足を伸ばして両方の桜を楽しむのもおすすめです。日本の歴史的価値のあるここ平等院で、美しい桜を見てみませんか?!その美しさに心奪われること間違いなしです!

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■基本情報
名称:平等院
住所:京都府宇治市宇治蓮華116
TEL:0774-21-2861
定休日:なし
アクセス:宇治駅より徒歩10分

HP:http://www.byodoin.or.jp/
地図:「平等院」への地図

10. 琵琶湖の水が流れる「山科疏水の桜」

10. 琵琶湖の水が流れる「山科疏水の桜」
photo by leather315   /   embedded from Instagram

水源から水を引くために作られた疏水の中でも、山科疏水は、春になると両岸に咲き誇る桜が美しいと人気の観桜スポットです。琵琶湖を水源とする山科疎水は、両岸を東山自然緑地として、山桜を中心に約660本もの桜が植えられ、散策コースとなっています。桜だけでなく菜の花といった花も植えられているので、萌える春の鮮やかな景色を楽しめます。

また、安朱橋から北へ行くと、こちらも桜のメッカである「毘沙門しだれ」がある毘沙門堂にたどり着きます。のんびりと散策を楽しみながら、桜を愛でるのにいかがでしょうか。その景色に圧倒されるはずです!

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■基本情報
名称:山科疏水の桜
住所:京都市山科区四ノ宮新開畑
TEL:075-643-5405
定休日:無休
アクセス:山科駅より徒歩10分

地図:「山科疏水の桜」への地図

京都でお花見を楽しもう!

いかがでしょうか?日本の古都「京都」。日本人だけでなく、海外の方からも観光先として人気ですよね。美しい街並、美味しい料理、そして歴史を感じさせるような神社やお寺。そのどれをとっても素晴らしいもので、全てオススメです。是非日本観光する際には、ここ京都にいらしてください!あなたの求めていたものがきっとここにはあるはずです!もちろん、桜の季節には美しい桜を見に行ってくださいね

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